はじめに
初心者対応構成
- Windowsからの導入手順
- スクリプトでの自動設定
-
UCI (ttyd)、Webコンソール (LuCi)、ファイラー (SFTP)にて比較作業がおススメ
掲示板
OpenWrt Project
電波法及び技適について
電波法と技適の関係性
- 法律上の最高限度 (電波法): 1W の免許不要局 (2010年改正)
- Wi-Fi製品 (無線LAN機器): ARIB技術基準
ARIB-STD-T66
(特定小電力無線局)支配下
※2024年改版: ES. 付記
結論: Wi-Fi (IEEE802.11)は、法律上1Wが許されても、ARIB基準によりEIRP ≤ 10 mW/MHz
に制限される
技適マークについて
- 日本国内で無線機器を使うには、技術基準適合証明 (技適マーク)が必須
- OpenWrt導入などでファーム/ハード構成や出力を変更すると、技適適合項目から外れ違法使用となる
技術基準適合証明取得について (法人/個人いずれも申請可)
主な手順と必要書類:
-
認証機関選定 (TELEC/JARD/TÜVなど)
- 総務省登録の“登録証明機関”へ依頼
-
申込書類の作成・提出
- 技術基準適合証明申込書
- 無線設備の工事設計書 (無線系統図・ブロック図)
- 部品配置図・概観図
- アンテナ仕様書 (利得・形状等)
- 操作説明書・試験モード手順書
-
試験用機器の送付/持ち込み
- 申請機器本体 (通常2台: 試験用と予備)
- テストモードで動作させるためのファーム・操作手順
-
書類審査・試験
- 電波型式・定格出力・スペクトル測定 (スプリアス)等を確認
-
合格後マーク貼付・証明書交付
- その場で技適マークを貼付 (TELEC)
- 数日以内に証明書が発行 (JARD)
取得にかかる費用と期間:
-
費用 (技術基準適合証明)
- JARDの場合:単周波数帯 56,980円、複数帯 61,820円(税込)程度
-
期間
- 申込書提出後:書類審査~試験予約に約1週間
- 試験実施及び合格 > すぐにマーク貼付/数日内に証明書取得
問題:
- 部品データシートや基板設計情報など製造元から取得する必要がある
- テストモードを含む特殊ファームを用意しないと、標準動作では測定できない項目がある
- ファームやハードを再改造したら、再度証明が必要
技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
- 短期間の実験等のみを目的とする場合は、手続 (届出)を行うことで使用できます
総務省 技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
アマチュア無線局ライセンスについて
-
出力を上げなければ免許不要
技適マーク付きの機器を10mW (=10dBm)以下に抑えて送信する限り、電波法上は免許不要の特定小電力無線局に該当 -
アマチュア・実験局ではWi-Fi暗号化が原則禁止
結論: (高出力化+標準Wi-Fi暗号化)を合法化する免許制度は事実上存在しない
まとめ
標準的に暗号化Wi-Fiルーターとして運用する限り、免許制度はまったく関係なく、安全に技適準拠機器を10mW以下で使うだけで十分である
つまり、改造デバイスのWI-Fi利用においては、技適のみの問題である
OpenWrt での設定例
# 1. 国コードを “JP” に設定
uci set wireless.radio0.country='JP'
uci commit wireless
wifi reload
# 2. 出力(txpower)を 10 dBm(10 mW)以下に制限
uci set wireless.radio0.txpower='10'
uci commit wireless
wifi reload
- 国コード設定によりLinuxカーネルのregdbが地域別チャネル帯域・出力制限を適用
- txpower:10dBm以下で技適準拠
- DFS対応:hostapdがChannel Availability Checkやノンオキュパンシーを自動実施
注意事項
- ファームウェア改造 (regdb改変・ドライバパッチ等): 出力に留意
- チャネル誤使用 (海外チャネル/DFS無効化): 気象・航空レーダー等への混信・妨害につながる
- 設定後は必ず以下で出力制限を確認
iw reg get
iw dev wlan0 info
デバイス
OpenWrt化させたデバイス
Hyper-V ※検証におススメ!
Linksys
-
Velop WRT Pro 7 OpenWrt: Qualcomm SDK(最初からOpenWrt
)
BUFFALO
-
WCR-1166DS: 23.05.0
-
WSR-6000AX8: 23.05.3 ※ 非公式
NEC
- WG1200CR: 22.03.5
SONY
ELECOM
NETGEAR
Bpi
興味あるデバイス
一覧
OnHub TGR1900/ OnHub SRT-AC1900
- OpenWrt
- デバイス用のOpenWrtファームウェアをダウンロード: TP-Link OnHub AC1900 Cloud Router
- デバイス用のOpenWrtファームウェアをダウンロード: ASUS OnHub SRT-AC1900
QHora-301W
https://jp.mercari.com/search?afid=7887950526&keyword=QHora-301W&status=on_sale
- OpenWrt
- Asus RT-AX59U の OpenWrt サポート
- ASUS RT-AX59U (代替 U-Boot) のサポートを追加 #13125
- デバイス用のOpenWrtファームウェアをダウンロード
フリーマーケット等
クライアントツール (Windows用)
SSHアクセス
PowerShellでSSHアクセス
-
PowerShellの開始 (キー入力):
Win
+x
>a
>はい
※Windows7以降標準搭載
パワーシェル7のインストールとショートカット作成
$currentVersion = $PSVersionTable.PSVersion
Write-Host "Current PowerShell version: $($currentVersion)"
$installed = Get-Command pwsh -ErrorAction SilentlyContinue
if ($installed) {
Write-Host "PowerShell 7 is already installed. Skipping installation."
} else {
Write-Host "Installing PowerShell 7..."
