公道を挟む2つの敷地の3つ以上の建物のネットワーク管理者をしていました。
公道は、地下道でブリッジを使って有線で繋いでいました。
40年以上前の話です。
今ならWiFiでつないだと思います。
基幹は10 base 5で、10 base 2で分岐していました。
ブリッジがよく不調になり、電源を入れ直しても回復しないことがしばしばでした。
メインフレームのパケットが、よくブロードキャストを投げて、ネットワークがつながっていることを確認しようとしていました。
パソコンのオムニネットのパケットも流れていました。
ワークステーションのUNIXのパケットも流れていました。
Appleのパケットが流れていたこともあります。
PCにボードを挿して、Ethernetを取得するシステムもありました。
解析するソフトはなく、手作業で解析していました。
その後、PCにはEtherreal(後のWireshark)がを導入し、測定するようになりました。
過去の痛い思いを詳しくはおもいだせずにいます。泣)
博論はネットワークの遅延測定方法です。
世界二十数ヵ国をおとづれた際に、Etherreal(Wireshark)で測定した結果から、大陸間のルーティングの課題や、各国の通信の不安定さを解消するための手段、方法を検討しながら考察した結果でもあります。
IPアドレス、MACアドレスをトンネルしたり、多層化することによる通信の管理を検討していました。
SoftEtherが発表されたときには、びっくりしました。
やっぱ、考えは、実現してこそ意味があるのだと思い、SoftEtherの愛好家になりました。
ChatGPT
ネットワーク機器で、ルータ、スイッチングハブ、ブリッジなどの違いを教えてください。
ChatGPT:
ネットワーク機器のルータ、スイッチングハブ(スイッチ)、ブリッジは、いずれもネットワークを接続する装置ですが、役割と動作レイヤ(OSI参照モデルのどの層で動くか)が異なります。以下に比較しながら解説します。
- ルータ(Router)
役割
異なるネットワーク同士を接続して、パケットを最適な経路に転送する。
例:家庭やオフィスで「LANとインターネット(WAN)」をつなぐ機器。
特徴
OSIモデルの**第3層(ネットワーク層)**で動作。
IPアドレスを見て転送先を決定(ルーティング)。
NAT(アドレス変換)やファイアウォール機能を持つことが多い。
利用例
家庭用ブロードバンドルータ
企業の拠点間を結ぶルータ
ISPのバックボーンルータ- スイッチングハブ(スイッチ、レイヤ2スイッチ)
役割
同じネットワーク内の機器同士を接続し、フレームを必要なポートにだけ転送。
特徴
OSIモデルの**第2層(データリンク層)**で動作。
MACアドレスを学習し、宛先MACに応じてスイッチング。
複数の機器が同時通信しても衝突しにくい(フルデュプレックス)。
VLAN機能付きのものは論理的にネットワークを分割可能。
利用例
オフィスLAN、家庭内LANの中核
データセンターのサーバ接続- ブリッジ(Bridge)
役割
2つのネットワークセグメントを接続し、フレームを中継。
スイッチの前身的存在。
特徴
OSIモデルの**第2層(データリンク層)**で動作。
MACアドレスを見て転送。
スイッチと同様の機能だが、通常はポート数が少なく小規模。
利用例
古くは有線LANの延長や無線LANブリッジなど。
現在は単体機器としては少なく、スイッチに統合。
まとめ表
機器名 主な役割 動作層 アドレス判断 主な用途
ルータ ネットワーク間をつなぎ経路制御 第3層 (ネットワーク層) IPアドレス LAN⇔インターネット接続、拠点間接続
スイッチングハブ 同一ネットワーク内でポートを分岐 第2層 (データリンク層) MACアドレス LAN内端末接続、VLAN構築
ブリッジ 2つのセグメントを中継 第2層 (データリンク層) MACアドレス 小規模LAN延長、無線LANブリッジ
補足
**ハブ(リピータハブ)**は第1層で動作し、受信した信号を全ポートへ単純中継。今はほぼスイッチに置き換わりました。
最近の高機能スイッチには、IPルーティングも可能な「レイヤ3スイッチ」もあります。
イメージ
インターネット
│
[ルータ] ←ネットワークを分ける
│
[スイッチ]←LAN内の端末をつなぐ
├─PC
├─プリンタ
└─サーバ
これらを理解すると、ネットワーク設計やトラブルシューティングがスムーズになります。
それぞれの機器が対応している通信規約をおしえてください。
ChatGPT:
それぞれの機器は「どの階層でどのプロトコルを扱うか」が違います。
ここでは**代表的な通信規約(プロトコル)**を、OSI参照モデルに沿って整理します。
- ルータ (Router)
動作層: 第3層(ネットワーク層)中心
役割: 異なるネットワーク間で経路選択と転送を行う
分類 代表的なプロトコル 役割
ネットワーク層 IPv4 / IPv6 IPパケットの送受信
ルーティング RIP, OSPF, BGP, EIGRP など 経路情報の交換
アドレス変換 NAT, NAPT プライベート⇔グローバル変換
管理・制御 ICMP, SNMP, NetFlow 障害通知・監視・統計収集
VPN関連 IPsec, GRE, L2TP, PPTP 安全なトンネリング
上位利用 TCP/UDPによりHTTP, DNS, etc. アプリ通信の搬送- スイッチングハブ (スイッチ)
動作層: 第2層(データリンク層)が基本
役割: LAN内でMACアドレスに基づきフレームを転送
分類 代表的なプロトコル / 規格 役割
データリンク層 Ethernet (IEEE 802.3) フレーム転送
アドレス学習 ARP (IPv4) / NDP (IPv6) IP⇔MAC解決
ループ防止 STP, RSTP, MSTP 経路冗長時のループ回避
VLAN関連 IEEE 802.1Q (タグVLAN) 仮想LAN分割
音声/映像優先 IEEE 802.1p (QoS) 優先度制御
管理 SNMP, LLDP 機器管理・自動認識
レイヤ3スイッチは、上記に加えてIPv4/IPv6ルーティングやOSPF/BGPなどルータ並みの第3層プロトコルを扱えます。- ブリッジ (Bridge)
動作層: 第2層(データリンク層)
役割: 2つのネットワークセグメントを中継して同一ネットワークとして動作
分類 代表的なプロトコル / 規格 役割
データリンク層 Ethernet (IEEE 802.3), Wi-Fi (IEEE 802.11) フレーム転送
アドレス学習 MACアドレステーブル ポート間転送
