ペアプログラミング
2人のプログラマが1台のワークステーションを使って共同でソフトウェア開発を行う手法
これは古いやり方。
プログラム開発の現場では、一人で複数台を同時に使ったり、一台に複数台のディスプレイを使うことも多くなり、具体的なやり方は変わっている。
git, dockerを利用した2人での作業では、
git, dockerなどを利用し、同じソースの設計と試験を同時に分担して書いたり、お互いにissueを発行しながら、お互いにcloseし合うなどの方法を使うこともある。
それぞれのPCでgitを利用してソースを管理したり、issueやwikiに記録すれば、それだけで見える化が完了していることに留意してみよう。
git, dockerを利用したペアプロの3つの種類を記録します。
自分より能力のある人と対
課題(issue)として上げた事項をReviewしながら、その場で解決のコードを書いてもらう。
課題をひと舐めしたら、作業分担を決めてそれぞれに作業して、課題を記録する。
相手の対の相手が自分だけの場合は、相手がほとんど書いて、自分は試験の道具の設定などを行う。
自分よりは経験のない人との対
課題(issue)として上げた事項をReviewしながら、その場で解決のコードを書いてみるか、
それににた例を示して、自分で考え直してもらうこともある。
課題をひと舐めしたら、作業分担を決めてそれぞれに作業して、課題を記録する。
対の相手が、自分で2人か3人いるときには、分担は相手まかせで、
自分は試験の道具の設定などを行う。
自分と同じくらいの能力のある人との対
対象分野で同じくらいの能力のある人との対で仕事をしたことはほとんどない。
お互いが得意な分野で性格が自分と似ていると、issueをばんばん発行して、お互いにcloseし合うこともある。
お互いが苦手な分野だと、issueがcloseできずに、沈没しかけることもある。
open な issue がどんどん溜まる現象を解決するために
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/efe22d9a23ad2e9934d6
まとめ
自分より能力のある人と組むときは、その方の相手は自分以外にはいない。
これは教育用の対ではなく、納品まぎわの出荷判定のための対だから。
逆に、自分が能力がないのに、出荷判定の仕事は複数持っている。
そのため、当該事業に対する作業時間は相手より少ない。
自分より経験の少ない人と組むときも、その方の相手は自分以外にはいない。
これは、相手の教育用の対で、研究用試作の段階から始めている。
自分と同じ程度の能力の人と対になったことはほとんどない。
いえ、実は、それは建前で、教育用の対を組んでいるうちに、
3週間くらい経つと、相手の方に能力が追い越されて、
半分くらいは、自分より能力のある人との対になっている。
大昔、自分が能力のなかった頃の経験で、この手法をとっているのかもしれない。
仮説(139)新人(学生)を指導するよりも新人(学生)に指導してもらった方が効率的
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/db993b1536055029f7c8
#参照(reference)
ペアプロ懐疑派だった僕が、実務でペアプロ導入して180度考えが変わった話
https://qiita.com/YudaiTsukamoto/items/06b426f4dbee268d5035
毎日ペアプロしていて感じる良いところ5つ、困ったところ3つ
https://qiita.com/SoarTec-lab/items/b019611b922daa0475fe
ペアプロで "過程" を見える化する
https://qiita.com/oohira/items/9a99bd9d548708fe7688
ペアプロやって覚えたこと【随時更新】
https://qiita.com/cschappert/items/e450d6b729602f50f830
ペアプロを始めるときの3つの約束
https://qiita.com/Riz_107/items/0151a846b92fb042682b
設計はgit, dockerで
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5e85a825709f7f5f56ee
新人
ペアプログラミングして気がついた新人プログラマの成長を加速する3つの習慣
https://qiita.com/KakkiiiiKyg/items/2d0920416a0e0187810d
ペアプログラミングして気がついた新人プログラマの成長を阻害する悪習
https://qiita.com/hirokidaichi/items/27c757d92b6915e8ecf7
ペアプロを受けたことがない新人は人生を少し損している(かも). -実践編
https://qiita.com/binary2/items/10d0a56b147cd8a045c8
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20190212
ver. 0.02 git, docker追記 20190224
ver. 0.03 みだし、参考資料追記 20190426
ver. 0.04 誤植訂正、参考追記 20190926
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
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