LoginSignup
4
1

More than 1 year has passed since last update.

雑・Excel入門試論 - 脱VLOOKUPの思考 24 - ダッシュボード - ピボットグラフ(Pivot Chart)

Last updated at Posted at 2022-12-23

 データをピボットテーブルで表示させるのは便利ですが、直感的にわかりやすくするにはグラフ化するのが一番です。ピボットグラフ(Pivot Chart)は、データを視覚化し、分析することができます。

 ワークシート上のセルの値を直接渡してグラフ化する方法もありますが、ピボットテーブルを使用したピボットグラフを使うと、大量なデータを使ってより柔軟なデータ管理、操作が可能です。

ピボットグラフ(Pivot Chart)の作り方

 これまでやってきたことと合わせ、簡単なピボットグラフを作成してみます。

  1. データテーブルの作成
  2. データモデルに追加
  3. 日付テーブルの作成
  4. リレーションの作成
  5. ピボットテーブルの作成
  6. ピボットグラフの作成
  7. フィルターの作成

複合グラフ(combination chart)の作り方

 前年同月比のメジャーを作成し、複合グラフに表示してみます。

 前年同月比のメジャーは、以下のように書いています。

YoY :=
DIVIDE(
    [TotalSales],
    CALCULATE(
        [TotalSales],
        SAMEPERIODLASTYEAR('予定表'[Date])
    )
)

毎月の在庫数

 以下のような表があります。このデータにあるのは1種類の商品の在庫数だけですが、月末の在庫数をグラフ化してみます。
image.png

 月ごとのコンテキストの中で、LASTDATE を使って最終日の在庫数を計算するDAXを書いています。

現在在庫数 := CALCULATE(
    SUM('在庫データ'[在庫数量]),
    LASTDATE(DateTable[Date])
)

1,048,576行を超えるデータの読み込み

 Power QueryとPower Pivotを使えば、1,048,576行を超えるデータの処理も可能です。以下の動画では、5,000,000行のデータを処理しています。

注意事項

 ピボットテーブルを使用してピボットグラフを作成する場合、以下のことを注意してください。

  1. 基本となるピボットテーブルの変更がピボットグラフに影響する
    • ピボットテーブルに基づくピボットグラフは、ピボットテーブルの拡張です。ピボットテーブルを更新、フィールドの移動、フィールドの追加・削除、項目の表示・非表示、フィルタの適用を行うと、ピボットグラフに反映します。
  2. ピボットテーブルのデータフィールドの配置が最適でない可能性があります。
    • Y軸 - ピボットテーブルの列領域に対応
    • X軸 - ピボットテーブルの行領域に対応

コンテンツ

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1