ループ防止 STP, RSTP 冗長経路対策
無線ブリッジ用途 WPA2/WPA3, 802.11a/b/g/n/ac/ax 無線LAN中継
まとめ表
機器 OSI層 主な通信規約
ルータ 第3層 IPv4/IPv6, OSPF, BGP, RIP, NAT, IPsec, GRE, ICMP, SNMP など
スイッチングハブ 第2層 Ethernet(802.3), ARP/NDP, STP/RSTP, 802.1Q, 802.1p, LLDP
ブリッジ 第2層 Ethernet(802.3), STP/RSTP, (無線なら802.11系)
ポイント
ルータはIPベースのネットワーク層プロトコルを中心に扱い、経路制御やVPNなど幅広い。
スイッチやブリッジは基本的にMACアドレスを基にしたEthernetフレーム転送が主体。
管理系ではSNMPやLLDPなどが共通して使われる場合があります。
Ethernet、IPを使う場合にルータ、スイッチングハブ、ブリッジ以外の通信機器には何がありますか。
ChatGPT:
Ethernet と IP を利用するネットワークでは、ルータ・スイッチ・ブリッジ以外にも多数の通信機器が存在します。役割ごとに主なものを整理すると次の通りです。
- アクセス系・分配系機器
機器 役割 主な規格・プロトコル
アクセスポイント(無線LAN AP) 有線Ethernetを無線IEEE 802.11(Wi-Fi)へ変換 802.11a/b/g/n/ac/ax、WPA2/3
リピータ 信号を再生して物理的距離を延長(第1層) Ethernetリピータ
メディアコンバータ 例:銅線Ethernet⇔光ファイバ、PoE分離など 1000BASE-LX ⇔ 1000BASE-T
パワーインジェクタ/PoEスイッチ 電力をEthernetケーブル経由で供給 IEEE 802.3af/at/bt- 中継・中間装置(特殊なレイヤ動作)
機器 役割 代表的規格・プロトコル
ゲートウェイ 異なるプロトコル間を変換(例:IP⇔非IP) VoIPゲートウェイ(SIP/RTP)など
ファイアウォール / UTM IPレベルのパケット検査・遮断・侵入防御 IPv4/IPv6, TCP/UDP, DPI
ロードバランサ(L4/L7スイッチ) 複数サーバへの負荷分散 TCP/UDPレベル or HTTP/HTTPS
NAT専用装置/CGN 大規模アドレス変換 IPv4 NAT/NAPT
WANアクセラレータ 回線最適化・圧縮・キャッシュ TCP最適化, HTTPキャッシュ- 監視・解析・制御
機器 役割 プロトコル
ネットワークタップ (TAP) パケットをミラーして解析機器へ送出 Ethernetフレーム
IDS/IPS 不正侵入検知・防御 IP/TCP/UDP/アプリ層
ネットワーク監視装置 SNMP/NetFlow/sFlow で統計収集 SNMP, NetFlow, sFlow- サービス提供系
機器 役割 主要プロトコル
DHCPサーバ IPアドレス自動割当 DHCP (IPv4/IPv6)
DNSサーバ 名前解決 DNS (UDP/TCP)
Proxyサーバ HTTP/HTTPS等の中継・キャッシュ HTTP, SOCKS- 専門用途
機器 役割 備考
VoIP PBX IP電話制御 SIP, RTP
VPNゲートウェイ 安全な拠点間通信 IPsec, OpenVPN, WireGuard
産業用・IoTゲートウェイ ModbusやCANなどフィールドバス⇔IP変換 Modbus/TCP, MQTT 等
まとめ
物理延長:リピータ、メディアコンバータ
無線化:Wi-Fiアクセスポイント
セキュリティ:ファイアウォール、IDS/IPS、UTM
トラフィック最適化:ロードバランサ、WANアクセラレータ
運用管理:ネットワークタップ、監視装置
サービス:DHCP/DNSサーバ、VPNゲートウェイ など
これらはすべて Ethernet フレームおよび IP パケットを扱いながら、それぞれ異なる目的(接続・変換・監視・保護)でネットワークを支えています。
各機器が対応している通信規約を規格番号を含めて詳しく教えてください。
ChatGPT:
以下では Ethernet/IP ネットワークで利用される主な通信機器を取り上げ、
それぞれが対応する 通信規約(プロトコル)や規格番号をできるだけ具体的に整理しました。
※すべてを網羅することは難しいため、現場でよく使われる代表的なものを中心にまとめています。
- 無線 LAN アクセスポイント(AP)
役割: 有線 Ethernet と IEEE 802.11 無線 LAN の橋渡し
分類 規格番号/プロトコル 内容
無線物理層/データリンク層 IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be 周波数帯・変調方式・最大伝送速度
セキュリティ IEEE 802.11i(WPA2/WPA3) 暗号化(AES-CCMP など)
QoS IEEE 802.11e 音声/動画優先制御
有線側 IEEE 802.3, 802.3af/at/bt 100/1000/10GBASE Ethernet, PoE
管理 SNMPv2c/v3, CAPWAP(RFC 5415) 集中管理・監視- リピータ / イーサネットハブ(物理層中継)
分類 規格番号/プロトコル 内容
物理層 IEEE 802.3(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T …) 信号の再生・衝突検出(CSMA/CD)
管理 SNMP(任意) 状態監視用- メディアコンバータ(銅⇔光など)
分類 規格番号/プロトコル 内容
物理層 IEEE 802.3z (1000BASE-SX/LX)、802.3ae (10GBASE-SR/LR)… 光ファイバEthernet
電源供給 IEEE 802.3af/at/bt(PoE) 電力注入可能なモデル- ファイアウォール / UTM
レイヤ 規格番号/プロトコル 内容
ネットワーク層 IPv4: RFC 791, IPv6: RFC 8200 IPパケット検査
トランスポート TCP: RFC 9293, UDP: RFC 768, ICMP: RFC 792/4443 セッション管理・DoS対策
VPN/IPsec IPsec: RFC 4301、IKEv2: RFC 7296 暗号化トンネル
管理 SNMPv3, Syslog (RFC 5424) 監視・ログ収集
