LoginSignup
38
36
エンジニアキャリアについてあなたの考えをシェアしよう!

60代「よわよわエンジニアの転職は打ちのめされてからが本番だった」転職(30)

Last updated at Posted at 2023-04-30

■40代よわよわエンジニアの転職は打ちのめされてからが本番だった
https://anond.hatelabo.jp/20230415000359

なるほどと思った記事でした。
おんなじような経験、相似な構造を見つけ、私の場合はどんなんだっけと書き出そうとしています。

元記事の引用について、元記事ご本人の了解はまだ得ていません。ごめんなさい。「60代の」よわよわエンジニアです。 

ひとつひとつ引用させていただいて、関係あることを書かせてください。途中まで書いて、元記事ご本人の許可を得るように元記事にコメントさせていただきました。最初は限定公開にしました。

p.s. 20230430 追記 

いったん、公開にさせてください。

公開に条件があれば、条件に合わせた書き直しをさせていただきます。

引用表示が元記事です。本文が私の記憶、経験、感想です。

見出しは、私が勝手に入れました。

p.s.2. 20240218 追記

六回の転職二回の転勤 成功と失敗
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/60fd6dc1712d007050b4

エンジニアの項目を追記しました。他も少し加筆。

<この項は書きかけです。順次追記します。>
This article is not completed. I will add some words in order.

目次(content)

目次(content)
前提
元記事転載と逐条解説
 よわよわ第一の特徴;相談できる人がいない
言語(language)
エンジニア
カジュアル面談
 よわよわ第二の特徴:人と話すのが苦手
内定
 よわよわの第三の特徴:決断の時期を逃す。
ベンチャー
中間管理職
技能(skill)
安全分析(safety analysis)
英語(English)
やばい
とっつきやすい
ソースコード
前向き(positive)
立場によって見え方が違う
最後の転職
参照(Reference)
自己参照
文書履歴(document history)

前提 

ソフトウェア開発において、誰が使うプログラムを書くかで、作業の進め方(process)が全く違うかもしれないことを前提として記録する。 

  1. プログラマ(作者自身を含む)が使うプログラム
  2. 自組織(プログラマ以外を含む)で使うプログラム
  3. 他者(他組織)が使うプログラム
  4. 派遣

プログラマ(作者自身を含む)が使うプログラム

プログラマが使うプログラムの場合は、検証よりも妥当性を確認する。 
妥当性が確認できれば、検証する必要がないかもしれない。 
設計がすべてで、仕様は設計から自動生成からすればよい。

自組織(プログラマ以外を含む)で使うプログラム

自組織で使うプログラムは、設計があれば仕様・要求は必要ないかもしれない。 
設計がプロトタイプであるか、ほぼ完成版であるかは問わない。 
要求は設計の制約条件の一部でしかないだろう。

他者(他組織)が使うプログラム

他者が使うプログラムは、お金の支払い方法によって様々な手順が必要になる可能性がある。 
業務分析から入る場合には、プログラムが要らないとなったときに、どれだけお金を支払ってもらえるかによって関係者の行動が違う。 
無駄な作業をしなくて済んだことに対する対価の決め方は難しいかもしれない。 

よい構造設計であれば、プログラムの開発は短期で、小規模で、高速になる可能性がある。 
短期でできた場合の報酬、小規模にできた場合の報酬、高速にできた場合の報酬がきまっているとよい。 
悪い構造で、開発が長期で、大規模で、低速なものほど売り上げが大きいのはおかしいことに気が付いているかどうかが鍵かもしれない。

自動車に搭載するプログラムは、プログラマが使う可能性はある。テストコースの試験走行に参加できるかどうかが鍵かもしれない。 

人の生き死にに関連するプログラムなら設計と妥当性確認が大事。

派遣

派遣の仕事では、プログラマのためのプログラムか、派遣先の組織のプログラムか、請負のプログラムかで、
全く異なる作業になるかもしれない。臨機応変さが求められるのだろう。 

