自動運転の安全分析について、低速限定で実施している。
ヤマハ発動機とティアフォーが自動搬送ソリューションの合弁会社を設立 ~工場内物流の自動運転化を目指して~
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2020/0327/eveautonomy.html
自動運転のベース車両の製作
https://www.yogohm.com/mobility/vehicle%20production/
低速限定であれば、死亡事故の可能性が低くなり、かつ、低速限定の機能で対応できることがいろいろあるからである。
低速限定の自動運転車は、大学や工場などの特定の敷地内のほか、都心部の面規制として速度制限車以外には走行させないことによる、都心部での死亡事故の低減を図ることができるかもしれない。
国、地方によっては、都心部に自動車の乗り入れを禁止する社会実験を行っている報告をいくつか拝見したことがある。自動車の乗り入れ禁止にするには、古い町並みが残っていたり、過密地域がある場合には有効かもしれない。そうでないと、広域規制を実施するための合意がなかなか難しい。
速度制限の広域規制であれば、それよりは実現可能性が高いかもしれないと考えている。
#課題
速度
低速と書いているが、20km/h, 30km/h, 40km/hなど、どれくらいがいいか、まだ十分な実証に参加していない。
各方面の実験の記録を拝見したい。
区域
道路では、どういう区域で実証実験を始めるとよいかよくわかっていない。島などの閉鎖空間で実施するのはよいが、道路の安全性をどう確保した状態で行うとよいか、実証に参加していない。
無人運転
運転者がいない、または無人運転に対応する場合の課題を明確にできていない。法的な課題とともに、道路管理者との責任境界などの仕切り方など。
#参考資料
自動運転技術の現状と今後 横 山 利 夫 ・藤 田 進太郎 ・武 田 政 宣
https://www.jstage.jst.go.jp/article/safety/54/3/54_169/_pdf
自動運転のあるべき将来に向けて ― 学術界から見た現状理解
謝辞
なお、ここに書く知見は、
名古屋工業大学の岩崎研究室
http://mechatronics.web.nitech.ac.jp
小坂研究室
http://kosaka-lab.web.nitech.ac.jp
が、経済産業省の事業として中小企業等と行った研究開発事業においてアドバイザとして参加した際の知見にも基づいている。両研究室および当時の関係者の方々に感謝いたします。
なお、名古屋工業大学・岐阜大学で実施した中核人材プロジェクトの際に、課題として取り上げさせていただいた電源の過渡制御に対応したシミュレータの改善などに取り組んでいただけた方々にも感謝いたします。
安全分析では、機密事項が頻出し、具体的な記述ができないことがあり、詳細の内容は順次追記します。
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
文書履歴(document history)
ver. 0.01初稿 20230610
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