高度機能 DPI, HTTP(S) (RFC 9110) アプリ層検査- ロードバランサ(L4/L7スイッチ)
レイヤ 規格番号/プロトコル 内容
L4 TCP (RFC 9293), UDP (RFC 768) セッション単位の分散
L7 HTTP/1.1 (RFC 9112), HTTP/2 (RFC 9113), HTTPS(TLS1.2/1.3: RFC 5246/8446) アプリケーション層負荷分散
管理 SNMP, REST API 構成管理- VPN ゲートウェイ
分類 規格番号/プロトコル 内容
IPsec RFC 4301, ESP: RFC 4303, AH: RFC 4302 暗号化/認証
SSL/TLS VPN TLS 1.2: RFC 5246, TLS 1.3: RFC 8446 WebVPNなど
L2TP RFC 2661、L2TPv3: RFC 3931 L2トンネル- DHCPサーバ
プロトコル 規格番号
DHCPv4 RFC 2131, Option定義 RFC 2132
DHCPv6 RFC 8415- DNSサーバ
プロトコル 規格番号
DNS RFC 1034, RFC 1035
DNSSEC RFC 4033–4035
DoH / DoT RFC 8484(DNS over HTTPS)、RFC 7858(DNS over TLS)- ネットワーク TAP(パケット複製装置)
分類 規格番号/プロトコル
Ethernet受動分岐 IEEE 802.3
出力 PCAPフォーマット(de-facto)、SPAN互換- IDS / IPS
プロトコル 内容
IPv4/IPv6/TCP/UDP/ICMP 侵入検知対象
解析用 NetFlow (RFC 3954), sFlow (RFC 3176)
参考:主要ベース規格
IEEE 802.3 : 有線Ethernet(10Mbps~400Gbps以上)
IEEE 802.1Q : VLANタグ
IEEE 802.1D / 802.1w / 802.1s : STP/RSTP/MSTP
IEEE 802.1p : QoS優先制御
RFC 791 / 8200 : IPv4 / IPv6
RFC 826 / 4861 : ARP / Neighbor Discovery
まとめ
Ethernet/IP ネットワークを支える機器は、
物理層系(リピータ、メディアコンバータ、TAP)
リンク層系(AP、ブリッジ、スイッチ)
ネットワーク/上位層系(ファイアウォール、ロードバランサ、VPN、DNS/DHCP 等)
それぞれが IEEE 802 シリーズ(有線/無線)と IETF RFC(IP関連) を組み合わせて動作しています。
実装時は機器ごとにサポートするIEEE 802.x番号やRFC番号を確認することが重要です。
IEEE 802シリーズの大事そうな規格
ChatGPT:
IEEE 802シリーズは、**LAN/MAN(ローカル・メトロポリタンエリアネットワーク)**向けの標準を定める総合規格群で、EthernetやWi-Fiなど多くのネットワーク技術の“元”になっています。
特に現場でよく使われる、または理解しておくと役立つ主要規格をまとめました。
主要カテゴリ別:代表的な規格
分野 規格番号 概要・用途
有線 Ethernet 系 802.3 Ethernet の物理層/MAC層全般。10BASE-T から 400GBASE までの速度や配線方式を規定。PoE(802.3af/at/bt)もここに含まれる。
802.1Q VLAN(仮想LAN)タグ付け。VLAN IDをフレームに埋め込み複数ネットワークを論理分割。
802.1D ブリッジングと Spanning Tree Protocol (STP) の基礎規格。ループ防止。
802.1w RSTP(Rapid STP)。802.1D の高速版。
802.1s MSTP(Multiple STP)。複数VLANをグループ化して冗長経路制御。
802.1p フレーム優先度(QoS)。8段階の優先度を定義。
802.1ax (旧 802.3ad) Link Aggregation(LAG/LACP)。複数物理リンクを束ね帯域拡大・冗長化。
802.1X ポートベース認証(IEEE 802.1X/EAP)。企業ネットワークのアクセス制御で必須。
802.1AE MACsec。レイヤ2レベルの暗号化でスイッチ間通信を保護。
無線 LAN 系 802.11 Wi-Fiの総称。a/b/g/n/ac/ax(be)など拡張版で速度・周波数帯を規定。
802.11i 無線LANセキュリティ(WPA2/WPA3の基礎)。
802.11e 無線QoS(音声・映像の優先制御)。
メトロ / 広域系 802.16 WiMAX。固定/移動無線アクセス。
MAN/LAN運用 802.1AB LLDP(Link Layer Discovery Protocol)。隣接機器の情報交換。
802.1ag / 802.1Qay Ethernet OAM/プロバイダブリッジング。キャリア網保守。
ざっくり覚えておきたいトップ規格
802.3 : Ethernetの根幹。PoEや10/40/100/400Gbpsなどもすべてここ。
802.11 : Wi-Fi全般。
802.1Q / 1D / 1w / 1s / 1p : VLANとスイッチ間制御(STP系・QoS)。
802.1X : 認証(RADIUSとセットで使うことが多い)。
802.1AE (MACsec) : L2暗号化でセキュアなバックボーンを構築。
802.1ax (LACP) : リンクアグリゲーション。
まとめ
IEEE 802シリーズは 「802.x」= LAN/MAN関連標準 という大きな傘の下にあり、
有線Ethernet (802.3)、無線LAN (802.11) を中心に、
VLAN・認証・QoS・冗長化・暗号化など、企業ネットワーク設計の基盤を網羅しています。
ネットワーク機器の仕様書で「IEEE 802.1Q準拠」などとあれば、上記のどの機能に対応しているかが判断できます。
IEEE 802.15はいかがでしょうか。
ChatGPT:
IEEE 802.15 は、「Wireless Personal Area Network(WPAN)」― 近距離無線個人エリアネットワーク のための規格群です。
Wi-Fi(802.11)が「数十メートル以上のLAN」を対象とするのに対し、802.15 は 数cm〜10m程度 の短距離・低電力通信を想定して設計されています。
代表的なサブ規格を整理すると次の通りです。
IEEE 802.15 の主なサブ規格