$url = "https://aka.ms/install-powershell.ps1"
Invoke-WebRequest -Uri $url -OutFile "install-powershell.ps1"
.\install-powershell.ps1
Write-Host "PowerShell 7 installation completed."
}
$desktop = [Environment]::GetFolderPath("Desktop")
$shortcutPath = "$desktop\PowerShell 7 (Admin).lnk"
$targetPath = "C:\Program Files\PowerShell\7\pwsh.exe"
$arguments = "-Command Start-Process pwsh -Verb runAs"
$shell = New-Object -ComObject WScript.Shell
$shortcut = $shell.CreateShortcut($shortcutPath)
$shortcut.TargetPath = $targetPath
$shortcut.Arguments = $arguments
$shortcut.Description = "PowerShell 7 Administrator Shortcut"
$shortcut.WorkingDirectory = "$HOME"
$shortcut.IconLocation = $targetPath
$shortcut.Save()
Write-Host "PowerShell 7 administrator shortcut has been created."
ssh -o StrictHostKeyChecking=no -oHostKeyAlgorithms=+ssh-rsa root@192.168.1.1
OpenSSHのインストールが無い場合
- 機能の確認
※Windows 10 Fall Creators Update(1709)以降標準搭載
Get-WindowsCapability -Online | Where-Object Name -like 'OpenSSH*'
- 機能のインストール
Add-WindowsCapability -Online -Name OpenSSH.Server~~~~0.0.1.0
TeraTerm
- 設定
- 端末 > 改行コード
LF
- フォント > フォント > 文字セット
日本語
>OK
- 設定の保存 >
保存
- 端末 > 改行コード
SFTPクライアント
WinSCP
ソースコードエディター
Notepad++
コマンド操作
コマンドをちょっとだけ覚える
- 確認:
c
a
t
-
エディター:
v
i
- 入力モード開始:
i
- 入力モード終了:
Esc
- 保存して終了:
:
w
q
- 保存せず終了:
:
q
!
- ターミナル終了:
e
x
i
t
参考
初期設定ツール
雑記
- SSIDは全角文字(日本語等)が入れられる
- 出力が 10mW を超えると違法⁉
-
Network scripts
役に立ちます -
アプリ-クラッシュ
こんなんあります -
luci-app-tn-netports
-
luci-mod-status: イーサネット ポート ステータス ビューの導入
23.05対応はいつですか? > 追加された
luci-mod-status git-23.063.40670-8c7c56f » git-23.210.72323-b6dc2f2
-
luci-mod-status: イーサネット ポート ステータス ビューの導入
-
_nomapについて
なんじゃこりゃ -
/dev/rootは100%完全に使用されています - え?!
仕様が分からないとあせるね(汗) -
NetgearのTelnet (新しい暗号化)を有効にする
色々面白そうな
アナリティクス
GitHub
github.io
aios
旧板
あとがき
-
Qiitaの使い方を覚えながら書いてみました
最初はLuCiを多用していたが、慣れてくるとUCIでの一括コピペ入力が手際が良い事に気が付いたので、UCIでの設定を中心に扱ってみました
OpenWrt化は全部一から調べながらの作業、チンプンカンプンではあったが、有志の方々のおかげでなんとかなりました(感謝) -
一通りやった事書き終えた
- 無知から初めてはや三か月
あとラズパイを触りたいくらいか
流石にプログラミングまでは手が出ないな- Java&bash挑戦中
- 無知から初めてはや三か月
-
USB使ってスマートメーターしたいなあ
-
AdGuard導入してみた
今回は、メインのWXR-5950AX12に導入したがリブート後でメモリを200M程度、ストレージは10M程度を消費している
RAM256では厳しそうだ -
23.05.0-rc1 出た:安定している
- RC2安定稼働中
-
UCI SHOW という便利なものを発見
さんざん調べたが、結果覚えられたから由し -
OCNバーチャルコネクト なぜV6が落ちるんだ!
- Windows11クライアントが休止から復旧してるとV6がこけるまで判明
-
config-softwireのソースでバーチャルコネクトを全自動設定出来た!
ちょっと加工すれば、V6プラス等も出来るね
勉強になりました- スクリプトをbashにしたらパッケージ容量が10Mから1Mになった
-
5CH すぐ規制で書き込み出来なくなる
- 書き込みする気力が失せる
-
Homebridge用デバイス選定中
- Google WiFiが妥当かなあ
-
WiFIが切断される
- 調べたらlogを停止していたからだった
面白過ぎる
- 調べたらlogを停止していたからだった
-
コミファ光10G速いのか?速いのか?
申し込んでみるか
工事待ち > ちょー速い -
間違えてconfig-software全削除
復旧中・・・
凄い絶望感(風)だったが、案外あっという間に復旧出来た -
とり作りたかった事は完成
スクリプト自体が備忘録みたいな感じ -
AdGuardを組み込もうと思ったけど、
パスワードどうやって入れたら良いんだろ??? > htpasswd
AdGuardは苦労したー、が出来たぞ -
てかttyd便利すぎる、ブラウザーでぱっと開けるじゃん
-
AdBlock-fastがsimpleの後継で出てきたけど、中々良さげ
-
使用方法をパワーシェル主体に変更した
-
パワーシェルにddが無い事は分かった
代替えも見つからず・・とほほ -
OpenWrtサイトで国別シュアとか公表したら面白いのに
-
23.05.3 今のところ異常は無い、WiFi6がパッチ不要になった
-
5チャンネル掲示板、色々な思想の方が居て、なんかおもしろい
-
DFS案外面白い
-
OpenWrt(=Linux)を覚えて満1年
中々あきない
GitHubのスターの付け方今更覚えた -
技適について、よくよく調べた
技適未取得機器を用いた実験等の特例制度へ届け出が良さげ
半年じゃなくて、5年とかで良いんじゃないかな、とは思う