QIITAに登録して3年ぐらいになるが、前回の投稿でLGTMがもらえたので、続きを書いてみる。
REDMINE側
これまでの失敗パターンを書いてみる
- REDMINEの使い勝手の改善 → そもそもの高望みであるが、ガントやカンバンのpluginを入れてエラー発生
→ そのたびに、システムをデータ丸ごと廃棄せざるえない(いつになったらシステムが動くのだろうか・・・)
###対処
- 上記の点については、RAILSのデータベースマイグレーションが原因であることが、ようやく分かってきた
- プラグインを入れたら、下記を必ず実践すること http://guide.redmine.jp/RedmineUpgrade/
- ここ大事(cmdではRUBYのPATHが通らない) → bitnamiのスタートメニューから「Bitnami Redmine Stack を使用する」もしくは、 C:\Bitnami\redmine-4.2.1-1\use_redmine.bat
* リポジトリのクローン → フォルダは C:\Bitnami\redmine-4.2.1-1\apps\redmine\htdocs\plugins
* bundle → フォルダは C:\Bitnami\redmine-4.2.1-1\apps\redmine\htdocs\
おまじない(意味なんか分からなくていい、とりあえず唱えよ、そして念じよ!)
bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
bundle exec rake tmp:cache:clear RAILS_ENV=production
しかしながら、こう言う利便性の改善を、本番運用しながらやるのは、まっさきにやめた方が良い(そうやって、安定運用しているシステムが突如壊れて、ライチレッドマインやJIRAに乗り換えた、システム改善チームを数々見てきたので)
目指すこと
会社の中にはITに詳しい人もいるが、EXCELのピポットさえ使えない人が大半であろう。
そういう人間は、シートの中をワープロのように使ったり、表を気ままに作ったりする。
こういう行為が、再利用できない電子データをあふれさせて、いかに企業利益を損失させているのか、という事をまずは知ってもらいたい。
(DX改革?そんな言葉を経営者が発する前に、まずは自社の社員に対して、EXCELのデータの持たせ方に対して、再教育するところから始めた方が良い。
ろくなIT教育もさせず、そんなものは情シス部門に頼んだらええとか(情シスでさえSierに頼んだらエエわとか)、問題の本質を先延ばしをしていると、10年後には社員は、確実に自分の居場所を失うことになる)
今回の取り組みの狙いの背景を整理すると、下記のようになる
- REDMINEを使って、業務効率を高めること
- EXCELのピポットが使えるようになる
- データの正規化、データの形式に対する認識を高める
- DX人材を育成する → 最終的にはここ
システム仕様
昨日までの検討の中で、Python-redmineを使うことで、EXCEL → web-app → REDMINE間を、かなりストレスなく安全なシステム構築が出来る感触を得た。(最初はデスクトップアプリを指向していたが、webアプリの方が圧倒的に楽だという事が分かった) → これについてはPython普及全般的に言える結論だが・・・https://qiita.com/EasyCording/items/bbfe363abf1eed542f98
1)データの入力
個人業務タスクには、EXCELで配布するフォーマットに書いてもらう(この帳票を配布する文化は、どんなローテク企業でも受け入れられるだろう・・・まさか紙ベースでAI-OCRスキャンなんてのは、もってのほか・・・)
2)帳票の内容
- 計画書の中に、必須としたいのは、氏名、氏名ID(ここが唯一無二である必要がある)→ 最終的にはREDMINEのログインコードとなる。
- テーマ名 → サブプロジェクトの対象
- タスク、方策、課題等 → チケット化の対象
3)データベース構成
結論としては、個人ユーザーをトッププロジェクトに割り当てることにした。(最初はテーマ単位でプロジェクト構成を考えてみたが、下記の点でメリットがあると判断した)
- プロジェクト削除の際、ADMINが個人ユーザー単位で一括削除できるため
- トッププロジェクトは管理者権限でしか作成できないため
- 初回登録時にadmin権限で作り、あとはサブプロジェクトとして、ユーザーに権限を移譲できるため
トッププロジェクト名は、氏名IDとした。(もちろん、氏名コードが個人情報に当たらないという判断による。弊社の場合は氏名コードで、入社履歴などが類推できるため、年齢等の個人情報につながる可能性があるが、ここはいた仕方がない)
アプリケーション仕様
- WEBサーバーはFLASKにして、FLASK側にはユーザー認証は入れていない。(少しでもユーザー負担を減らすため)
- WEBサーバー内部に、Redmine管理者情報を入れておき、そこからREDMINEを操作するイメージ
- ユーザーからのアクセスは、基本はEXCEL(VBA)であり、ユーザーは個別のAPIトークンでVBA→Redmineに直接アクセスする
- 意識の高いユーザーには、REDMINEを直触ってもらうように誘導する
- WEB-APIには、共通して出来る操作や、RedmineのPLUGINで出来ないようなもの(そもそもRUBYが使えないし、本番運用でのPLUGIN導入は危険の一言につきるため)
まとめ
悩み悩んで、Redmine導入のビジョンが固まってきた。
今日はチケット側の処理と、VBA側のマクロを検討していく。
参考
- Redmineに関連する記事
- 仕事で使うREMINEに関する考察(19)
- WIKI一発記入 仕事で使うREDMINEに関する考察(18)
- CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(4)
- チケット運用の盲点 仕事で使うREDMINEに関する考察(17)
- CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(3)
- CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(2)
- CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(1)
- CHATGPT便りの開発方針 仕事で使うREDMINEに関する考察(16)
- チケットからTODO作業へ落とし込み 仕事で使うREDMINEに関する考察(15)
- 仕事で使うREDMINEに関する考察(14)
- CHATGPT利活用 仕事で使うREDMINEに関する考察(12)
- やりたいことを少しずつ 仕事で使うREDMINEに関する考察(11)
- 組織を巻き込むプレゼン資料 仕事で使うREDMINEに関する考察(10)
- OfficeのフローにREDMINEをねじ込む 仕事で使うREDMINEに関する考察(9)
- RedmineチケットにCHATGPTを実装(超簡単)
- RedmineのチケットにCHATGPTを実装(2)
- Office365からRedmineへのメール送信してチケット登録
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