規格 主な用途 / 特徴 代表的な技術・実装例
802.15.1 Bluetooth(クラシック)
2.4 GHz、最大約1 Mbps Bluetooth BR/EDR
802.15.2 2.4 GHz帯での共存(Wi-Fi等との干渉回避) Bluetooth+Wi-Fiの干渉解析
802.15.3 High-Rate WPAN。高速(数百Mbps)で動画伝送など UWB (Ultra Wideband)
802.15.4 Low-Rate WPAN。低速・低消費電力メッシュ通信 Zigbee, Thread, 6LoWPAN, WirelessHART
802.15.6 Body Area Network(BAN)。人体通信向け 医療センサ、ウェアラブル
802.15.7 Visible Light Communication(VLC) Li-Fi、LED照明通信
802.15.12 MAC拡張・管理フレーム仕様 802.15.4補完
802.15.8 Peer-Aware Communications (PAC) デバイス間直接通信
特徴と活用分野
低消費電力・低コスト
→ バッテリー駆動のセンサやウェアラブル機器向き。
短距離・近接通信
→ スマホ周辺機器、IoT、産業センサネットワーク。
メッシュ・スターなど柔軟なトポロジ
→ スマートホーム、工場オートメーション。
代表例:IEEE 802.15.4(Zigbee/Threadなど)
周波数帯: 2.4 GHz(世界共通)、868/915 MHz(地域別)
データレート: 最大 250 kbps
上位プロトコル: Zigbee, Thread, 6LoWPAN などがこの物理層/MAC層を利用
まとめ
IEEE 802.15 は
802.11(Wi-Fi)より短距離
802.3(Ethernet)より低速
省電力・軽量機器に最適
というニーズをカバーする規格群で、Bluetooth、Zigbee、Thread、UWB など、
IoT・ウェアラブル・スマートホームで欠かせない技術の基礎となっています。
IEEE 802.15は改訂があまりないようですが、なぜですか。
ChatGPT:
IEEE 802.15 が 他の 802 規格ほど頻繁に改訂されていない理由 は、いくつかの技術的・市場的な背景によるものです。代表的なポイントを整理します。
- 「ファミリー構造」ゆえに本体規格を頻繁にいじる必要がない
802.15 は**WPAN(Wireless Personal Area Network)という“枠”**を示す大本の規格です。
その中で 802.15.1, .3, .4, .6 … など 用途別サブ規格 が細分化されており、改良や新機能はそれぞれのサブ規格で行われます。
つまり「802.15本体」を頻繁に改訂するより、各サブ規格を個別改訂する方が合理的です。- 物理層/周波数帯が比較的安定
WPAN向けの主な周波数帯は 2.4 GHz ISM帯 や 868/915 MHz 帯で、これらは免許不要で世界的に共通。
そのため周波数や伝送方式の大規模な見直しは少なく、物理層の基本は長年変わりにくい。- 実装・ブランドは「上位団体」や業界コンソーシアムが主導
Bluetooth SIG が Bluetooth(802.15.1 相当)を独自に進化させています(Bluetooth 5.x など)。
Zigbee Alliance / Thread Group / Wi-SUN Alliance なども 802.15.4 をベースに独自拡張を実施。
このため 機能進化や互換性維持はこれら団体が管理し、IEEE本体が頻繁に改訂しなくても現場の進化は続いています。- 市場規模と更新需要
Wi-Fi(802.11)や Ethernet(802.3)は大規模なトラフィック増加・高速化需要があり、継続的な規格改訂が必須。
対して WPAN は 低速・低電力 が主目的で、数百kbps〜数Mbpsの通信で十分なケースが多く、“高速化”などの抜本的改訂要求が少ない。- 実際の改訂は「個別 amendment」で進行
例えば 802.15.4 は “802.15.4-2003” → “-2006” → “-2011” → “-2015” → “-2020” と、
実際には**小刻みな修正や拡張(amendment)**が行われています。
ただし「802.15ファミリー全体」の番号が更新されないため、外から見ると「動いていない」ように見えやすいだけです。
まとめ
IEEE 802.15 が改訂が少なく見える理由は:
本体規格は枠組みのみで、更新はサブ規格ごとに実施。
周波数・用途が安定しており大きな変更要求が少ない。
BluetoothやZigbeeなど外部団体が進化をリードしている。
実際には 802.15.4 など個別規格は定期的に改訂されており、「動きがない」わけではありません。
IEEE 802シリーズでセキュリティ上大切な規格を16個以上ご紹介ください。
ChatGPT:
以下は、IEEE 802シリーズの中で「ネットワークのセキュリティ確保」に直接かかわる、または運用上重要となる規格を 16個以上 に整理した一覧です。
各規格の正式名称や目的も添えています。
A. 認証・暗号化・アクセス制御
規格 概要・重要ポイント
802.1X ポートベース認証。RADIUS/EAPと連携してユーザ・端末認証を実施。企業LAN/Wi-Fiの標準。
802.1AE (MACsec) データリンク層(L2)暗号化。スイッチ間・ホスト間でフレーム単位を暗号化。
802.1AR Secure Device Identity。ハードウェア固有のデバイス証明書を定義。
802.1Qci Per-Stream Filtering & Policing。細粒度のストリーム単位でパケットをフィルタ/レート制御。
802.1Qcj Automatic Attachment for Secure Services。MACsecなどの安全サービス接続を自動化。
B. 無線LAN(Wi-Fi)関連セキュリティ
規格 概要
802.11i WPA2/WPA3の基礎。AES-CCMP暗号化、強化認証。
802.11w 管理フレーム保護(MFP)。デアソシエーション攻撃対策。
802.11r 高速ローミング。安全に鍵を再利用してシームレス移動。
802.11k 無線環境測定。ローミング時の安全なチャネル選択支援。
802.11s 無線メッシュ。暗号化/認証付きメッシュセキュリティフレーム。
802.11u 公衆Wi-Fi接続の認可(Hotspot 2.0)。EAPベースの安全接続。
