品質文書は、仕様記述言語、プログラミング言語で記述するとわかりやすい。
仕様記述言語>プログラミング言語>英語>日本語の順番をまず想定する。
場合によっては、仕様記述言語で書くよりも、プログラミング言語で書く方が、わかりやすい場合もあるかもしれない。プログラマは、しばしば仕様記述言語よりも経験値からプログラミング言語の方が可読性が高いと感じる。設計書をプログラミング言語で書く理由も経験値による。
仕様記述言語から、プログラミング言語への自動変換(自動生成)ができれば、そんなことはないかもしれない。
英語、日本語の文書に限らずは、概念の集合関係を定義せずに用いると、読み手と書き手の間で、集合の包含関係の逆転が起きていることに気がつかないでいることがある。
QC検定1級問題などから、日本語の文章例を引用してみる。
第31回(2021年3月)品質管理検定1級
品質文書としてわかりにくい表現を洗い出し、規範となる表現例を試作してみる。
数式で書けばわかりやすくなるわけではない。
仕様記述言語は、すべての記号を説明しようとしている。
提示した事項は、もれなく説明するか、回答に関係のない事項のみ説明しないかのどちらかだとありがたい。
<この項は書きかけです。順次追記します。>
This article is not completed. I will add some words in order.
特性値
品質工学会規格 QES S 1001:2007
品質工学用語(基本)
Glossary of terms used in quality engineering(Basic)
http://www.rqes.or.jp/archives/library/standard/qesS1001_2007.pdf
特性値という用語を使っているが、特性値の定義がない。
特性には、
3001 動特性
3002 静特性
3003 望目特性
3004 ゼロ望目特性
3005 望小特性
3006 望大特性
3007 百分率特性
を規定している。
特性値といった場合に、計量値か、計数値かがわかりにくいかも。
JIS Z 8103計測用語
JIS Z 8403製品の品質特性─規格値の決め方通則
検定統計量
検定統計量という用語は、わかりにくい。
どういう検定の話か、
どういう統計の話か、
切り離した概念があるとは限らない。
データは、生い立ちや、取り方に依存している。
具体的に表現しないと、何を計算しているのか、
何の検定をしているのか、行方不明になるかもしれない。
統計学の立場では、統計量という概念を扱いたいのだろう。品質の立場では、統計量がどういう品質に関するものかを明示した方がわかりやすい。
品質管理・品質工学における統計教育 島根大学医学部附属病院医療情報部統計数理研究所・サービス科学研究センター 河村敏彦 kawamura@med.shimane-u.ac.jp ISSI2014 2014 年 2 月 17 日 (火)
https://ds.rois.ac.jp/archive/tric/human/ISSI2014/media/sess9_3.pdf
棒グラフ、ヒストグラム そして 統計学
石黒真木夫@統計数理研究所名誉教授
2017 15:40-17:10
http://www.ec.kansai-u.ac.jp/user/t902375/toukei2.ppt
#関連資料(reference)
プログラマにも読んでほしい「QC検定にも役立つ!QCべからず集」
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/d8ada7b7fceafe2e5f0e
「QC検定にも役立つ!QCべからず集」四分類と逆が真な事例案
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/fb920fedc445e7fd1eb8
QC検定に落ち「たか」らかける記事。20,000人の方に読んでいただけ「たか」ら書ける記事。「たかたか」分析の勧め。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/2a371ee8c8f1b78cd5bb
統計と確率 プログラマによる、プログラマのための、統計と確率のプログラミングとその後
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/6e9897eb641268766909
プログラマがQC検定を受けることの意味・価値・課題
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/b03216eb6ab09eacc957
QC検定用語集
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/2698b868efd82af26885
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
This article is an individual impression based on the individual's experience. It has nothing to do with the organization or business to which I currently belong.
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