0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AUTOSAR R23-11 の記録を作りながらの覚書

Autosarの課題
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/617d10b0e34143030600

文書の種類

Requirement, Specificationという区分はいらない。
どちらも仕様の一部でしかない。RequirementsとSpecificationを別に作った方がいいのは、特定の契約で仕事を切り離す場合かもしれない。
大事なのはDesign(設計)であって仕様ではない。できれば、設計と仕様も分離しない方がいい。
ソフトウェアであれば、自動抽出できるはず。あるいは自動抽出できるように設計に根拠を記載する習慣がみについているとよい。
ここでいう設計とは、ソースコードで記載したものであって、自然言語で記述したものではない。

文書の区切り

AUTOSARでは、MCUの交換とECUの交換のどちらにも対応できるように文書に区切りを設けているらしい。
当初の発想は面白いと思ったが、実作業上は無駄な気がする。
各種Interfaceという文書を廃止統合して欲しい。

上記のRequirementとSpecificationの統合と、DriverとInterfaceの統合を図れば、文書数で半分、モジュールの数で1割減は達成する気がする。
すごく単純な構造になり、ソフトウェアの複雑度も下がるようにするとよい。

文書番号

AUTOSARが文書番号をつけはじめたのは3.0から。
公式な文書番号一覧はでていない。

AUTOSAR 文書番号
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/8b894228a0b76c2265c7

ZIPファイルにも、文書番号はついている。

廃止文書

規格は、廃止しても、仕様として生き続けることがある。
EIA/TIA RS-232Cは、RS-232という規格のバージョンCである。
その後、D,E,Fと改訂があっても、世間が参照するのは、ほとんどCのみ。
25ピンのインタフェース。
IBM-PCに備わったRS-232Cコネクタは、EIA RS-574の9ピンである。
現在EIAは存在せず、TIAが規格を維持している。

文書を廃止したから仕様として意味がないということはない。
逆で、仕様として意味があれば、廃止文書にしか記載がなくても、参照しつづければよい。

AUTOSARが廃止した文書には、いろいろあるかもしれない。
一部の製品名の掲載しかないために廃止した。
別文書に一部ひきついだが文書番号は変更した。
外部の仕様で問題がない。
事実上の標準を使っている場合がある。

文書名とファイル名

しばしば、文書名とファイル名が一致しなかったことがある。
R23-11から、ファイル名にFO,AP,CPをつけて、どの分類の文書かをわかるようにした。

Requirements on Bus Mirroring, AUTOSAR 874, R23-11, CP
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/464c85b5d84253805753

文書変更(Document Change)

• Changed document name to include “CP”

最初に発見した記述。これまで見たほかの100種類の文書には記載がない。

より厳密には、次のような記述が望ましい。
->• Changed document name to include “CP” and Reference document in AUTOSAR are as same as adding "CP", "FO" or "AP".

URL

2022年11月URL変更

2022年11月にもAUTOSAR文書のURLが変更になっている。
/user_upload/standards/classic/21-11/

/standards/R21-11/CP/
などに書き換えてください。

/user_upload/standards/adaptive/21-11/

/standards/R21-11/AP/

/user_upload/standards/foundation/21-11/

/standards/R21-11/FO/

2023年4月URL変更

この項は2023年4月21日、AUTOSARの文書のURLが変更になった。
/classic/22-11/

/R22-11/CP/
過去記事で、URLでエラーが出たら書き換えてみてください。

/adaptive/22-11/
は 
/R22-11/AP/

/foundation/22-11/
は 
/R22-11/FO/
です。

2023年11月URL変更

文書のURLに、FO, CP, APをつけるようになった。

2023年12月URL変更

/23-11/

/R23-11/
に変更した。変更というよりは、前の年までに合わせるように訂正したというのが正確かもしれない。

2022年11月URL変更

2022年11月にもAUTOSAR文書のURLが変更になっている。
/user_upload/standards/classic/21-11/

/standards/R21-11/CP/
などに書き換えてください。

/user_upload/standards/adaptive/21-11/

/standards/R21-11/AP/

/user_upload/standards/foundation/21-11/

/standards/R21-11/FO/

2023年4月URL変更

この項は2023年4月21日、AUTOSARの文書のURLが変更になった。
/classic/22-11/

/R22-11/CP/
過去記事で、URLでエラーが出たら書き換えてみてください。

/adaptive/22-11/
は 
/R22-11/AP/

/foundation/22-11/
は 
/R22-11/FO/
です。

2023年11月URL変更

文書のURLに、FO, CP, APをつけるようになった。

2023年12月URL変更

/23-11/

/R23-11/
に変更した。変更というよりは、前の年までに合わせるように訂正したというのが正確かもしれない。

用語

Glossaryも掲載しましょう。
https://www.autosar.org/fileadmin/standards/R23-11/FO/AUTOSAR_FO_TR_Glossary.pdf