802.11ax (Wi-Fi 6) OFDMA/Target Wake Timeなどに伴う最新暗号・管理強化(WPA3推奨)。
802.11be (Wi-Fi 7) 高速化と同時にWPA3/WPA3-EAP標準化、MLO(Multi-Link)時の鍵管理。
C. 有線Ethernet/運用・管理系
規格 概要
802.1Q VLANタグ。ネットワーク分離による論理的セキュリティ確保。
802.1D / 802.1w / 802.1s STP/RSTP/MSTP。ループによるDoSを防止。
802.1AB (LLDP) + 802.1AB-REV 隣接機器情報交換。認証付きLLDP-MEDで不正機器を検知。
802.1Qbv / 802.1Qbu TSN系。タイムアウェアスケジューリングやフレームプリエンプションでリアルタイム制御を安全に。
D. 近距離無線(WPAN)
規格 概要
802.15.4 Zigbee/Threadなど低消費電力無線の基礎。AES-128暗号化・認証を標準装備。
802.15.6 Body Area Network。医療・ウェアラブル向けに暗号化と認証フレームを定義。
E. メトロ・広域関連
規格 概要
802.16e/m WiMAX。モバイル接続向けにEAP/TLSベースの認証・暗号化。
合計リスト(抜粋16以上)
802.1X
802.1AE (MACsec)
802.1AR
802.1Qci
802.1Qcj
802.11i
802.11w
802.11r
802.11k
802.11s
802.11u
802.11ax
802.11be
802.1Q
802.1D / 802.1w / 802.1s(STP系まとめても重要)
802.1AB (LLDP-SEC)
802.15.4
802.15.6
802.16e/m
まとめ
認証系 (802.1X/802.11i/802.15.4 など) は利用者・機器の正当性を保証。
暗号化系 (802.1AE, 802.11i, 802.15.4) は通信内容を秘匿。
ネットワーク分離・制御系 (802.1Q, 802.1Qci) は不正アクセスや輻輳による攻撃を防御。
運用・管理系 (802.1AB-REV, STP系) はループ・不正機器・設定ミスを回避。
このようにIEEE 802シリーズには、LAN/無線LAN/WPANなど多層にわたるセキュリティ規格が存在し、組み合わせてこそ堅牢なネットワークが構築されます。
IEEE 802シリーズでVLAN上大事な規格はなんですか。
ChatGPT:
VLAN(Virtual LAN)に関して中核となるIEEE 802シリーズの規格と、その運用・拡張に不可欠な関連規格を整理しました。
- VLANの基本規格
規格 役割・概要
IEEE 802.1Q VLANの根幹規格。Ethernetフレームに「VLANタグ(4バイト)」を付与する方法を定義。ポートベースVLAN、プライオリティ(PCP)、C-VLAN/S-VLAN(Q-in-Q)なども規定。- VLANを安全・効率的に扱うための主要関連規格
規格 重要ポイント
802.1ad Provider Bridges(Q-in-Q)。複数のVLANタグをネストし、事業者ネットワークでユーザVLANをそのまま透過。
802.1QinQ (802.1adと同義) ユーザVLANタグ(C-tag)+サービスプロバイダタグ(S-tag)の二重タグ。
802.1Q-2018 / 2022 802.1Q改訂統合版。MACsec連携やTSN拡張を含む最新版。
802.1Qat Stream Reservation Protocol(SRP)。AV/TSN用途でVLAN内の帯域予約を実現。
802.1Qav Credit-Based Shaper。AVストリーム向けトラフィックシェーピング。
802.1Qbv Time-Aware Shaper。時間スケジュール制御による決定論的伝送(TSN)。
802.1Qci Per-Stream Filtering & Policing。VLAN単位でフローごとのフィルタリング/レート制御。
802.1Qch Cyclic Queuing and Forwarding。低遅延・ジッタ低減を目的としたTSN拡張。
802.1Qcz Congestion Isolation。輻輳制御の高度化。- VLAN運用に欠かせない周辺規格
規格 役割
802.1D / 802.1w / 802.1s STP / RSTP / MSTP。VLAN環境でのループ防止と冗長化。MSTPはVLANごとの異なるツリーを定義可能。
802.1X ポートベース認証。VLAN割当て(Dynamic VLAN Assignment)と連動して端末ごとに自動的にVLANを切替。
802.1AE (MACsec) VLAN上のフレーム暗号化。- まとめ:VLANで「特に重要な規格」
必須中の必須:
IEEE 802.1Q(VLANタグの基本仕様)
拡張・運用強化で押さえたい:
802.1ad / QinQ(事業者・大規模環境)
802.1Qci / Qbv / Qat / Qav(TSNやリアルタイム伝送)
802.1D / 1w / 1s(ループ防止と冗長化)
802.1X(認証と動的VLAN)
要点
VLANにおける中心規格は IEEE 802.1Q です。
これを基盤に、プロバイダ拡張(802.1ad/QinQ)、セキュリティ(802.1X, 802.1AE)、**リアルタイム制御(TSN系 802.1Qbv/Qci など)**を組み合わせることで、企業・事業者・産業用途まで対応する堅牢なVLANネットワークが構築されます。
IEEE 802シリーズでE2Eに必要な規格はなんですか。
ChatGPT:
「E2E(End-to-End)で必要な規格」とは、
送信端から受信端まで、同じ品質・セキュリティ・時刻同期を保った通信を実現するために関係する IEEE 802 系規格
を指すことが多いです。用途によって細部は変わりますが、エンドデバイスからエンドデバイスまで“切れ目なく”動くために押さえるべき層別規格を整理します。
- 物理層・データリンク層(L1/L2)
カテゴリ 主な規格 E2Eでの役割
有線LAN(Ethernet) 802.3 1G/10G/100G Ethernetなど、端から端まで同一のフレーム形式・電気仕様を保証。
無線LAN 802.11 (a/b/g/n/ac/ax/be) Wi-Fiでのエンドデバイス接続。
近距離WPAN 802.15.4 / 15.1(Bluetooth) IoTや低消費電力機器でのE2Eリンク。- 論理ネットワーク構成・転送制御
