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OfficeのフローにREDMINEをねじ込む 仕事で使うREDMINEに関する考察(9)

Last updated at Posted at 2023-05-28

これからのDXに向けて色々、画策していることを以下に書いてみる

Redmine

 現在の会社の業務で、サブスク等の費用をかけず、無限にアプリケーションを配信しまくれるとすると、それはEXCEL配布でもなく、Power-Appでもなく、間違いなくRedmineだと思っている。
 これは言うなれば、メール機能付き、CMSポータル、スケジューラーであり、Googleクラウドが禁じられ、Office365しか利用が認められない(権限を無限に与えられていない)、その中で唯一、OSSで一定以上の支持が得られるとすれば、それは間違いなくRedmineである。
 そして今や、Microsoftでさえ完全にChatGPTに活路を見出し、唯一我々が手に出来る可能性の、office ExcelにPythonが入るなど言う期待は、もはや幻想の域に達してしまった。

システムの導入方法

 普及のためのベストプラクティスとしては、REDMINEを一つのアプリケーションで使いまわすのではなく、マイクロサービスとして用途ごとにコンテナを動かすのが適していると考えられる。ユーザーが増えすぎて、そもそも重たくなるデメリットもあるので、適度な粒度で作った方が良い。
 最初から本番ツールで立ち上げるのはナンセンス。基本的にREDMINEには必要な機能はすでに備わっている。小さいカスタム要求を繰り返し、業務と連携して改善を図っていく作りこみのスタンスが大事。最終的に出来た完成物は、DOCKERイメージとして保存して、水平展開をはかれるようにすべし(インストールはdocker以外はあり得ない。できればAWSでLINUXにした方がベター、windowsでdockerが使える環境なら、それでも良い)
 最終目標はEXCEL-VBAマクロ改良レベルで、REDMINEカスタマイズできる有志で頑張るのが理想(幸いREDMINEであれば、外注ベンダーでメンテナンスも委託は可能だし、PLUGINの中まで触らなければ、システムが壊れることは無い)
 データベースはしっかりと分離してメンテナンスすること。DOCKERイメージの中にデータベースを入れるのは危険。最悪、DOCKERの操作でデータベースがコンテナ丸ごと消失する可能性がある。ここはセキュアなデータベースを確保した方がいいだろう。SQLITEであれば、ファイルベースでバックアップもできるので楽にはなる。新規の立ち上げ時はその方がリスクが低い。
 

ユーザーの誘導方法

 一般PeopleをREDMINEに誘導するには、いくつかのコツがいるが、一番良いのはoutlookでメールが来たら、これをチケットとして都度登録するのが良いように思える。現在はOUTLOOKにVSTOでredminボタンを作っているが、内容により選択ボタンのようなものを設けるか、いったんSMPTサーバーが案件内容と送信者を解読して、必要なREDMINEサーバーに転送すると言うのが良さそうである。もちろん、このサーバーを選ぶ部分をCHATGPTに肩代わりさせる。
 これはメール起点ではなく、チャットボット起点でも良いだろう。お客様コールセンターがCHATGPTになり、案件毎に各サービスに転送するイメージに似ている。
 つまり粒度の最上層は、プロジェクトでは無くて、Redmineサーバー自体ということだ。
 他の手段としては、EXCELで業務を管理している輩もいる。その場合もCSVなどを経て、チケットを流し込むスタイルが良いだろう

難課題

 REDMINEの最大の課題は、オブジェクトの階層と業務単位の粒度である。
 最初のスタートはプロジェクトを使わずに、すべてチケットで進めた方が良い。
 つまり親チケットがプロジェクトを意味していて、全タスクは子、孫チケットになる構成 → この方がガントチャートがすっきりする。
 チケットが増えてきたら、これをプロジェクトに昇格させる → つまり一定量のタスクがたまった段階で、個人主体よりもグループ主体になった瞬間に、プロジェクトに成長させるのである。これは個人のチケットを再配置して、共通要素をプロジェクトとして束ねるイメージにも似ている。つまり纏めた方が効率が上がる→プロジェクト。業務として分担した方が効率が上がる→チケットと考えればよい。

まとめ(CHATGPTさん、あとは任せました)

REDMINEとは

REDMINEは、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。チケット管理やドキュメント管理など、多岐にわたる機能を備えており、個人から大規模な組織まで広く利用されています。

チケットとプロジェクトの関係性

REDMINEでは、タスクやイシューなどが「チケット」と呼ばれます。チケットは、それぞれ一意なIDを持ち、担当者や期限、進捗状況などの情報を登録することができます。

チケットは、必要に応じてプロジェクトに属することができます。プロジェクトとは、複数のチケットを束ねたものであり、一般的には担当者や目的ごとに分けられます。

チケットを使った進め方

REDMINEでは、最初のスタートはプロジェクトを使わずに、すべてチケットで進めた方が良いとされています。この場合、親チケットがプロジェクトを意味していて、全タスクは子、孫チケットになる構成となります。この方法では、チケットを使ってタスクを管理することで、細かく分割された作業単位を把握しやすくなります。

プロジェクトに昇格させるタイミング

一定量のタスクがたまった段階で、個人主体よりもグループ主体になった瞬間に、プロジェクトに成長させることが望ましいとされています。これは、チケットを再配置して、共通要素をプロジェクトとして束ねるイメージに似ています。チケットが増えてきたら、プロジェクトに昇格させることで、視覚的にタスクを整理しやすくなり、作業効率が向上します。

まとめ

REDMINEは、チケットとプロジェクトを使ったタスク管理ツールです。最初はチケットのみで進め、タスクが増えてきたらプロジェクトに成長させることが重要です。REDMINEを使うことで、タスクの可視性が高まり、作業効率が向上することが期待できます。

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