私のプログラミング経験は、ほぼ下表のような比率。受託開発または派遣で受託開発されているかたとほぼ意思疎通できない。

コメントをいただく際は、まずコンパイラ書いてからにして下さい。

分類 比率
プログラマ向け 6
自組織向け 3
顧客向け 1
派遣 0

派遣会社の新人教育、転職者教育は、5社7年、派遣で来ていただいて実施してきました。 

連名で学会発表も10件ほどしています。

3週間でコンパイラ書けるようになった方もお見えです。

元記事転載と逐条解説

久しぶりに転職をした。

前回の転職が1986年だった。今回は2020年。34年ぶりの転職。

理由は「上司がクソ・年収も上がらない」という至極単純なもの。

最初の就職先は公認会計士事務所だった。
「お土産」と言って、膨大な帳簿から、指摘して欲しいところがわざと作ってある。
「お土産」を、お客様の社長さんと、公認会計士が歓談している間にみつけなければいけない。
初めて訪問する会社で、帳簿をみるのは初めてだった。
そろばんをはじいて、間違いの原因の可能性の一つを説明した。
公認会計士の先生が、他にも原因はないかと聞いて、わかりませんと答えた。

転職のきっかけになったのは、先輩の圧力が嫌だったから。
公認会計士事務所で簿記は必須だった。
日商簿記1級受けようとした。 
三級から受けろと言われた。

公認会計士監査業務がうまくできたりした。
先輩を差し置いて生意気と言われたらような気がする。 

年収を上げようとしたわけではなかったつもりだった。
今、思い起こせば、全員で四人の小さな公認会計士事務所だった。
総額に限界があり、誰かが上がれば、誰かが下がるからかもしれなかった。

合わない人がいるところはやめてもいい。誰か相談できる人がいるなら相談するといい。組織の中でも、組織の外でも。

よわよわ第一の特徴;相談できる人がいない

私は相談できる人が一人もいなかった。
よわよわの第一の特徴。同世代で相談愛恵tがいない。人生、最初の就職先(転職先)は九ヶ月で辞めた。

言語

自分は人手不足と言われているエンジニア業界でも、人が居ないと嘆かれている言語のエンジニアである。

言語のエンジニアである点は一緒かもしれない。

コンパイラ書いたことあります。 

抽象データ型言語のシンタックスチェッカ書いたことあります。 
 
日本語情報処理、機械翻訳、日本語フォントなど自然言語処理も学会発表あります。

JAXA/IPA クリティカルソフトウェアワークショップ (WOCS)言語関連発表
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/3447b1bc4ee6014e6739

大学入試不合格でも筆記試験のない大学を卒業できる。卒業しなくても博士になれる。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/74adec99f396d64b5fd5

正直に言って、今までは求人に乗っかればそれなりに内定を取れたので、そんな感じでいくだろうとタカをくくっていた。

最初の就職でも、最初の転職でも苦戦した。家業を手伝いながらの就職、転職で、新卒じゃないことが原因だったかもしれない。

最初の転職の際に、内定は2ついただいた。一つは、家業の印刷屋の仕事をしていた関係で、大学生協の印刷部から内定をいただいた。 行かなくって御免なさい。3歳から家業を手伝い、五歳から校生担当してました。印刷業は最後の砦。

ところが、今回の転職はめちゃくちゃ難航した。

20代の転職に比べて、60代の転職は楽勝だと思った。 

20代の最初の転職は、9ヶ月で辞めた後のことだ。 
経験として認めない会社が多かった。 
簿記は1級を受けさせてもらえなかったと言ったとしても、それは私が受けなかったから悪いとだけ言われるだけだ。 
会計検査の仕事をしたと言っても、補助だろうと言われる。全部ひとりでやったのに。
自動車運転免許がなく、講習所に通っているということだけが前向きに評価される感じ。

一つ前の仕事場では、卒業研究の大学生を受け入れて卒業研究の指導をしてきた。
学生が就職するときに、「3年は辞めるな」という助言をするようになったのは、私の経験による。3年いないと社会は経歴とみなそうとしない。自分が9ヶ月で辞めた時の話をした。

エンジニア

高卒で就職し、通信教育で経済学部を卒業し、大卒試験を受けて転職した。
経済学で論文が通らないため、今でいうデータサイエンスの一種であるデータ解析で賞をいただいた。
営業および人事担当で仕事時間にプログラムを書いていた。
いわゆる、エンドユーザプログラマだった。

ある業界団体での発表は、「人事記録の電算数化」だった。
聞いている人にプログラマはゼロ?

