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雑・Excel入門試論 - 脱VLOOKUPの思考 11 - セル - 条件付き書式

Last updated at Posted at 2022-12-10

条件付き書式 (Conditional Formatting)

 条件付き書式を使う最も大きな理由は、データのパターンや傾向を強調するためです。書式の設定をルールに基づいて指定できます。

 条件付き書式は、「ルールの管理」から作成、修正、削除することができます。

 ルールの種類は、以下の6つになります。

  1. セルの値に基づいてすべてのセルの書式設定 (Format all cells based on their values)
  2. 指定の値を含むセルだけを書式設定 (Only format cells that contain)
  3. 上位または下位に入る値だけを書式設定 (Only format top or bottom ranked values)
  4. 平均より上または下の値だけを書式設定 (Only format values that are above or below average)
  5. 一意の値または重複する値だけを書式設定 (Only format unique or duplicate values)
  6. 数式を使用して、書式設定するセルを決定 (Use a formula to determine which cells to format)

1. セルの値に基づいてすべてのセルの書式設定

2色スケール、3色スケール

 2つの値の間で、セルの値を色のグラデーションで示します。

データバー

 セル内に横棒グラフを表示し、値を視覚化します。

アイコンセット

 セル内の値を3第階のアイコンで表示します。

2. 指定の値を含むセルだけを書式設定

 セルの値が条件に一致する場合に、書式を適用します。

3. 上位または下位に入る値だけを書式設定

 上位10個、あるいは10%に入る値を書式設定します。数値は任意で、上位だけでなく下位で選ぶこともできます。

4. 平均より上または下の値だけを書式設定

 データの平均値を取り、平均より上または下のデータについて書式設定します。

5. 一意の値または重複する値だけを書式設定

 重複のない値、または重複する値を書式設定します。

image.png

6. 数式を使用して、書式設定するセルを決定

 この設定が一番応用がききます。

2~6の書式設定を、これで置き換えることもできます。また、書式設定の条件となるセルを、自身のセルでなく、他のセルに設定することもできます。

 ルールは、= で始まります。条件判断するセルのアドレスは、行あるいは列の値に$を付けます。

範囲をA1:D10として

=$A1>20    // A列の値が20以上の時適用
=A$1>20    // 1行目の値が20以上の時適用

 1行おきや1列おきの書式設定は、以下のように行います。

 ユーザー書式定義を使用すると、さらに複雑な書式定義が可能です。

コンテンツ

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