Inosensor ES Devkit って何?
Inosensor ES Devkit は、Sigfox無線モジュール搭載の小さな基板です。
今回は、オムロンの振動センサに挑戦してみたいと思います!
オムロンの振動センサって?
モノタロウに売ってるやつです!
振動センサ D7E-2
https://www.monotaro.com/p/4654/9221/
シール型振動センサ/転倒センサ D7E D7E-3
https://www.monotaro.com/p/4654/9237/
なんか同じようなのが4個売ってたのでまとめて買ってみました(リンクは省略)!
このセンサーを使うと、センサーが振動したり、転倒したときにスイッチがONになるそうです!
ハーネスを用意しよう!
Inosensor ES Devkitとセンサーをつなげるためのハーネス(ケーブル)を用意します。接点入力用ハーネスを用意して、両端にセンサーをはんだ付けします(線をつなぐのはどちらでもOK)
あとは、ハーネスの白い方をInosensor ES DevkitにつなげるだけでOK!
初期のファームウェアであれば、これだけでセンサーが動作したら、通知できるようになります!
実験開始!
本体の電源スイッチを入れて、電源投入イベントが終わったら(LEDが消灯したら)実験開始です!センサーを手で揺らしてみましょう! 転倒センサーの場合は、センサーを横にして機械が倒れた状態にするといいと思います。
本体のLEDが転倒して、通信を始めたら成功!Inosensor ES Devkitを使ってみた! ④(Sigfox CallBacks入門編)の設定をしておけば、メールが届きますよ!
どういう仕組なんだろ?(おまけ)
これで実験は成功!なのですが、センサーの中身が気になったので、分解してみました!ケースの蓋(?)が開かなかったので、超音波カッターで切ってみることに!
超音波カッターは、カッターの刃が超音波によって振動して、プラスチックとかが簡単に切れるすごいカッターです。長時間動かすと(数分)急に動きが止まるので電源を切って5分くらい休憩する必要があります。
こんな感じで、部品をカットしてみました!
中には金属のボールが!!!
ボールの大きさは同じで、ボールが触れる底の部分の形状がセンサーによって違うみたいです。自分の感覚としては、中のボールと外側の金属が触れるとセンサーがONになる・・・みたいなのを想像していたのですが、思ってたのと違う感じでした!
おしまい!
センサーの分解記事のほうが長くなっちゃいましたが、振動センサ(転倒センサ)をInosensor ES Devkit に接続するのに成功しました!これを使えば、遠く離れた物体が倒れたりした時に通信を受け取る・・・といったような使い方もできると思います。
Inosensor ES Devkitには、他にも色々なセンサーが付けられると思うので、みなさんも気になるセンサーを見つけたら実験してみてくださいね!わーわー!
参考リンク
購入情報
Inosensor ES Devkit:販売ページ
接点入力用ハーネス:販売ページ
Inosensor ES Devkit & 接点入力用ハーネスセット:販売ページ
製品マニュアル
チュートリアル
初級編
Inosensor ES Devkitを使ってみた! ①(購入〜Devkit登録編)
Inosensor ES Devkitを使ってみた! ②(付属品の取り付け編)
Inosensor ES Devkitを使ってみた! ③(はじめてのSigfox通信編)
LPWAって本当にローパワーなの!? Sigfox端末(Inosensor ES Devkit)が本当に低消費電力か測定してみた!
中級編
Inosensor ES Devkitを使ってみた! ④(Sigfox CallBacks入門編)
Inosensor ES Devkitを使ってみた! ⑤(接点入力用ハーネスを使ってみよう!)
Inosensor ES Devkitを使ってみた! ⑥(位置情報活用編)
Inosensor ES Devkit にオムロンの振動センサ(転倒センサ)を接続してみた!
上級編
Inosensor ES Devkit 用SDK(IFS-M01 SDK)に挑戦!①(開発環境編)
Inosensor ES Devkit SDKに挑戦!②(ケーブル編)
Inosensor ES Devkit 用 ファームウェア(IFS-M01-FIRM)の書き込みに挑戦!
Inosensor ES Devkit 用 ATコマンドファームウェア(IFS-M01-FIRM-AT)を使ってATコマンドに挑戦!