夜間大学で電気工学科を卒業し、エンジニアに転職したのは32歳だった。

30歳、未経験からのエンジニア転職を振り返る
https://qiita.com/jun1991/items/f6cc5b180bafb38dea19

業種未経験といえば、未経験だ。プログラマの仕事場ではないから。

なぜ経済学徒を辞め、計算機屋になったか(経済学部入学前・入学後・卒業後対応) 転職(1)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/030dd5ae8dd63c2b2737

カジュアル面談

受けたカジュアル面談は20社近く。
約半数の選考に進み、スキルチェックで落とされたのが3社、面接で落ちたのが2社、内定獲得したが辞退したところが3社。
打率3割は高いと思うかもしれないが、経験者なら誰でもOKのSESなので自慢にならないんだ。すまんな。

カジュアル面接は、この時は一社もうけていない。最後の転職をしてから受けた。今の仕事場で、社外取締役の仕事を受けようと思って。 

「【カジュアル面談企画】他社のエンジニアと話してみよう!」に参加する前に
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/0bdd5f52c4627e11703e

面談相手の方と同時期に採用書類を送り、その方は採用され、私は書類選考で落ちている。 

書類選考で落ちた会社には、社外取締役でしか仕事をしないことに、個人的に決めている。 

開口一番、社外取締役になりたいとお話しした。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/a77a81da08b17194699f

 
その後、会社がいい方向に進んでいないように見える。社外取締役で来て欲しいという話はメールを読み飛ばしているかもしれない。

スキルチェックで落とされたところはなかった。面接で落ちたのが2社。 
どちらも、転職博会場で社長と面談した後の、正式の社長面談でというところが共通点。 
どちらも、社長が気に入って、社長面接に進んだのに、きっと社内で反対があったのだろうということは推測できた。ちょっと打ちのめされたかもしれない。

ここからよわよわ状態に陥ったかもしれない。「打ちのめされてからが本番だった。」

社長がいいというのに反対勢力がいる会社に行ってもいいことはないというのが、私が私をなぐさめる言葉かもしれない。そんなよわよわエンジニアの転職は、「打ちのめされてからが本番だった。」

内定獲得したところが2社。ほんの数日の差で、お断りしなくてはいけなくなったのは、本当に申し訳ありませんでした。わざわざご紹介いただいたのを、お断るするのは心苦しかったです。 
打率1割は低いと思うかもしれない。20代の時はもっと低かったのだ。
 
内定とは別に、若い子を2人別につれてきてくれればいつでも雇うといってくれた2社は内定獲得には入れていない。若い子を連れて行くだけの魅力のある会社とも思えなかったから。 

登録してもらえれば、仕事があるときに呼びますというのが2社あった。

1社はCOBOL案件があるからとのことだった。ひとまず、登録してCOBOL案件など必要があれば呼び出すというところはあった。 COBOLに関する経験を詳細に書き、問題はCOBOLではなく、どの機種のどのバッチファイルかが問題だと書いた。私が書いたことのあるシステムの案件ではなかったらしく、お呼びがなかった。

よわよわ第二の特徴 

人と話すのが苦手でプログラマになった。面談は苦手。

プログラマが苦手な「人との口頭のやりとり」面談技術(interview technique)7つの要点。仮説(48)転職(9)

内定

最終的には良さげなところを見つけ転職は幕を閉じたが、かけた期間はおよそ6ヶ月。
それをぼちぼち忙しい業務の合間と土日に行っていたので、もう身も心もすっかり摩耗した。
ようやく落ち着いて新しい環境にも慣れたので、これから転職したい人の参考になればと思い増田しておく。

最終的には良さげなところを見つけ転職は幕を閉じた。かけた期間はおよそ4ヶ月。 
忙しい業務の合間と土日に行ったのは同じ。 
転職博で、記念品などをもらって家に帰ったら、家族から「何しにいったんだ」と怒られたのが辛い。
3年たち、ようやく落ち着いて新しい環境にも慣れた。これから転職したい人の参考になればと記録する。

敗因は色々あるが、気づきとしては「経験者として求められるスキルレベルが上がっている・スペシャリストが求められる」「難なく通るような会社はだいたいヤバい匂いがする」あたりだろうか。

敗因は色々ある。 

65歳ではなく、60歳の時に転職すればよかった。 

途中やりの仕事があり、踏ん切りがつかなかった。 
転職してからでも途中やりの仕事をやればよかった。

よわよわの第三の特徴

決断の時期を逃す。60で起業するか転職して、年金を受け取らない選択してれば70歳から人並みの年金が貰えただろう。よわよわの第三次の特徴。決断の時期を逃す。

ベンチャー

ベンチャーキャピタルの出資を受けて会社をつくることを検討した。 
大学であったベンチャーキャピタルの説明会に行ったら、びっくり。 
ベンチャーキャピタル側がつくるべき書類を、研究者に作らせようとしている。 
よっぽど、研究者に騙されたベンチャーキャピタルがあるとみえる。 
ベンチャーキャピタルの目利きが悪いのを、研究者に経営計画をつくらせて篩にかけようという感じ。 
そんな人はベンチャーキャピタルやるべきじゃないと思った。 

