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Windows 10 上で様々な無料テキストエディタを使い比べてみた

Last updated at Posted at 2020-02-07

初めに

この記事は標題の通り、Windows 10 上で様々な無料テキストエディタを使い比べた感想を書いています。従って、Mac 専用のテキストエディタ(例えば CotEditor, Xcodeなど)については全く書いていません。

無料のHTMLエディターが勝手にリンクを挿入していたと判明したというニュースもありますので、実際にインストールする際は注意が必要でしょう。

昔は漫然と使っていたけどもう使わなくなってしまったもの

かつては(数年前から)気分次第で次のエディタを使ってました:

どれもLinuxに初期搭載されているものです。当時は特にこだわりはなかったのですが、それでも使い続けていたのは:

Vim より操作が簡単だから

という理由が一番強かったのだと思います。私がプログラミングを始めた当時は「Vim vs. Emacs vs gedit」という構図がありました。しかし最近になって新しいエディタが続々登場しているという噂を聞き、Visual Studio Code とか Sublime Text を使い始めたら気に入ってしまい、前出のエディタたちを使い続ける理由が見いだせなくなったので乗り換えました。

参考:Emacs関連のQiita記事

現在主力で使っているもの

現在主力で使っているエディタとして:

があります。どちらもこんな特徴があります:

  • 複数のタブを同時に開いてくれて終了してもタブを保持してくれる
  • HTML, LaTeX, Markdown など様々な言語向けに拡張機能が用意されていて簡単に導入できる(この2つに出会うまでは、テキストエディタにも拡張機能があるということを知りませんでした)
  • ダークモードが使える

この2つについて、自分の中ではまだ優劣をつけられていないのでもう少し使ってみてから追記します。

Visual Studio Code

Microsoft者が開発した統合開発環境として Visual Studio が有名です。それにちなんで、コード編集に特化したMicrosoft製エディタが Visual Studio Code (VSCode) です。Visual Studio はインストールなどの動作に割と時間がかかるため(最近のはマシらしいですが)最初はVSCodeに抵抗があったのですが、それとは違ってVSCodeは多機能なのに使いやすいので助かります。そして(多くのMS製品と違って)完全無料のオープンソースです。

プログラミングはもちろんのこと、小説を書くのにも活用されているのを聞きます。具体的には、テキスト校正用の拡張機能と組み合わせて使うそうです。

エディタ用の拡張機能

ここから用途(プログラミング言語)ごとに使っている拡張機能を紹介していきます。色々導入していますがそれでも動作が重くならないのが驚きです。

(参考)Visual Studio Code で使っている拡張機能

日本語も使うならJapanese Language Pack for VS Codeは必須です。

ウェブ関連

必要な設定と拡張機能はこちらにまとめられています。ちなみに使う方が多いかは分かりませんがWiki系言語用の拡張機能もありました(拡張子を.mediawikiにしておくとシンタックスをハイライトしてくれます)。

  • HTMLHint
  • HTML Snippets
  • JavaScript Atom Grammer

Markdown 関連

こちらを見習いました。

  • Markdown All in One
  • Markdown Checkbox
  • Markdown Preview Enhanced
  • markdownlint
  • Marp for VS Code (Markdown でスライドを作成するためのツールです)

その他

LaTeX 環境の構築で参考にしたQiita記事

その他VScodeで参考になりそうなQiita記事

ショートカット

拡張機能

昔はWindows上ででプログラミングやるなら Visual Studio が必須でしたが、最近はVSCodeを使うことでC++/Pythonまでもが使えるようになったらしいので驚きです。

Live Share

(参考)Sublime Text で使っている拡張機能

次の手順で使っている拡張機能の一覧を確認できます:

  1. Command Palette (Ctrl+Shift+P) を起動
  2. Package Control: List Packages を選択
  3. 現在使用している拡張機能の知覧がアルファベット順で表示されます

入力補助系

  • IMESupport (日本語を使うなら必須)
  • Google Spell Check
  • SublimeLinter

ウェブ関連

  • CSS3
  • HTML-CSS-JS Prettify
  • SublimeLinter-csslint
  • SublimeLinter-html-tidy

Markdown 関連

  • Markdown Extended
  • MarkdownEditing
  • SmartMarkdown

関連するQiita記事

解説書など

予備で使っているもの

Notepad++ も「複数のタブを同時に開いてくれて終了してもタブを保持してくれる」という特徴があるのですが、Visual Studio Code とか Sublime Textに比べて拡張機能を導入するために煩雑な操作を強いられるのが欠点のように思います。

ブラウザ上

今はブラウザ上だけでもエディタが使える時代です。LaTeX限定なら Cloud LaTeX とか Overleaf, HTML/JS 限定なら CodePen、計算系ですとCoCalc、汎用なものですと Code SandboxとかmyCompilerがあります。コードの作成・保存・さらに実行までができてマークアップ機能もあります。ただしオンラインだとファイル参照とかができない場合もあるので注意が必要です。

ちょっと使ってみてすぐにやめたもの

Atom

Atom はよく名前を聞くので試しに使ってみたのですが、開いたタブを保持できないし、対応している言語も比較的少ない(少なくとも LaTeX には未対応)のが惜しいです。

ちなみに最近、Atomの開発者たちが新しいエディタの開発に着手しているようです。
「Atom」の開発者が究極のコードエディターを目指す ~「Zed」の開発が始動

開発終了のAtomとは?後継や代わりのおすすめエディタを紹介!

(2022年にAtomの開発終了が発表されました。念のため本節は記録のために残しています)

Brackets

Brackets「ウェブ制作に特化したテキストエディタ」を謳っているので LaTeX など無関係な言語には当然対応していません。ウェブに特化した分だけ汎用のテキストエディタより動作が早いのかなと思ったのですが私が使ってみた限り特にそういうこともなかったです。

今後試すかもしれないもの

和製のテキストエディタ(EmEditor、サクラ、秀丸)などは名前を時々聞くのですが周りに使っている方がいないので使い勝手が今ひとつわかりません。時間があったら試します。

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