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ソフトウェアプロセス 検証・妥当性確認。仮説(199)

Last updated at Posted at 2020-02-29

ソフトウェアプロセスのうち、人が関係することで大事だったのは、構成管理。
1980年代から1990年代に発行したソフトウェアプロセス関連文書で、用語を数えると、構成管理(configuration management)という文言が圧倒的に多い。

構成管理に必要な機能が、開発環境に備わってきて、自動で管理できるようになってくると、構成管理のうち人が関係するのは、いつ出荷するか、出荷時の構成をどうするか、何ヶ月後に修正版を出すか、次の版で取り組んだり削除する機能は何を想定するかなど、様々な意思決定事項になるかもしれない。

特定の顧客向けであれば、その顧客の1年後、3年後、5年後の姿を想定し、どういう状態になっているのかが妥当かという想定をしていないと構成を適切に管理できるとは限らない。

そこで、構成管理に必要な事象は、妥当性確認になる。

プログラマによる、プログラマのためのソフトウェアでは、妥当性確認の最大の意思決定は、自分のプログラム利用経験に基づくかもしれない。

プログラマが使わないソフトウェアでは、妥当性確認は極端に難しくなる。
利害関係者すべてに試用してもらいデータ取りができるソフトウェアであれば、
常にデータを取りながら、細かい軌道修正をしたり、長期的な構造改革ができるかもしれない。すべての利害関係者のデータが取りにくい場合には、様々な方法が必要になる。

製品・サービスとしてよいものを作る方向では、ありとあらゆる事項を検討する必要があるが、製品・サービスの対価の支払いを確実にするためには、検証という方法をとることがある。

最初に決めた仕様どおりのものができた時点で、その仕様にあっているかどうかを検証して、最初に決めた対価をお支払いいただくという方法である。

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