会場には、主催者じゃないベンチャーキャピタルの人が2−3人いた。 
その人たちは、わりとまともそうだった。 
たまたま、私の提案には乗ってもらえなかった。 

中間管理職

まず、スキルレベルのインフレ。
仕事でそれなりやってます、といったレベルでは到底NGで、いわゆるつよつよエンジニアを求められている気がした。
自分は中間管理職も担っているので、テックリードだったりスペシャリスト役はやりたい人間に任せている。
今回はそれが完全に裏目に出た。

転職で、今回はつては頼らなかったつもり。
知り合いの会社に書類は出した。 
知り合いの会社には、半導体会社を辞めてきている人たちがどこでもいる感じだ。 
その人たちのスキルと、半分以上かぶり、その人が辞めるか、私が辞めるかを迫られそうなのは勘弁して欲しいから、無理にお願いには行かなかった。
 
技術者で、世界一の企業と仕事をするなら、いつも世界一の技術がなにかを説明できるようにしてきた。スキルで困ることはなかった。凡人であっても。

たとえば、自動車の設計責任者は、ありとあらゆる技術を勉強している。
自動車は、安全設計が一番大切。人を殺してから、ごめんなさいは許されない。 
安全な自動車にするのに、ちょっとでも手間を惜しめば後悔する。

製造業の工場長も、工場で扱う技術はすべて知っている。
工場で人が死んだら、後悔する。
 
技術系の社長も、会社で扱う技術はすべて知ろうとしている。 
社員が一人でもなくなれば、社長の心は痛むはず。 

読書メーターの仕様が2023年4月27日に変更になり、感想へのURLを直接表示しなくなったらしい。個人の感想は下記。

「悪いことをして平気でいる人の精神は病んでいる。精神が病んでいると、どんなに健康な体でも、思うようには動かなくなる。自分が思うように動くのではなく、他人の思惑でしか動けなくなる。悪いことをしても平気でいられる人の精神構造。人が悪いことをしたときには、社会的な手続きに従って、粛々と対応されるのがよい。逃げれば逃げるほど、追いかけてくるものがある。自分で自分の影におびえていくのかもしれない。罪を犯した人への、罰のあり方を考えさせられる作品。罪を犯した人は、それだけで、精神的にはもう罰も受けている。」

新人には、10年経ったら社長の立場で考えるように指導していた。 
中間管理職というのは仕事をしていないというだけの職種だと思っている。

技能(skill)

スキルチェックのための課題を出されたが、正直ついていけない。
必死に調べて時間の許す限り食らいついたが、ことごとく落ちた。
技術面接で、こんなこともやってないんですか?これ知らなかったんですか?と詰められたときは帰り道で泣いた。

筆記試験を1社受けた。20代の転職の時も、筆記試験があった。試験結果はとても心配。 
 
30代も、40代も、50代も、転職応募、転職試験、面接を受けたこともある。 
社長で来て欲しいと言われたことも3度ほどあったかもしれない。 

一度目は、放送局に勤めたくて断った気がする。1級陸上無線技術士の資格を取ろうとしていた時だった。

スキル不足を理由に落ちた会社からは、「○○エンジニアをしながら、採用やメンターをやっている人は珍しいと思う」と微妙なフォロー付きのお祈りメールが届いた。
タイミング悪く、課題期間に家族の大病や本業のトラブルなども重なり、あの苦行は何だったんだという思いで正直だいぶメンタルにきた。

スキル不足を理由に落ちたのは、アメリカのサンフランシスコのボーランドでの話。 
受付の日系の女性に、「この会社で働きたいんだけど」って言ったら、「まず英語を話せるようになってから来い」と言われた。その日の夕方、ボーランドのパーティに参加していたら、ロビイストに日本から来たという話をしたら、「社長に紹介したいから」といって、個別に社長に挨拶することになった。その際、もう一度「この会社で働きたい」と言えば良かったことに後で気がついた。このあたりが、いろいろな機会を逃す「よわよわ」な体質かもしれない。

