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仕事で使うREDMINEに関する考察(2)

Last updated at Posted at 2021-06-15

QIITAに登録して3年ぐらいになるが、前回の投稿でLGTMがもらえたので、続きを書いてみる。

REDMINE側

 これまでの失敗パターンを書いてみる

  • REDMINEの使い勝手の改善 → そもそもの高望みであるが、ガントやカンバンのpluginを入れてエラー発生

→ そのたびに、システムをデータ丸ごと廃棄せざるえない(いつになったらシステムが動くのだろうか・・・)

###対処

  • 上記の点については、RAILSのデータベースマイグレーションが原因であることが、ようやく分かってきた
  • プラグインを入れたら、下記を必ず実践すること http://guide.redmine.jp/RedmineUpgrade/
  • ここ大事(cmdではRUBYのPATHが通らない) → bitnamiのスタートメニューから「Bitnami Redmine Stack を使用する」もしくは、 C:\Bitnami\redmine-4.2.1-1\use_redmine.bat
* リポジトリのクローン → フォルダは C:\Bitnami\redmine-4.2.1-1\apps\redmine\htdocs\plugins
* bundle → フォルダは C:\Bitnami\redmine-4.2.1-1\apps\redmine\htdocs\

おまじない(意味なんか分からなくていい、とりあえず唱えよ、そして念じよ!)
bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
bundle exec rake tmp:cache:clear RAILS_ENV=production

 しかしながら、こう言う利便性の改善を、本番運用しながらやるのは、まっさきにやめた方が良い(そうやって、安定運用しているシステムが突如壊れて、ライチレッドマインやJIRAに乗り換えた、システム改善チームを数々見てきたので)

目指すこと

 会社の中にはITに詳しい人もいるが、EXCELのピポットさえ使えない人が大半であろう。
そういう人間は、シートの中をワープロのように使ったり、表を気ままに作ったりする。
こういう行為が、再利用できない電子データをあふれさせて、いかに企業利益を損失させているのか、という事をまずは知ってもらいたい。
(DX改革?そんな言葉を経営者が発する前に、まずは自社の社員に対して、EXCELのデータの持たせ方に対して、再教育するところから始めた方が良い。

 ろくなIT教育もさせず、そんなものは情シス部門に頼んだらええとか(情シスでさえSierに頼んだらエエわとか)、問題の本質を先延ばしをしていると、10年後には社員は、確実に自分の居場所を失うことになる)

 今回の取り組みの狙いの背景を整理すると、下記のようになる

  • REDMINEを使って、業務効率を高めること
  • EXCELのピポットが使えるようになる
  • データの正規化、データの形式に対する認識を高める
  • DX人材を育成する → 最終的にはここ

システム仕様

 昨日までの検討の中で、Python-redmineを使うことで、EXCEL → web-app → REDMINE間を、かなりストレスなく安全なシステム構築が出来る感触を得た。(最初はデスクトップアプリを指向していたが、webアプリの方が圧倒的に楽だという事が分かった) → これについてはPython普及全般的に言える結論だが・・・https://qiita.com/EasyCording/items/bbfe363abf1eed542f98

1)データの入力
 個人業務タスクには、EXCELで配布するフォーマットに書いてもらう(この帳票を配布する文化は、どんなローテク企業でも受け入れられるだろう・・・まさか紙ベースでAI-OCRスキャンなんてのは、もってのほか・・・)

2)帳票の内容

  • 計画書の中に、必須としたいのは、氏名、氏名ID(ここが唯一無二である必要がある)→ 最終的にはREDMINEのログインコードとなる。
  • テーマ名 → サブプロジェクトの対象
  • タスク、方策、課題等 → チケット化の対象

3)データベース構成
 結論としては、個人ユーザーをトッププロジェクトに割り当てることにした。(最初はテーマ単位でプロジェクト構成を考えてみたが、下記の点でメリットがあると判断した)

  • プロジェクト削除の際、ADMINが個人ユーザー単位で一括削除できるため
  • トッププロジェクトは管理者権限でしか作成できないため
  • 初回登録時にadmin権限で作り、あとはサブプロジェクトとして、ユーザーに権限を移譲できるため

 トッププロジェクト名は、氏名IDとした。(もちろん、氏名コードが個人情報に当たらないという判断による。弊社の場合は氏名コードで、入社履歴などが類推できるため、年齢等の個人情報につながる可能性があるが、ここはいた仕方がない)

アプリケーション仕様

  • WEBサーバーはFLASKにして、FLASK側にはユーザー認証は入れていない。(少しでもユーザー負担を減らすため)
  • WEBサーバー内部に、Redmine管理者情報を入れておき、そこからREDMINEを操作するイメージ
  • ユーザーからのアクセスは、基本はEXCEL(VBA)であり、ユーザーは個別のAPIトークンでVBA→Redmineに直接アクセスする
  • 意識の高いユーザーには、REDMINEを直触ってもらうように誘導する
  • WEB-APIには、共通して出来る操作や、RedmineのPLUGINで出来ないようなもの(そもそもRUBYが使えないし、本番運用でのPLUGIN導入は危険の一言につきるため)

まとめ

悩み悩んで、Redmine導入のビジョンが固まってきた。
今日はチケット側の処理と、VBA側のマクロを検討していく。

参考

  • Redmineに関連する記事
  1. 仕事で使うREMINEに関する考察(19)
  2. WIKI一発記入 仕事で使うREDMINEに関する考察(18)
  3. CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(4)
  4. チケット運用の盲点 仕事で使うREDMINEに関する考察(17)
  5. CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(3)
  6. CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(2)
  7. CHATGPTにてRedmine view customizerのHTML要素を生成する(1)
  8. CHATGPT便りの開発方針 仕事で使うREDMINEに関する考察(16)
  9. チケットからTODO作業へ落とし込み 仕事で使うREDMINEに関する考察(15)
  10. 仕事で使うREDMINEに関する考察(14)
  11. CHATGPT利活用 仕事で使うREDMINEに関する考察(12)
  12. やりたいことを少しずつ 仕事で使うREDMINEに関する考察(11)
  13. 組織を巻き込むプレゼン資料 仕事で使うREDMINEに関する考察(10)
  14. OfficeのフローにREDMINEをねじ込む 仕事で使うREDMINEに関する考察(9)
  15. RedmineチケットにCHATGPTを実装(超簡単)
  16. RedmineのチケットにCHATGPTを実装(2)
  17. Office365からRedmineへのメール送信してチケット登録
  18. Redmineプラグイン開発
  19. RedmineをTODOリストに使う 仕事で使うREDMINEに関する考察(8)
  20. 仕事で使うREDMINEに関する考察(7)
  21. 仕事で使うREDMINEに関する考察(6)
  22. 仕事で使うREDMINEに関する考察(5)
  23. 仕事で使うREDMINEに関する考察(4)
  24. 仕事で使うREDMINEに関する考察(3)
  25. 仕事で使うREDMINEに関する考察(2)
  26. 仕事で使うREDMINEに関する考察
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