プログラマが学校を卒業する意義があるかを聞かれた。
その個人が、学校を卒業する意義を持っていれば、プログラマであろうが、なかろうが、卒業すればよい。
実際に20年間、大学の卒業研究を指導していて、一人だけ卒業しなかった学生がいた。
個人情報なのでどいういう場合かは書かない。
卒論の締め切りは、大学側が開く最終教授会の日までは伸ばしてもらう話をして本人にも伝えた。
「大学卒業した方がいいよ」とは言わなかった。
卒業した大学
私自身は、大学を2つ卒業している。 小学校、中学校、高校も卒業した。
最初は通信制経済学部を卒業した。面接中心の編入試験を受けて工学部電気工学科を卒業した。
編入試験を受けるには、高専、短大卒業か、大学卒業または2年までの単位認定があることなどが条件となっている。
それ以外にも認定条項がある大学もあるかもしれない。
卒業した大学では、大学院理工学研究科博士課程後期を卒業している。
三つの大学とも、通常の入学試験は受けていない。
一つは、通信教育で入試がなかった。
一つは、社会人編入試験で書類と面接だけだった。
一つは、社会人入学試験で書類と面接だけだった。
三つとも、週40時間から48時間労働をする正規雇用労働者だった。
有給、週末または夜間に学校に通った。
卒業していない大学
大学院修士課程は卒業していない。入学もしてない。
博士課程後期の入学許可は、修士課程修了程度の認定をいただいた。
100本以上の学会発表と国際規格などの技術文書の作成実績で入学を許可されている。
私の口から大きな声で言えるのは、「修士課程は卒業しなくてもいいよ」かもしれない。
論文博士の方の場合は、きっと「博士課程は卒業しなくてもいいよ」になるのだろう。
高等学校卒業程度認定試験
旧大学入学資格検定
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/
(1)受験資格
受験しようとする試験の日が属する年度の終わりまでに満16歳以上になる人が受験できます。
平成17年度から、全日制高等学校等に在籍されている方も受験が可能となりました。
※高等学校卒業者や大学入学資格検定・高等学校卒業程度認定試験合格者など、既に大学入学資格を持っている方は受験できません。
なお、大学入学資格の詳細については、大学入学資格についてを御覧ください。
小学校、中学校の卒業は条件になっていない。
3.知識及び技能に関する審査(技能審査)の合格による
高等学校卒業程度認定試験 または 大学入学資格検定 合格者の方とお話して。
大学の通信制課程卒業後、10年ほど、無給の学習指導員(カウンセラー)に十時していた。
大検合格者の方々ともいろいろお話しをさせていただいた。
国籍条項が災いして、奨学金がもらえず、仕方なく値段の安い通信制課程に進んだ方とか。
家庭の事情、本人の事情などで、高校を卒業されなかった方々とも。
通信制課程では、スクーリングといって対面授業もある程度開催していた。
全国各地で開催していた。私が参加したのは、北海道の真駒内で開催された時だった。
もう一回は、東京の道玄坂校舎だったかもしれない。
高校卒業していない人にとって、通信課程で単位を取ることよりも、スクーリングの方が、壁になっている方もおみえだったかもしれない。
そのために、大学が卒業生の中から、大学の運営に協力的な人間を、学習相談員(カウンセラー)を委嘱していたようだ。
無給とはいうものの、年に1回、大学出版局から本を2冊寄贈を受けたような気がする。
大学を卒業せずに、大学院に進むのが可能な分野はいくつもある。
学会の発表を何度かしたり、論文誌、学会誌に投稿していれば、学会発表の際に、大学院に来ないかと誘ってくださる先生、卒業生がおみえになるかもしれない。
実際に大学を卒業されていない方の学会発表ですばらしい内容の場合に、大学院にいかないか、あるいは博士論文にしないかとお声をかけさせていただいたことがある。
順番が逆だったかもしれない。すばらしい内容の発表された方に、いろいろ質問させていただいた時に、大学は卒業していないんですけどっておっしゃられたのをお聞きしたのかもしれない。
いずれにしても、大学卒業していなくても、博士論文を提出することはできる。
プログラマ
プログラマであれば、論文を書いていなくても、プログラミングだけで、大学院の博士課程に進学したり、博士論文を提出することは可能だと思う。
博士論文提出する前に、ArXivなどの英語論文投稿サイトに何本か書いてあればいいかもしれない。
論文ではなく、ソースコードそのものであっても、評価してくださる大学があるような気がする。
あるはずだ。いや、あるに違いない。
少なくとも、数学の未解決問題を解くプログラムなら、ぜひうちの大学でって声がかかるに相違ない。
この文章は、ちょっと疲れて、うなされて書いています。
現実の社会で起こりうることかどうかについては、定かではありません。
プログラマが大学に推薦入学、大学院に直接入学できるような仕組みを検討する。
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ver. 0.01 初稿 20230219
ver. 0.04 URL追記 20230213
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