技術のキャッチアップができていないのは当然、自業自得だ。
同じ○○エンジニアとして勝負したいのであれば専門性は必須で、ギークな彼らに頼り切りだった自分が悪い。
そんなのは十分分かっている。
が、自分がこれまでに歯を食いしばってやってきた、周りのエンジニアが誰一人やりたがらない管理業務をこなしてきたことすら、全否定されたような気分になってしまった。
これにはすっかり参ってしまって、しばらく立ち直れなかった。

私も技術のキャッチアップはできていない。私のまわりの一流の技術者たちに頼り切ってきたのは確かだ。

日本のプログラマが世界で戦える16分野。仮説(53),統計と確率(25)

新人(学生)を指導するよりも新人(学生)に指導してもらった方が効率的。仮説(139)

安全分析

自動車設計にかかわるかぎり、自動車安全は必須。天才の人のお役にすこしでもたたなきゃって思ってた。 

100人くらいの自動車に関するオープンソース事業の教育責任者を勤めた。 
AUTOSAR関連の事業で、100人ほどのスキル判定を行なったことがある。 
実際には、それぞれの組織の代表者のスキルを判定し、その人にそれぞれの組織の人のスキル判定を同じようにしてねとお願いした。

じあ、私のスキルを誰が判定するかってなった。 
amazon.co.jpに、本のReviewを10,000冊書いて、No.1 Reviewerになれば、私の判定に文句を言う人がいなくなるかもって宣言した。
そのときは、目標3年だった。4年半かかった。1万冊書いたときに、No.1Reviwerになった。
 
コンパイラは書いたことがある。OSは書いたことがない。通信規約は測定だけ。制御はライブラリだけ。アプリはほぼほぼデモだけだったかもしれない。 

スキル判定については、学会で何度か発表した。スキル判定の活動をされていた方々に連名になっていただいて。

ETSSを利用した機能安全対応スキル判定と教育訓練
小川清, 渡部謹二, 斉藤直希, 堀武司, 奥田篤, 水口大知, 吉岡律夫, 渡辺登
安全工学シンポジウム 2008 347-350 2008年7月
https://jglobal.jst.go.jp/detail?from=API&JGLOBAL_ID=200902276174097507

カジュアル面談の時点で、自分のスキルレベルにあまり自信がない、具体的にこういうことは出来ていない等伝えてみたが、
「あー別にそこは入ってから勉強してもらえれば良いんでー」との言葉を真に受けてしまい、ウハウハで応募してスキルチェックで落ちた。
カジュアル面談は応募の間口を広げるための物なのだろう。
こちらとしては、その時点で「今は応募しても落ちるかも」と言ってほしかったのだが。

人事は、応募数もノルマのうちだということを知らずに、人事に言うことの表面だけを理解する人がいることを知った。私は人事経験6年あることを忘れていた。

英語

公用語が英語という会社も増えてきているように感じた。外資はもちろんだが。
どうせなら、社内文化に力を入れているような良い組織に入りたいと思ったものの、そういった会社は公用語を英語にしている所が多かった。
先方も「今は」ペラペラじゃなくていいけど...等と言っていたので、つまり良い会社はどんどん英語がスタンダードになっていく可能性があるということ。
それはつまり、自分が再度転職する時には、自分は「日本語しかできないクズ」として、グローバル化を目指す会社からは置いてけぼりを食らうということでもある。
読み書きはそれなりに自信があるが、ペラペラしゃべれるタイプではないので、今後は英会話必須かなと漠然と不安にはなった。
むしろ、そうこうしている間に、英語力もコーディングスキルも高い若者がどんどん出てきて押し流されるんだろうな。

英語は関係ない。国際規格のエディタをしているときに、一緒に担当していたBritish Telecomの女性に、「おまえは技術担当で、私が英語担当」と言われた。私の書いているのも英単語なのだが。彼女にしてみれば、プログラミング言語の一つに見えたのかもしれない。

国際会議でも、"For clarification." と言って、英語を言い換えてもらって、その内容でいいかどうかを聞かれることが多かった。技術力さえあれば、英単語を並べておけば、相手が言い換えてくれることがわかった。問題は英語力ではなく、技術力。

プログラマが知っているとよい英単語の語源 英語(1)

英日の機械翻訳ソフトの試作事業に参加したことがある。 
日本語語彙体系を書かれた方の言語学研究会に参加していたことがある。 
日本語フォント事業の広告宣伝のWebを展開していたことがある。
エディタの多言語処理を展開していた方の機材を共有させていただいたことがある。

