Apple Style Guide July 2022
https://support.apple.com/ja-jp/guide/applestyleguide/welcome/web
master/slave Don’t use to describe the relationship between two devices or processes. Instead, use an alternative that’s appropriate to the context, such as primary/secondary, primary/replica, main/secondary, host/client, or active/standby.
inclusive-terminology
Standards organization MIPI has selected the terms “controller/target” as replacement in the case of the I2C and I3C bus that is used on many NXP products.When there is no clear context or the context is defined by NXP, the replacements terms “leader/follower” have been selected as the default choice.
に関する読書感想文です。
master/slave
英語文化圏が、いかに英語を使う人が主人で、それ以外が奴隷だという固定観念でできてきたかが分かるかもしれない。
言い換えても、元の概念が残っていれば、言い換えだけでは社会的な解決ではないかもしれない。
言い換えなければ、過去の行為を拡大再生産することに手を貸し続けることになるのかもしねない。
言い換えは、当たり前のことを当たり前のようにすればよいだろう。
white list/ black list
白が良くて、黒が悪いという傾向は、すべての用語から消えていくかもしれない。
白は光の反射が多く、黒は光の反射が少ないという物理現象での用語は存在しつづけるだろう。白日、白昼など。
白板、黒板は残る。黒板が緑の場合は、緑板という用語になるかどうかはわかっていない。販売している会社の方針にもよるかもしれない。
個人開発の現場では
1年前から、master/slaveは、通信の物理ではcontroller/peripheralと呼んでいる。
通信の論理では controller/ targetと呼ぼうとしている。
CPUのコアでは、boot core/ secondary coreと呼んでいる。
通信のアプリでは、
denylist/allowlist
blocklist/passlist
の2つのどちらかかなって感じ。
たぶん、10年くらいかけて、いろいろな文書、ソースコードが変わっていくのだろうと思う。
関数、変数、定数は、wrapper で置き換えるだけで、直接ソースコードを書き直すのは、よっぽどの大きな版の変更時かなて気がする。10年以内に書き換えするとは限らないかもしれない。
AUTOSAR
AUTOSARは、ISO、SEAの改定があれば順次対応していくことが予想できる。
## 箱庭
箱庭プロジェクトでは、master/slaveという用語を使ってきたLINは対応していない。
コアは、primary core, secondary coreという呼称になるだろうと思う。
自分で参照する場合には、用語を書き換えている。
自分ではboot core, secondary coreという呼び方をしている。
5年ほど前から、boot coreと読んでいたような気がする。
仮想戦略会議「箱庭」
お盆には「箱庭」記事を書きましょう「もくもく会」の題材になる(1)
お盆には「箱庭」記事を書きましょう「もくもく会」の題材になる(2)
Qiita
Qiitaではどうするのだろう。
タグは取りやめるのだろうか。あるいは、タグとして登録