カテゴリ 主な規格 E2Eでの役割
VLAN/マルチテナント 802.1Q VLANタグ付けでE2Eの仮想ネットワークを維持。
ループ防止/冗長 802.1D / 802.1w / 802.1s Spanning Tree系。エンド間経路の安定確保。
パス計算・マルチパス 802.1aq (Shortest Path Bridging) 大規模L2でエンド間の最適経路を自動決定。- 品質保証(QoS)とリアルタイム ― TSNファミリー
Time-Sensitive Networking (TSN) はE2E遅延保証の中心。
すべて 802.1 のサブ規格です。
規格 概要
802.1AS 精密時刻同期(PTPベース)。E2Eでサブマイクロ秒の同期を実現。
802.1Qbv Time-Aware Shaper。送信スケジュール制御。
802.1Qbu Frame Preemption。高優先度トラフィックを即送出。
802.1Qcc 大規模ネットワークでのストリーム予約。
802.1Qci Per-Stream Filtering & Policing。フロー単位の保護。
802.1CB Frame Replication & Elimination。冗長パスでE2E信頼性向上。
802.1Qch/Qcz 低遅延キューイング・輻輳隔離。- セキュリティ(認証・暗号化)
規格 役割
802.1X エンド端末認証。RADIUS/EAPで利用者ごとにE2Eで安全接続。
802.1AE (MACsec) データリンク層暗号化。スイッチ間〜端末間をフレーム単位で暗号化。
802.1AR デバイスID管理。装置の真正性をE2Eで担保。- 管理・運用
規格 役割
802.1AB (LLDP) 隣接装置検出。E2Eパス確認・自動構成。
802.1Qat AV/TSN向けストリーム予約。E2E帯域を確保。
まとめ:E2E通信を支える主要規格
伝送基盤:802.3(有線)、802.11(無線)
仮想化/経路制御:802.1Q、802.1aq、802.1D/w/s
時刻同期・低遅延:TSNファミリー(802.1AS, Qbv, Qbu, Qcc, Qci, CB …)
認証/暗号化:802.1X、802.1AE、802.1AR
管理/検知:802.1AB など
用途(産業制御・車載・AVネットワークなど)によって必要な組み合わせは変わりますが、
「802.3/802.11 + 802.1Q + TSN群 + 802.1X/AE」
が End-to-End の信頼性・セキュリティ・低遅延を確保する中核セットと考えられます。
Softetherという仕様とIEEE802シリーズの関係をご説明ください。
ChatGPT:
SoftEther(ソフトイーサ)は、仮想プライベートネットワーク(VPN)ソフトウェアであり、IEEE 802シリーズのような物理/データリンク層規格とは直接の規格上の関係はありません。
ただし、ネットワーク構築や通信プロトコルとの関係という観点から整理すると理解しやすくなります。
- SoftEtherとは
概要: SoftEther VPN は、Windows/Linux/UNIX/macOS で動作するオープンソースのVPNソフトウェア。
特徴:
複数のVPNプロトコルをサポート(OpenVPN, L2TP/IPsec, SSTP, SoftEther独自プロトコルなど)
NAT越えやファイアウォール越えに強い
仮想スイッチによるL2/L3レベルのネットワーク統合
提供層: OSIモデル的には L2(データリンク)/L3(ネットワーク) の仮想化を行うソフトウェア層- IEEE 802シリーズとの関係
(1) 物理/データリンク層(L1/L2)
SoftEther は直接 物理EthernetカードやWi-Fi(802.3/802.11) を使って通信します。
仮想HUB/仮想NIC が内部的にEthernetフレームを生成・転送するため、IEEE 802.3 (Ethernet) のフレーム構造やMACアドレス形式を準拠して扱います。
VLANタグ (802.1Q) も仮想HUB内で透過できる設定が可能です。
(2) VLAN / 仮想スイッチ
SoftEther の 仮想HUB は VLAN に似た概念で、複数の端末を論理的に分離・統合可能。
IEEE 802.1Q VLANと同様の役割(論理的なブロードキャストドメイン分離)を ソフトウェア上で再現。
(3) 認証・セキュリティ
IEEE 802.1X(ポートベース認証)や802.1AE(MACsec)のようなハードウェア規格とは別に、SoftEther は
SSL/TLS(TLS 1.0〜1.3)による通信暗号化
RADIUSサーバ連携による認証
ユーザー単位VPNアクセス制御
などをソフトウェアで実現します。
これにより、IEEE 802シリーズでいう **「L2/L3でのセキュア通信」」**をソフトウェア的に補完可能。
(4) トンネル技術
SoftEther 独自プロトコルは L2 over UDP/TCP などで動作するため、IEEE 802.3/802.11の上に仮想Ethernetを構築するイメージ。
つまり物理層の規格に依存しつつ、仮想Ethernetネットワークを作り出す層がSoftEtherです。- まとめ
観点 SoftEther IEEE 802シリーズ
層 OSI L2/L3仮想化、VPNトンネル L1/L2/L3 (Ethernet, VLAN, Wi-Fi など)
役割 複数LANを安全に統合、リモート端末接続 物理/データリンク層での通信規格
セキュリティ SSL/TLS, RADIUS認証, VPN暗号化 802.1X, 802.1AE などハードウェア/標準ベース
VLAN 仮想HUBで論理的に分離 802.1Q VLANタグによる分離
✅ ポイント
SoftEther はIEEE 802 の物理層・データリンク層を利用して動作する「ソフトウェアルータ/スイッチ/VPN」
VLANや認証、暗号化などは ソフトウェア的に再現する形で IEEE 802 規格と概念的に類似
802.3/802.11/Ethernet フレームを透過してL2/L3 VPNを構築することで、E2E通信やリモート接続に対応
要するに、IEEE 802 はハードウェア・標準規格、SoftEther はその上で動く仮想化ソフトウェアと考えると関係がわかりやすいです。
もしよければ、SoftEther の仮想HUBと VLAN / 802.1Q との対応図を簡単に描いて説明することもできます。
作ってほしいですか?
