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Day 19

「ファクト」と「エビデンス」、要らなくないですか?

Last updated at Posted at 2021-10-15

この資料は、

プログラマにも読んでほしい「QC検定にも役立つ!QCべからず集」

を作成していて、特定の分野、規模の製造業で成り立つ「べからず」は、別の分野、規模だと真逆になる可能性があることがわかってきた。
事実(fact)と証拠(evidence)についてはどうだろうという視点で描き始めた。

<この項は書きかけです。順次追記します。>

製造業

ニュートン力学が機能する製品や製造装置を利用している製造業では、ファクトと呼んでいる事実と思える事象や、エビデンスと呼んでいる証拠と思える事象・記録は大事です。

いくつかの事象の間に、ニュートン力学などの決定論的物理現象が、その対象物等の重さの誤差の範囲内で成立するからだと言われています。

例えば重量物を製造している装置は、1時間あたりの製品より重いかもしれませんが、1日あたりの製品より軽いかもしれません。

例えば、印刷装置のように、製造装置は重いが、製品は軽いものはどうでしょう。
紙の切れ端の微細な粉が磁化して、信号の雑音となり、その仕組みを解明しないと、事実と思える事象が把握できず、証拠として使えなくなる事象・記録があるかもしれません。

印刷業は製造業ではなく、サービス業に分類できるかもしれません。

情報サービス業

情報サービス業でも、重い装置を使って、重いシステムの運用をしていると、ファクトと呼んでいる事実と思える事象や、エビデンスと呼んでいる証拠と思える事象・記録は大事です。

機材も軽く、結果もどこかのデータセンタのどこかの記録装置のどこに置いてあるかどうかがわからないと、事実を確認しようとしても、確認方法がわからずに、確認作業の中で記録を消してしまうかもしれません。故意かどうかの判定は別に議論するとして。

事実も証拠も要らないかというと、表面的な論理学や、ざっくりとしたニュートン力学に基づくような事実や証拠じゃだめじゃね。っていう仮説です。

確率と分布と統計

事実ではなく確率に基づいた分布の記録と、証拠ではなく確率に基づいた分布の記録に基づいた多数の計算可能な仮説群ではどうでしょうという話です。

確率と分布と統計を計算できるような仕組みがあって、いつもなんらかの計算をしていれば、
困りそうなことが起こりそうならその対策を打っていれば、他社で困ったことが起こっても、
自社だけ難を逃れるということがないでしょうか。

Github等

ファクトだとか、エビデンスだとか言っている会社が、事故っているところを横目にすることはないでしょうか。

ちょっと前、GithubとDockerを使って仕事をしていました。
すべてのデータ、中間データ、エラーメッセージなどはすべて残していました。

プログラム以外の資料で誰かが必要だと思ったもの、作ってしまったものも残しました。

ファクトだとか、エビデンスだとか言っている人がいる会社で知っているところは次の4つに分類できました。他にも、いろいろなところがあるだろうと思います。お知らせくださると幸いです。

1: Githubなど、体系的に電子データを残す仕組みを使っていない。プログラム、データ等を確認するのに時間がかかる。

  1. Githubなど電子データを残す仕組みがあって、ほとんどの直接部門はプログラム、データ等を残そうとしているが、ツールがエラー類を消去する設定で使っており、ノウハウの整理のたびにうろ覚えで資料を作成している。

  2. Githubなど電子データを残す仕組みがあって、ほとんどの直接部門はプログラム、データ等を残している。間接部門が仕組みを利用していない。その都度電子データを要請してくる。スクリプトを毎回少し変更して自動転送するようにしている。

  3. Githubなど電子データを残す仕組みがあって、かなりの直接部門の現場はプログラム、データ等を残している。管理者は利用していない。その都度電子データを要請してくる。スクリプトを毎回少し変更して自動転送するようにしている。

記録をちゃんと残している組織では「ファクト」と「エビデンス」って言わないかもしれません。
具体的にデータの存在する場所、検索の仕方、集計の仕方で呼んでいるからかもしれません。

公開算譜は機敏だ(open source is agile)GitHub and docker。 Youtube(2) 仮説・検証(51)

<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>

#参考資料

確率論及統計論輪講。仮説・検証(95) 統計と確率(9)

報連相 再考。仮説・検証(40)

Githubとdocker。docker(59)

問題発見、問題解決、再発防止はGithubとDockerで。docker(143)

設計はgit, dockerで。docker(13)

あなたもdocker, 私もdocker。docker(130)

資料集 [あなたもdocker私もdocker一覧] docker(0)

新人(学生)を指導するよりも新人(学生)に指導してもらった方が効率的。仮説・検証(139)

現場の新人教育:新人から学んで欲しいこと

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