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IT教育の基本としてきたこと。ソフトウェアエンジニアリング論文集80's デマルコ・セレクション参照。仮説(184)

Last updated at Posted at 2019-09-05

IT関連の教育、訓練、講演会、ハッカソン、などを33年;行って来た。

基本は受講者としての目標、制約、条件などを記載する。

1. 次の講師をできることが最低目標

終わったら、仕事場で教えてみる
自分が教えてみないで、報告を書いても役にたつ報告はほどんどない。
自分が教えてみると、何をやっていたかを自覚する可能性がある。

仮説(139)新人(学生)を指導するよりも新人(学生)に指導してもらった方が効率的

データサイエンティストの気づき『勉強だけして仕事に役立てない人。大嫌い』それ自分かもってなった。

教えるだけじゃ本当は駄目。仕事に役立てないと。

最低限でも社会に役立てる。教え方によっては逆効果になることも含んで。

2. 自分のやりたいことをやる。

音楽でも、ゲームでも、自分がやりたいことのプログラムから勉強すれば、3日、3週間、または3ヶ月でプログラムが組めるようになるって経験則。

仮説(54)プログラムは音楽だ (A program is a music.)

プログラマが知っているとよい色使い(JIS安全色)

3. 人がやらないことをやる。

みんなと同じことをやってできましたねでは、教育機関を儲けさせるための受講になってしまう。教育機関が意図しないことをやらなければ、どちらも伸びない。受講者から学ぶ姿勢のない教育機関はごみだと思うとよい。

できれば、弱みを補う前に、強みを伸ばすことをお勧めしている。
強みは、日本一は当たり前で、世界一で顧客が喜ぶ。

仮説(37)ぼくの先生 プログラマになるまで

4. 仕事場でできないことをやる。

仕事場だと本番環境を壊すような影響がでることはできない。
教育環境だからこそ、いろいろ導入してみたり、自分のやりたいこと、人がやらないことができる。写経でもよい。

仮説(52)プログラミング言語教育のXYZ

###5. 毎日、わかったこと、わからなかったこと、よかったこと、あらためるとよいことを報告する

報告は自動で記録したことだけで十分だという経験則。

仮説(73)プログラマの「日報、週報、月報、年報」考

仮説(40)報連相 再考

6. 検索して、やってみてから聞く

「こうしたらどうなるですか?」という質問は許さない。
「こうしたらどうなるか検索して、検索した結果と違い、こうなったんですが、その結果を検索しても、関連している事項がでてこないんですがどうしたらいいですか」なら一緒に探す。

仮説(182)質問の仕方を学ぶ前に、検索の仕方を学んだ方がよいかも。

7. 次回または半年後くらいに振り返りをする

振り返る内容は、何が実際の仕事で役に立ったか。
何をうまく教えられたか。

営利を目的とした教育機関では、繰り返し受講してほしいため、
1度で専門家になられると困るため4回は、くらい受講してもらうように設計している。

振り返りは、データ分析が基本。

プログラマにも読んでほしい「QC検定にも役立つ!QCべからず集」

仮説(195)与件解析(data analysis)入門

参考資料(reference)

マネージャー・リーダーの私にとって有益な知見が得られた書籍

新人の方によく展開している有益な情報

自動車の故障診断に関連するプログラマーになりたての方が参照するとよさそうな情報

プロセス改善に関して、個人的に有益な情報

ワークショップ「ソフトウェア開発におけるHAZOP入門」の結果

##自己参照(self reference)

技術士 設計側としての情報工学・電気・電子と、設計対象としての全分野

ソフトウェアエンジニアリング論文集80's デマルコ・セレクション, 翔泳 社(2006/09/20)

@kazuo_reveさんの感想

すごく面白い。ワインバーグさんの論文で言っている以下は大切。1自分に対する圧力を緩め、自分の業界や分野以外に興味をもち、他の業界や分野から学ぶ時間を作る。2自分に対する過度の管理をやめれば、他人への過度の管理もやめられる。 TEXを開発したKnuthが、エラーログを公開し、エラーログを記録しても同じ誤りをすると述べている。凡人でも天才でも、同じような誤りを繰り返す。自分が誤りを犯すことを認め(予見し)、誤りを探し修正することが大切。

@kaizen_nagoa の記録

経営. ソフトウェア工学の超構造化管理 , Gerald M.Weinberg 銀の弾丸はない , Frederick P.Brooks, Jr ソフトウェアコストの理解および制御 , Barry W.Boehm, Phillip N.Papaccio ソフトウェア研究についての私見, Dennis M.Ritchie 測定. ソフトウェア開発見積りのメタモデル , John W.Bailey, Victor R.Basili 方法.生産性改善のためのソフトウェア開発環境 , Barry W.Boehm
「経産省はITSSなるものを打ち上げたのですが、浸透は十分とは言えません。それは表面的な知識を要求しているからです。」 「Hoareの仕事であるCSP(communicating Sequential processes)やHansenの並列パスカルと比べてどこを改良したのかと聞いたところ、そんなものは知らないというのです。私は驚きました。」 「論文の構成」「参考文献の読み方」「重要語にこだわる」 ソフトウェア費用の理解および制御 論文の後に「本論文の今日的意義」「解説」「コンピュータ倫理と職業倫理」

技術士 設計側としての情報工学・電気・電子と、設計対象としての全分野

kazuo_reveのQiita記事の分析

ワークショップ「ソフトウェア開発におけるHAZOP入門」の結果

文書履歴(document history)

ver. 0.01 初稿 20190905
ver. 0.02 補足 20200210
ver. 0.03 URL追記 20210618
ver. 0.04 デマルコ感想追記 20210830
ver. 0.05 @kazuo_reve さんからの訂正 20210916

さいごまでおよみいただきありがとうございました。

最後までおよみいただきありがとうございました。

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