ロアルド・ダールの鉄道安全読本。鉄道(13)　安全(42)

Last updated at 2024-05-24Posted at 2022-01-09

鉄道愛好家の方には、いろいろお世話になっている。

Depo-netのシステムが壊れて、利用者の方からバックアップデータをいただいたのも鉄道愛好家。

名古屋工業大学であるサークルで先生の方が学生より多いというときに、鉄道研究会の学生がかけもちしてくださった。

数え上げれば、枚挙。鉄ちゃんに生き残る道はあるのか。
何か、お役に立てないかといろいろ思案している。

感染症対策として、鉄道での移動が少なくなっているらしい。（2019, 2020,2021比較は最後の図）
飛行機での移動も少なくなっているらしい。（未調査）

航空産業は、個人乗り、個人持ちの飛行機や、空飛ぶ車などの開発に力を入れている。

鉄道は、どう生き残る道があるだろう。

鉄道関係では、名古屋鉄道、JR各社の電気部門、ソフトウェア部門や、日本車輌などの製造業とのお付き合いの中で、細かい安全のための制御技術と安全運行のための管理技術について教えてもらって来た。

鉄道の鉄の質、車輪の質などについては、鉄鋼関係者からそれほど詳しくはお聞きしていない。トヨタ自動車が、自動車用の鉄の研究から始めたような、歴史について、詳しくない。

貨物

これまで、自動車で輸送していた貨物を、積極的に取りに行く必要があるかもしれない。

人の流れは規制しても、物の流れは増えているかもしれないからだ。（未調査）

JR貨物グループ長期ビジョン2030 2021年1月8日
https://www.jrfreight.co.jp/info/2021/files/ニュースリリース/20210108_JR貨物グループ長期ビジョン2030/bdcc735866f2f2c22ff32135fd27a8bf.pdf

路面鉄道

市電、ライトレールトランジット (Light rail transit, LRT)というものの再興はどうだろうか。新規事業は2023年３月開業する宇都宮ライトレールがある。

宇都宮ライトレール株式会社
https://www.miyarail.co.jp/company/?overview

路面電車に変わるかもしれなかった無人運転車がなぜか、成功した事例を聞いていに。
愛知県桃花台新交通桃花台線2006年10月に廃止になったのはとても悲しかった。
1991年３月小牧＝桃花台は開通したものの、桃花台＝高蔵寺間は開通しなかった。小牧駅で接続する名鉄小牧線の南の終点上飯田駅から、黒川までの地下鉄が開通しなかったこととの関係があるかどうか、個人的にはわかっていない。

無人運転鉄道がなぜ成功しなかったのだろう。
無人運転自動車に遅れを取った理由はそこにはないのだろうか。

新幹線

新幹線が日本国中に普及して、後は中央新幹線の品川＝名古屋間、北海道新幹線の函館札幌間と、北陸新幹線の金沢＝京都間、九州新幹線武雄温泉 - 長崎間がある。

統計

鉄道輸送統計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00600350

鉄道輸送統計調査（速報）202110
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00600350&tstat=000001011027&cycle=1&year=20210&month=24101210&stat_infid=000032156454&result_back=1&tclass1val=0

	旅客数量	旅客数量前年同月比	旅客数量2019年同月比	旅客人キロ	旅客人キロ前年同月比	旅客人キロ2019年同月比
単位	千人	％	％	千人キロ	％	％
合計	1654026	98.9	77.7	26645645	98.7	67.9JR旅客会社

鉄道輸送統計調査202109
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032147254&fileKind=2

貨物を増強する方法を提案できれば、輸送力を有効に使うことができるかもしれない。

参考資料

鉄道安全読本ロアルドダール
https://bookmeter.com/books/626487

人生で影響を受けた本100冊。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/16af53acbb147a94172e

鉄道の安全対策を、自動車、航空機の安全対策に生かすことができれば、輸送全体の安全も向上するし、鉄道の不幸な事故も減るかもしれない。

鉄道、航空機、自動車の管轄などの違いを一覧にしようとしています。
責任の所在は立場によって異なる可能性がり、この表は叩き台です。

	経路管理者	輸送機器製規格者	輸送機器製造者	運行者	信号	取り締まり	事故調査
鉄道	鉄道会社	鉄道会社・製造会社	製造会社	鉄道会社	鉄道会社	鉄道会社	運輸安全委員会
航空機	航空管制	航空会社・製造会社	製造会社	航空会社	航空管制	警乗制度	運輸安全委員会
自動車	道路敷設者	製造会社	製造会社	運転者・輸送会社	警察	警察	警察・保険会社・事業用自動車事故調査委員