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自動車技術会学術講演会原稿執筆要領を電子ファイルで作成する際にすることと困ったこと

Last updated at Posted at 2020-03-24

自動車技術会学術講演会2020年春季大会
https://www.jsae.or.jp/2020haru/

に投稿しようとしています。

講演申込関連資料はこちら
https://www.jsae.or.jp/2020haru/apply.html

公益社団法人 自動車技術会学術講演会原稿執筆要領
https://www.jsae.or.jp/2020haru/docu/manu_guide_j28.pdf

に基づいて電子ファイルを作成する際の要点をまとめようとする。

個人的な課題として、MacOS の Wordを複数の版を使っていることと、WindowsのWordも複数の版を使っていて、版の異なるWordで読み込むと崩れることがある。特に、編集履歴をOnにしていて、10年以上前に、ファイルが壊れることがあった。

都合、4種類のWordの間で、差し障りがないようにする方法が、必ずしも見つかっていない。

<この項は描きかけです。順序築城します。>

要点1 学術講演会講演予稿集 原稿作成テンプレート(WORD)を使う

主要な構成は、「予稿原稿作成テンプレート」を使えばよい。

構成 (原稿作成の際は大会ウェブサイト上にある「予稿原稿作成テンプレート」を必ずご使用下さい)
① ページ設定
A4サイズ/上マージン25mm、下マージン25mm、左右マージン18mm
② 段組、行数など
左右2段組み、1段当たり47行、1行当たり27字(日本語のみ)
⇒ 1段の高さ 247mm、幅83mm、左右の段の間隔8mm
③ ページ数
日本語原稿 6ページ以内
英語原稿 8ページ以内

 要点2 文字の種類と大きさ

基本は明朝体とTimes New Romanで、普段と全く一緒なのは助かる。

② 主題
⇒ 和文原稿:主題 14ポイント、明朝体
⇒ 英文原稿:主題 16ポイント、Times New Roman, Upper and Lower Case(最初の文字
は大文字、他は小文字)で記載して下さい
続報がある場合は、主題の末尾に(第○報)と記載して下さい
③ 副題
副題はなるべく使用しないで下さい。補足説明のために付けるもので、やむを得ず付与する場合は、
副題の前後には「-」(ダッシュ)を記載して下さい
⇒ 和文原稿:副題 9ポイント、明朝体
⇒ 英文原稿:副題 11ポイント、Times New Roman, Upper and Lower Caseで記載して下さい
④ 著者名
a. 主著者を筆頭とし、姓・名を略さないで下さい
b. 著者が複数の場合は、当該研究に寄与した人を必要最小限で記載して下さい
c. 地位・身分・称号は省略して下さい
d. 著者名の最後に片括弧書きで脚注の勤務先を示す番号(同一勤務先の場合は同一の番号)を記載し
て下さい。
例)自動車 太郎1) Ronbun Template2)
⇒ 和文原稿: 9ポイント、明朝体
⇒ 英文原稿: 11ポイント、Times New Roman(ボールド体)
e. 講演者名には下線を引いてください
例)自動車 次郎1)
⑤ (和文原稿のみ)主題英文
②に沿った英文を記載してください
⇒ 11ポイント、Times New Roman
⑥ (和文原稿のみ)著者名英語
④に沿った英文を記載してください
⇒ 9ポイント、Times New Roman
⑦ 英文要旨
内容の要点を説明する100語以内の英文にして下さい
⇒ 英文9ポイント、Times New Roman
⑧ キーワード(英文)
a. 全体の内容が推測できるよう「自動車技術会基準キーワード」の第1、第2及び第3カテゴリーよりキーワ
ードを選定して下さい。第1カテゴリーからのキーワードの選定は必須とし、第2及び第3カテゴリーからも
極力該当するキーワードを付与して下さい
公益社団法人自動車技術会 学術講演会原稿執筆要領 第 28 版
b. 自由キーワードは、著者が表題及び本文から自由に設定して下さい
c. 各キーワード間には「、」を入れて下さい
⇒ 英文 9ポイント、Times New Roman(基準キーワード部分はボールド体)、Upper and
Lower Caseで記載して下さい
⑨ 分類
「自動車技術会基準キーワード」の分類の中から一つだけ選び、キーワードの最後に付けて下さい
⇒ 9ポイント、Times New Roman (( )付き)
本文
研究の目的、内容、結論を論理的な構成の下に明確な表現で書いてください。会社名・商品名・社内用語の
明記、商業的な内容の記述はご遠慮下さい
⇒ 和文原稿: 9ポイント、明朝体
⇒ 英文原稿: 9ポイント、Times New Roman
⑪ 図(写真を含む)及び表
a. 図表の表題及び図表中の用語は英文にして下さい
b. 図の場合は、図の下に、表の場合は、表の上に図表タイトル(キャプション)を記載して下さい
⇒ 図表タイトル:英文 9ポイント、Times New Roman
⇒ 図表中文字:英文 7ポイント以上
⑫ 著者情報
(和文原稿)
a. 1ページ目の左段下部分(脚注)に、著者の勤務先名、勤務先所在地(郵便番号、番地等を省略しない)
を記載して下さい
b. 同一勤務先の著者が複数いる場合はまとめて記載して下さい
⇒ 和文 9ポイント、明朝体
例) 1)・2) (株)自動車技術会(102-0076 東京都千代田区五番町10-2)E-mailアドレスの記載は任意
(英文原稿)
a. 1 ページ目の 著者名下部分 に、著者の勤務先名、勤務先所在地(郵便番号、番地等を省略しない)
をイタリック体(斜体)で記載してください
b. 同一勤務先の著者が複数いる場合はまとめて記載して下さい
⇒ 英文9 ポイント、Times New Roman
例) 1)・2)The University of JSAE, Graduate School of Engineering
10-2 Gobancho, Chiyoda, Tokyo, 102-0076, Japan (E-mail: 任意)