SoftEtherとRFC規格シリーズの関係をご紹介ください。
ChatGPT:
SoftEther VPN と RFC(IETF が定める通信プロトコル規格)との関係を整理すると、SoftEther は RFC に基づく標準プロトコルをサポート/実装するソフトウェアであり、RFC 自体の規格ではないという位置づけになります。以下に詳しく解説します。
- SoftEther VPNの特徴
種類: ソフトウェア型VPN(Windows, Linux, macOS, FreeBSD対応)
機能:
複数VPNプロトコルをサポート(SoftEther独自プロトコル、OpenVPN、L2TP/IPsec、SSTP)
NAT越えやファイアウォール越え対応
仮想HUBによるL2/L3 VPN構築
提供層: OSIモデルの L2/L3(データリンク層/ネットワーク層)上で仮想ネットワークを作成- RFC規格との関係(SoftEtherがサポート/利用する主な規格)
RFC規格 関連プロトコル・用途 SoftEtherでの活用例
RFC 791 IPv4 VPN内でIPパケットを転送。SoftEtherはIPv4フレームを仮想Ethernet経由でカプセル化。
RFC 2460 / RFC 8200 IPv6 IPv6トラフィックのVPN転送に対応。
RFC 792 / 4443 ICMP / ICMPv6 VPN内の疎通確認(pingなど)。
RFC 768 UDP SoftEther独自プロトコルやL2TP/IPsecトンネルに利用。
RFC 793 / 9293 TCP VPNトンネル内の信頼性通信に使用。
RFC 2409 IKE(Internet Key Exchange v1) IPsec/L2TP接続の鍵交換に対応。
RFC 7296 IKEv2 IPsec/L2TP接続の最新鍵交換方式。
RFC 4301-4303 IPsec (AH, ESP, Security Architecture) L2TP/IPsec VPNやSoftEther独自IPsec互換トンネルの暗号化・認証。
RFC 5246 / 8446 TLS 1.2 / 1.3 SoftEther独自VPNプロトコルやSSTPの暗号化通信に利用。
RFC 7918 NAT traversal / UDP encapsulation NAT越えのUDPカプセル化やKeepAliveでSoftEther独自プロトコルをサポート。
RFC 3540 Explicit Congestion Notification (ECN) トンネル内の輻輳管理に関連(TCP/UDP上で活用)。- ポイント整理
SoftEther自体はRFCではない
RFCは「プロトコル標準」、SoftEtherはそれらを実装・統合するソフトウェア。
複数RFCに対応することで互換性を確保
L2TP/IPsec(RFC 4301-4303, 7296, 2409)
OpenVPN互換(TLS RFC 5246/8446, TCP/UDP RFC 793/768)
SSTP(TLS over TCP, RFC 5246/8446)
RFCを使う理由
相互運用性:Windows標準VPN、ルータ、他OSのVPNと接続可能
セキュリティ:IPsecやTLSの既存RFC準拠暗号を利用
汎用性:IPv4/IPv6, TCP/UDPフレームを透過してVPNトンネルを構築- まとめ
SoftEther VPN = 複数RFC準拠プロトコルを統合したソフトウェアVPN
IEEE 802 系規格(L2/L1)上にVPNトンネルを作り、RFC準拠のL3/L4プロトコルで通信
RFC準拠のプロトコルを利用することで 異なるOS・デバイス間で安全にE2E通信 が可能
もし希望であれば、SoftEther VPNの内部通信スタック図を作って、
「物理層(IEEE 802) → 仮想HUB → RFC準拠プロトコル → VPN暗号化」までを可視化することもできます。
作ってほしいですか?
図はPlantUMLでお願いします。
ChatGPT:
了解です。SoftEther VPN の通信スタックを、物理層(IEEE 802)~仮想HUB~RFC準拠プロトコル~暗号化VPN まで含めた概念図を PlantUML で表現しました。
🔹 説明
物理層(IEEE 802.3/802.11/802.15)
→ 実際のNIC・電波を使った物理通信。
SoftEther 仮想化層
→ 仮想NIC、仮想HUB、VLAN対応。IEEE 802.1Qの論理分離概念をソフトウェアで再現。
VPNトンネル層
→ SoftEther独自プロトコル、L2TP/IPsec、OpenVPN互換、SSTPなど、RFC準拠プロトコルを統合。
IP/トランスポート層
→ IPv4/IPv6、TCP/UDPをVPNトンネル内で利用。
管理/セキュリティ層
→ TLS/IPsec暗号化、認証(RADIUS/802.1X)でE2E通信の安全性確保。
この図を PlantUML で描くと、物理→仮想→VPN→IP→暗号/認証までの E2E スタックが視覚的に理解できます。
必要であれば、SoftEtherのVPN接続がどのようにE2Eで暗号化されるかを矢印で強調したバージョンも作れます。作りますか?
はい。お願いします。
ChatGPT:
了解です。では、SoftEther VPN の E2E暗号化フローを強調した PlantUML 図を作成しました。
暗号化や認証の範囲を矢印で示し、端末から端末までの通信がどのように保護されるかがわかるようにしています。
🔹 説明ポイント
矢印で強調した部分がE2E暗号化
SoftEther独自プロトコル、L2TP/IPsec、OpenVPN互換、SSTP の各VPNプロトコルが、送信端から受信端まで暗号化されることを示しています。
認証はVPN接続前に行われる
RADIUS / 802.1X により、仮想HUBやIPsec接続でアクセス制御・認証を実施。
物理層はそのまま利用
IEEE 802系規格(Ethernet/Wi-Fi/WPAN)を利用して仮想HUBにフレームを送信。
VLANや仮想HUBはL2/L3の論理分離を提供
複数VPNセッションを安全に同じ物理ネットワーク上で運用可能。
この図を見ると、SoftEtherは物理・リンク層を活かしつつ、RFC準拠のVPNトンネルを使ってE2E暗号化を実現するソフトウェアであることが直感的に理解できます。
必要であれば、この図に SoftEtherクライアントとVPNサーバ間の暗号化フローを端末単位で追加することも可能です。作りますか?