日本語情報処理で知らないことはないと評判になったことがある。日本語しゃべるのは嫌いだから、少しでも技術で貢献しようとして来たのかもしれない。

やばい

次に、難なく通るような会社はだいたいヤバい匂いがする件。
ポートフォリオだけで内定をくれるような、驚愕のエクストリーム選考もあった。
Offerまでに5次面接、スキルチェック課題に技術面接、適性検査だリファレンスチェックだとあれこれ対応し疲れ切った身には、あまりにも麻薬的に思えた。
もう、そこに決めてしまおうか、、、と何度も頭をよぎった。
しかしこちらも長年世話になりたい立場。
どこでも良いわけではないので、転職○議で口コミをチェックすると、、、、
まあ、お察しだった。

難なく通るようなところは年齢上はなかったような気がする。

そもそもでいくと、対して吟味せず内定をくれるということは、よほど先方の感触が良いか、よほど人が足りてないかのどちらかである。
だいたい後者が多い。
人が足りてないということは、当然忙しいし要求も多い。
また、人材が抜けていきやすい、ということでもある。こわ。
選考途中で音信不通になった会社もおり、本来ならばこちらからリマインドするところだが
「向こうが忘れてるってことは記憶に残らない存在なんだろう、じゃあ実質落ちたも同然」と思ったので、見なかったことにしている。

20代の転職の際、合否の連絡がないのはなぜだろうと思ったことがある。 
連絡がないのは落ちたということらしいと推測するようになった。

ハローワーク(職業安定所)への提出書類などの関係で、合否がまだということにして、必要な時にいつでも呼び出せるようにしたかったのかもしれないとかってに推測

自分は最終的には「今までのキャリアも尊重しつつ専門性を高めていくポジション」として収まった。
その会社は前任が栄転し、空いた枠に人がほしいというのと、まずは専門性を伸ばして欲しいけどいつかマネジメントもやってほしい、といった期待値だったので、それなら伸びしろも丁度良いと思いここに決めた。
年収は上がったし自由度も高くなり、人間関係も良好で、転職としては大成功と言える。
何より社長と話のテンポが合い、「増田さんは本当に採用してよかった」と言ってもらえたのが大きい。

私はまだまだ今までのキャリアも尊重しつつ専門性を高めていくボジションとしては治ってはいない。専門性を高めて行く方は、お客様の分析、市場調査、技術調査などで、なんで、こんなこと40年しらずに来たのだろうという、私の専門分野であるはずの、通信、制御、言語で、それぞれ発見があった。マネジメント規格のエディタをしていた。日本語でマネジメントはするつもりがない。プログラミング言語で管理するのならOK。

とっつきやすい

手前味噌だが、自分はエンジニアの中ではかなりとっつきやすいタイプである。
コード一行の専門性こそ低いものの、いつも機嫌が良さそうとか難しいこともわかりやすく教えてくれるとか褒め上手だとか、凪のようなメンタルしてるとか、落ち込んでるとふらっとやってきてオフィスグリコをおごってくれるだとか、そういう面で自然と他部署に頼られることが多く、一度組織に溶け込むと途端に重宝される。
結果、気難しいスペシャリストを束ねてビジネスを遂行する立場になるのだが、「人間性」みたいなぼんやりしたスキルは外からは判断しづらい。
じゃあ初めからマネージャーとして応募すれば良かったじゃないかと思われるかもしれないが、マネとしての実績も非常に中途半端なので、自分みたいなよわよわエンジニアだとしても、エンジニアを一旦名乗っておかなければ箸にも棒にもかからない。
○○エンジニアという同じ採用枠で見ると、自分は「経験年数だけ長く、大したコードも書けない、マネジメントもなんだか中途半端で、今更ポテンシャルを買えるような年齢でもない、どう扱ったらいいか分からない無駄に年食っててヘラヘラしてるだけの中途半端なおっさん」だということが、今回の転職活動ではっきり分かったのはショックでもあり、良い気付きだった。

私はエンジニアの中では、敵を作りやすい方である。 
「ネットワークでの喧嘩の仕方」という学会発表もしたくらいである。 

ネットで知り合った法律家の方々から推薦されて情報ネットワーク法学会の発起人にさせてただいた。

ソースコード

これから転職を考えている人には、自分の強み弱みを客観的に分析・言語化して、自分に合ったところを探すことを強くおすすめしたい。
世の中の人材は常に流動しており、各組織には今ほしいエンジニアのタイプというのがあり、そこにマッチしないと永遠にハマらないジグソーパズルになってしまうから。