要点3 参考文献は第一著者名のみ。雑誌は文献番号、書籍は出版地を掲載

出版地は、国会図書館で検索すれば出るはず。
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/

文献番号(DOI)は国立情報学研究所で検索すれば出るかも。
https://ci.nii.ac.jp/

⑭ 参考文献
本文の最後にまとめ、文献を引用する場合には、該当個所の右肩に「(1)」のように、一連の番号を付けて示し
て下さい
⇒ 和文 9ポイント、明朝体
英文 9ポイント、Times New Roman
a. 論文集・雑誌等を参考にする場合
原著者名:表題, 雑誌名, 巻, 号, 初めのページ-終りのページ(発行年), 文献番号
例) 自動車太郎:熱工学の先端領域術, 自動車技術, vol.60, No.10, p.100-108 (1999)
五番町次郎:ドライバ評価手法, 自動車技術会学術講演会予稿集(2014), 20145678
John Smith : Vehicle Dynamics System, SAE Technical Paper (2014),
2014-01-0000, doi:10.4271/2014-01-0000
b. 単行書1冊を参考にする場合
原著者名: 図書名, 出版地, 出版者, 出版年, 総ページ
例) 吹抜敬彦:画像のディジタル信号処理, 東京, 日刊工業新聞社, 1981, 292p.
c. 単行書の一部を参考にする場合
原著者名: 参考にする章・節等の表題, 図書名, 出版地, 出版者, 出版年, 参考にする個所の初めの
ページ-終りのページ
例) 都築正和ほか:高分子医用材料に対し臨床的に要求される物性機能性, 医用高分子材料,
東京, 学会出版センター, 1981, p.24-29

要点4 「人を対象とする研究倫理ガイドライン」を読んでおくこと

⑮ その他の注意事項
a. 表題・本文への会社名・商品名の明記、商業的な内容の記述はご遠慮下さい
b. 人を対象とする研究は、自動車技術会「人を対象とする研究倫理ガイドライン」を遵守して実施され、
倫理審査委員会等による審査承認を得たものであること。また、予稿原稿中には実験等について審査
承認を得ていることが記述されていること。
(「人を対象とする研究倫理ガイドライン」http://www.jsae.or.jp/01info/rules/kenkyu-rinri.html)
c. 本文の章、節、項の見出しには、番号を付けて下さい。番号はアラビア数字と句点「.」の組合せによっ
て表し、原則として3段階(章.節.項)までとして下さい
d. 文章の区切りには読点「,」(カンマ)、句点「.」(ピリオド)を用いて下さい
e. 年号は西暦で記載して下さい
f. 外国語の固有名詞は片仮名書きとし、( )を付して原語を添えることが望ましい表記です。ただし、
一般に周知のものは片仮名書きのみとします
g. 外国語を片仮名書きするときに「 」や( )は用いないで下さい。複合語は一つの単語として書き、
空白や「・」(中黒)を用いないで下さい
例) クランクシャフト(crankshaft)
h. 略語を使用する場合は、普通名詞、固有名詞にかかわらず、原語で記載して下さい。また、一般に周知
でない略語を使用する場合は、最初に使用した個所で原語を( )で付記して下さい。この場合の字体
は正体として下さい
i. 用語は、文部科学省制定の学術用語及びJIS、JASO規定の用語規格によります。学術用語以外の
用語についても旧文部省制定のあるものはそれにより、制定されていないものは、適正と思われる慣用
語で記載 し、原語を( )で付記して下さい
j. 数量、序数を表す数字はアラビア数字を使用し、漢字と結合して名称や概数を表す場合は漢数字を
使用して下さい
k. 小数点は、中央から下に表示し、桁数の多い数は、3桁ごとに「, 」(コンマ)で区切って下さい
l. 国際単位系(SI)を使用して下さい。重要な数値には従来単位を併記しても問題ありません
m. 量記号はJIS Z 8202(量記号及び単位記号)、数学記号はJIS Z 8201(数学記号)、化学記号は万国
化学記号、製図記号はJIS B 0001(機械製図)によります
n. 数式は(段組の)左右2段にまたがらないようにして下さい。数式に通し番号を付けるときは、右端に
( )を付けてその中に書いて下さい。文中で引用する場合には式(1)、式(2)のように書いて下さい。
数式及び物理量を表す文字はイタリック(斜体)を使用し、単位を表す文字はローマン(立体)を使用し
て下さい

要点5 キーワードの規則が細かい

自動車技術会基準キーワード
https://www.jsae.or.jp/01info/rules/17cat.pdf

作成した際に、連名の著者の方からいただいた編集上のご指摘

(1) KEY WORDS は、自動車技術会基準キーワードに含まれるものは太字、含まれないものは細字。
(2) キーワードの最後に分類が必要。
(3) 著者名の所属を示す数字(上付き)の右側に括弧。
(4) 1ページ目脚注の所属表示は2段組みの左側のみ。右の段は、 ページの下まで伸ばす。
(5) 句読点は、「,」「.」にする。
(6) 著者名の右上の数字(3)に下線がついています。発表者は第一著者で下線が必要。他には要らない。
これは、3番の方の原稿(自分も連名)を複写させていただき、自分が第一著者の原稿を作成したために起きた事象。

(4)は技術がいるらしい。現在悪戦苦闘中。

<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>

文書履歴(document history)

ver. 0.01 初稿 20200224 午前
ver. 0.02 要点4追記 20200224 午後
ver. 0.04 例追記 20200226

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