はい。お願いします。
ChatGPT:
わかりました。では、SoftEtherクライアント→VPNサーバ→リモート端末間のE2E暗号化フローまでを含めた PlantUML 図を作成します。
端末単位で暗号化と認証の範囲を矢印で強調しています。
🔹 改良ポイント
クライアント→VPNサーバ→リモート端末までのE2E暗号化を矢印で明示
SoftEther独自プロトコル / L2TP/IPsec / OpenVPN / SSTP の各VPNプロトコルが端末間で暗号化されることを強調。
認証の関与範囲
RADIUS / 802.1X による接続前認証がクライアント仮想NICおよびL2TP/IPsecに作用。
仮想HUBとVLANでの論理分離
VPNサーバ内で複数クライアントセッションを安全に分離。
この図を見れば、SoftEther VPN が 物理ネットワーク層の上で仮想化を行い、RFC準拠プロトコルとTLS/IPsec暗号化によりE2E通信を実現する仕組みが端末単位で理解できます。
希望であれば、この図に SoftEtherクライアントとリモート端末間の仮想MACアドレス・フレーム透過の流れ まで詳細化することも可能です。作りますか?
はい。お願いします。
ChatGPT:
わかりました。では、SoftEtherクライアント→VPNサーバ→リモート端末間の仮想MACアドレス・フレーム透過まで含めたE2Eフローを PlantUML で作成します。
これにより、物理層フレーム(Ethernetフレーム)が仮想HUBを通じてVPNトンネル内でどのように透過されるかを可視化します。
🔹 この図で示したこと
仮想MACアドレスの透過
クライアント仮想NICのMACアドレスがそのままVPNトンネル内にカプセル化され、リモート端末に届く。
L2 VPN(SoftEther独自プロトコル、L2TP/IPsec、OpenVPN L2モードなど)でのE2Eフレーム透過。
暗号化の範囲
VPNトンネル内はTLS/IPsecにより、クライアント→VPNサーバ→リモート端末までE2E暗号化される。
VLAN/HUBによる論理分離
仮想HUBが複数クライアントセッションを安全に分離。
VLANタグ(802.1Q)で論理的なブロードキャストドメイン分離も可能。
認証
接続前にRADIUSや802.1Xで認証を行い、正当な端末のみが仮想HUBに接続可能。
この図により、SoftEther VPN がL2レベルのフレーム透過を維持しつつ、E2E暗号化と認証を適用する仕組みが端末単位で理解できます。
必要であれば、さらにIPv4/IPv6パケットの透過やTCP/UDPフローも併せて示す詳細版にすることも可能です。作りますか?
はい。お願いします。
ChatGPT:
わかりました。では、SoftEther VPN の 端末単位でのフレーム透過+IPv4/IPv6パケット+TCP/UDPフローを含めた詳細版 PlantUML 図を作成します。
これにより、クライアント→VPNサーバ→リモート端末までのE2E通信全体の流れが一目でわかります。
🔹 この図の特徴
フレーム透過 + パケット処理
クライアント仮想NICのEthernetフレームがVPNトンネル内でカプセル化され、リモート端末まで透過。
IPv4/IPv6スタックがフレームからパケットを処理、TCP/UDPアプリケーションまで到達。
VPNトンネルでの暗号化
SoftEther独自プロトコル、L2TP/IPsec、OpenVPN、SSTP のいずれも、送信端から受信端までE2E暗号化。
認証プロセス
RADIUS / 802.1X がVPN接続前の認証を担当し、不正端末の接続を防止。
VLAN/HUBによる論理分離
複数クライアントが同じVPNサーバに接続しても、仮想HUBとVLANでセッション単位の安全な分離が可能。
この図を見ると、SoftEther VPN の 物理層フレーム→仮想MAC→IP/UDP/TCPパケット→VPNトンネル→暗号化→リモート端末アプリケーション までのE2Eフローが端末単位で可視化されます。
必要であれば、さらに IPv6とIPv4での透過やトンネルプロトコルごとの細かいフレーム長・ヘッダ構造 も追加した超詳細版を作成可能です。作りますか?
はい。お願いします。
ChatGPT:
了解です。それでは、SoftEther VPN の IPv4/IPv6透過 + トンネルプロトコルごとのフレーム・ヘッダ構造まで含めた超詳細版 PlantUML 図を作成します。
これにより、クライアント→VPNサーバ→リモート端末までの 物理フレーム、仮想MAC、IPパケット、TCP/UDPヘッダ、VPNカプセル化、暗号化の構造 を一目で把握できます。
🔹 図のポイント(超詳細版)
フレーム~パケット~TCP/UDPまでの透過
クライアント仮想NICで生成されたEthernetフレームが、そのままVPNトンネル内にカプセル化され、リモート端末で復号される。
IPv4/IPv6対応
それぞれのIPスタックとTCP/UDPアプリケーション層まで透過される。
VPNプロトコルごとの暗号化
SoftEther独自プロトコル、L2TP/IPsec、OpenVPN、SSTP すべて、クライアントからリモート端末までE2E暗号化。
仮想MAC / VLAN対応
仮想HUBと802.1Q VLANで複数セッションを安全に分離。
認証
RADIUS/802.1Xにより接続前認証を実施。
この図を見ると、SoftEther VPN が L2/L3フレームとパケットを透過させつつ、IPv4/IPv6/TCP/UDP を含む全階層でE2E暗号化と認証を提供する仕組みが端末単位で理解できます。
希望であれば、次に SoftEther VPN 独自プロトコルと各RFCプロトコルのヘッダ構造を階層的に詳細化した図 まで作成可能です。作りますか?
ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。
参照
ChatGPT利用の技4つ with ChatGPT
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/4a178bd6a09a4a471a7f
ChatGPTによるQiita記事の改良と補足
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/20604d6dd0702ab95c2f
ChatGPTによるQiita記事の改良と補足(2)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/996275307ffc8c1243f8
本から始める 面倒なことはChatGPTにやらせよう by からあげ
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f5ce2a18db54b5610e4b
MCP入門 〜面倒なことはAIエージェントにやらせよう〜 by からあげ を聞きながら
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/54b648c838fae8d57e38
【松尾研LLMコミュニティ】面倒なことはLLMにやらせよう "Beginning LLM"2024年10月17日 AI(9)
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