ここは全く同感。言語化は、できればプログラミング言語をお勧めする。 
ソースコードを評価しない会社には入らない方がいい。あとが面倒臭い。

また、転職時に慌てないためにも以下の行動をおすすめしておきたい。
・自分の今の実力が分かるサンプルアプリをGitHubに公開しておくこと。草は頻繁に生やさなくても良い。
・Qiita、Zenn、個人ブログなどで技術について定期的にシェアすること。いざ転職時に大量に書こうと思うとつらいし、現職で見つけたハマりどころなど書いておけば後々役に立つ。自分は辞めたあと自分のはてブにめちゃくちゃ助けられた。

Githubは必須かもしれない。Qiitaでさえ、Twitterの利用者よりGithubの利用者が多い。 
オープンソースじゃなきゃいけないということはない。 

私が唯一有名になったVZエディタの移植は、ソースコードはついているがオープンではなかった。

VZエディタ移植に当たって実施したことと成果。仮説(115)

前向き

・Twitterでは発言内容に気を付けること。仕事の愚痴じゃなくても、ネガティブな内容が多い人はそれだけで印象が悪い。つよつよエンジニアの中には仕事の愚痴もガンガン投稿している人がいるが、色々な採用担当に話を聞くと皆口を揃えて「どんなに有名だったりハイスキルな人でも、公の場で後ろ向きな人は採らない。絶対トラブル起こすから」と言っていた。
・転職ド○フトやFin○yなどこちらからアピールする欄がある媒体では、自分の人となりが溢れ出る内容を書きまくること。
たとえばスキルレベルの話や、それをカバーするような強みのアピールはかなり有効だった。

ここはほぼ同感。
私は40歳を機に、否定的なことは、あまり書かなくなった。

アメリカ留学、アメリカ就職の代わりに行ったこと。行なっていること。英語(33)仮説(111)

未来短歌会 歌誌 未来2019年1月号 月と鏡集 佐伯裕子 選 p.88 ポジティブ転換 春日井  小川清
「四十になるまでネガティブな性格ポジティブ転換街にくりだす」

追記:スキルレベルを教えて欲しいというコメントがあったので身バレしない範囲で応えると、「一人でアプリケーション作れるけどそこ止まり、部下同僚を束ねてテックリードするのは無理」「今はキャッチアップが追いつかないのでライブラリやOSS活動的なことは一切してない」。
技術面接で訊かれたのは設計についてとかかな。
あとはここで例外発生して落ちることを考慮してないとか、ここではメモリを解放しないとだとか、そういう系が引っかかったらしい。
自分は言語の細かな特性を熟知してないから気付けず落ちた感じ。

立場によって見え方が違う

2023/04/15 22:28追記
のんびり買い物に出てたらめちゃくちゃ反響があったようで驚いている。
祝福してくれた人、各々の観点で意見を述べてくれた人、批判的なコメントも含め、皆さん関心を寄せてくれて本当にありがとう。
なぜか増田をC++エンジニアと断定して、メモリ解放を考慮できないレベルの低い40代おっさんを批判している人が多いようだけど、これでもエンジニアの端くれなので、こういう部分から特定されないよう多少のフェイクを入れました、、、C++面白いよね、でも違うんだ、ごめんな、、、
ただ「自分のレベルが低い、第一線でバリバリやってりゃ学んでるはずの知識を蓄えてない」という、自分自身の問題には変わりないので、君の指摘の本質は自分の考えとも一致している。おじさん頑張るよ。君も達者でな。

嘘はなるべく書かないようにしたつもり。視点が違えば見え方が違うことがわからない方は、社会の場で意見を差し控えることをお勧めする。もし、転職をすることがあるようなら。閉じた、自社内などの村社会だけで、会話をするのがよいかも。

