<この項は書きかけです。順次追記します。>
情報セキュリティ10大脅威 2020
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2020.html
が公開され、違和感があるのは1点。表現上の問題。
予期せぬIT基盤の障害に伴う業務停止
IT基盤を仕事にしていたら、ありとあらゆることは想定している。
「発生確率が低いと予想していたIT基盤の障害の発生に伴う業務停止」
に改めてもらえるとありがたい。
p.38
利用している IT 基盤で、自然災害、データセンターの設備故障や停電、ハード ウェア・ソフトウェア障害等により、予期しない障害 が発生すると、IT 基盤を利用して外部に提供して いるサービスや社内の業務システムが突然停止す る。
の表現では、
「IT基盤で安価で一箇所のサービスだけを利用していると、自然災害、データセンターの設備故障や停電、ハードウェア・ソフトウェア障害等により、IT 基盤を利用して外部に提供しているサービスや社内の業務システムが突然停止する。」
北海道の電力の停止も、電力業界なら予想していただろうし、IT基盤を提供している組織は、電力停止を想定して自家発電装置を想定している。
千葉の台風による電柱などの倒壊に伴う電力、通信の停止も想定しているはず。
IT基盤は、遠隔の世界3箇所に分散して持つことを推奨している。
8時間の時差のある拠点3箇所に持てば、24時間勤務の人間を減らして、8時間勤務の人間で24時間世界中を監視できる。
IT基盤を提供する側も、サービスをうける側も、ありとあらゆる障害は想定して、どれくらいの被害になりそうかの見積もり金額が違う可能性はいろいろある。発生頻度の予測数値もばらばらの可能性がある。
それらをひとくくりにして予期せぬという一言で表現するのは技術的ではないかもしれない。
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
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