「QC検定にも役立つ!QCべからず集」四分類と逆が真な事例案

逆も真:社会人が最初に確かめるとよいこと。

次に「応募する求人がそもそも合ってない、最初からPMやEM行っとけば良かったのに」という意見。
実はPMEMは何社か話を聞きに行ったし、応募もしたんだ。でも落ちた。
やはり、そっちにはそっちを極めてきたプロがいる。
採用する立場で言えば、「エンジニア出身でマネジメント経験のある40代おっさんを、今更新米PMとして雇うか?」というところで、答えはNOなんだと思う。
明らかにテックリードを求めている求人は除けたけど、その業界内で求められるエンジニア像が、求人票の表記以上にスペシャリスト寄りのものが多いと感じた、というのが現実かな。
いくつかのコメントにあった「組織の潤滑油として機能するキーマンみたいな人、エースでもないのに居なくなるとなぜか途端に回らなくなる人」というのが、僭越ながらまさに自分だったんだろうと思う。

実験的事業では、20代だけをProject Managerで仕事をするようにしている。 
実際に、仕事をしたことがある某大企業では、20代で年間1億円の事業のPMをしていた人がいた。
某小企業でも、20代で年間1億円の事業のPMをしていた人がいた。 
20代で社長になった人はいっぱい知り合いでいるし。30代でPM始める人は要らないと思う。

文面から人柄の良さが出てる、増田を雇いたい、上司になってほしいと言ってもらえたのは素直に嬉しかった。ちょっと泣けた。
どっかの誰かの匿名ダイアリーに、そんな風に好意的な気持ちを表明できるあなた達も素敵な人だよ。
これ以上の追記はしないでおこうと思う。
あとはみんな好きに言ってくれーい!

ある企業で、将来像として、名前をあげてくださった人がいるということをお聞きしたことがある。その会社の役員の方が、技術力が圧倒的に高いのに。

最後の転職

60歳の定年退職の時に、継続雇用ではなく、きっぱりと転職すればよかったかもと反省。 
よわよわなところは、早く死んで、年金1円ももらえないのがいやで、60歳からの支給を選んでしまった。最後で最近の転職は65歳の第二定年。

60歳から65歳までの継続雇用だと、年金が支給されない金額だった。 
年金が支給されない金額の年収分だけ給料を出して再雇用するという仕組み。 
年金制度を助けるだけの、再雇用制度。そんな仕組みが世の中の片隅にはあったんだ。

特別な技能があって、後進の指導が必要な職種の場合には、面接を受け絵、認定してもらい、月額1万円くらい余分にもらえる制度があった。面接を受けて合格した。この時点で、よわよわエンジニアではないという認定を受けるかもしれない。月額1万円くらいって、はっきりいってばかにしてるっていうか、年月がたつにつれ、よわよわエンジニア認定だと思えて来た。

勤務先の組織が変り、仕事内容が変わる転職経験は、20代に三回、
組織内で、試験を受けて、高卒営業から高卒事務、高卒事務から大卒経済、大卒経済から研究職電気へと、3回転職した。

参照(reference)

@kazuo_reve 私が効果を確認した「小川メソッド」

@kazuo_reve 新人の方によく展開している有益な情報

@kanetugu2018 Mac+Unity+Pythonで箱庭ロボットを強化学習できるようにするための手順書

@kanetugu2018 ARM版マイコンシミュレータを Mac/Linux/Windows 環境で自作した話

自己参照(self reference)

65歳でも転職できる。50社面談してわかったこと。転職(18)

「ぼくの好きな先生」「人がやらないことをやれ」プログラマになるまで。仮説(37)

小川メソッド 覚え(書きかけ)

DoCAP(ドゥーキャップ)って何ですか?

@kazuo_reve 新人の方によく展開している有益な情報」確認一覧

全世界の不登校の子供たち「博士論文」を書こう。世界子供博士論文遠隔実践中心

Views1万越え、もうすぐ1万記事一覧

<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
This article is an individual impression based on the individual's experience. It has nothing to do with the organization or business to which I currently belong.

文書履歴(document history)

ver. 0.01 初稿 20230429
ver. 0.02 表題変更 20230430
ver. 0.03 項目追記 20230501
ver. 0.04 順番入れ替え 20230502
ver. 0.05 誤字訂正 20230503
ver. 0.06 前提追記 20230504
ver. 0.07 よわよわ3つの特徴追記。相談できる人がいない。人と話すのが苦手。決断の時期を逃す。20230521
ver. 0.08 エンジニアの項目を追記 20240218
ver. 0.09 加筆 20240414

最後までおよみいただきありがとうございました。

いいね 💚、フォローをお願いします。

Thank you very much for reading to the last sentence.

Please press the like icon 💚 and follow me for your happy life.

'
このエントリーをはてなブックマークに追加

38
36
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
38
36