Glossary を参照していない文書。
Glossaryの用語を再定義している文書。

なにしてくれちゃうのAUTOSAR。

用語定義に間違いがある。AUTOSARでは、ShortNameという用語をよく使うl。
Shortnameは、Abbreviationでも、Acronymでもない短縮名を表す。
代表例はISO。ISOはAbbreviationではない。

the International Organization for Standardization
https://www.iso.org/iso-name-and-logo.html

AUTOSAR文書でISOを
International Standardization Organization

overlapped definition in AUTOSAR abbreviation
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/9a171ee6a74163d128e9

Reference

ISO, IECの規格番号、規格文書名に間違いがある。
他の文書では修正しても、いつまでも治らないものがある。

たとえば、
Requirements on Secure Onboard Communication, AUTOSAR 653, R23-11, CP
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7ce8a5e5e1fa665f701a

[DOC_IEC7498-1] The Basic Model, IEC Norm, 1994

ISO/IEC 7498-1:1994 Information technology Open Systems Interconnection
Basic Reference Model: The Basic Model https://www.iso.org/standard/20269.html

ISO 7498:1984 Information processing systems Open Systems Interconnection Basic Reference Model

なにしてくれちゃうのAUTOSAR。10年以上ほったらかしはやめませんか。

検索

R22-11 から対象文書を減らした。
R23-11 からは、すこし増やして、R21-11の頃よりは、ここ5年の文書は検索しやすくなった。

Autosar 検索結果の不思議
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/e2bb58b261cb1af011b6

補足資料(Additions)

祝休日・謹賀新年:2024年の目標
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/b659d922327a7dcdc898

2023 Countdown Calendar 主催・参加一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/c4c2f08ac97f38d08543

CountDownCalendar月間 いいねをいただいた記事群 views 順
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/583c5cbc225dac23398a

Countdown Calendar 2023, 百記事目を書くにあたって。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/45185a04cfd88b71256a

1年間をまとめた「振り返りページ」@2023
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/bcd1ebd49d3a9e8c7a90

AUTOSAR 文書番号
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/8b894228a0b76c2265c7

AUTOSAR R23-11 記憶の記録
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/701bc800b5f137e51a36

AUTOSAR Countdown Calendar 2023
https://qiita.com/advent-calendar/2023/autosar

AUTOSAR Abstract Platformへの道 R22-11
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/8ac2826635a8c536c7ec

Basic principles, ボッシュ自動車handbook(英語)11版まとめ<2>
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/24a1ba5da3d09b2a95d1

JAXA/IPA クリティカルソフトウェアワークショップ WOCS言語関連発表(改定版)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/4789832baf494cb74626

物理記事 上位100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/66e90fe31fbe3facc6ff

数学関連記事100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/d8dadb49a6397e854c6d

言語・文学記事 100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/42d58d5ef7fb53c407d6

医工連携関連記事一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/6ab51c12ba51bc260a82

自動車 記事 100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f7f0b9ab36569ad409c5

通信記事100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/1d67de5e1cd207b05ef7

日本語(0)一欄
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7498dcfa3a9ba7fd1e68

英語(0) 一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/680e3f5cbf9430486c7d

転職(0)一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f77520d378d33451d6fe

仮説(0)一覧(目標100現在40)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f000506fe1837b3590df

Qiita(0)Qiita関連記事一覧(自分)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/58db5fbf036b28e9dfa6

鉄道(0)鉄道のシステム考察はてっちゃんがてつだってくれる
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/26bda595f341a27901a0

安全(0)安全工学シンポジウムに向けて: 21
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/c5d78f3def8195cb2409

一覧の一覧( The directory of directories of mine.) Qiita(100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7eb0e006543886138f39

Ethernet 記事一覧 Ethernet(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/88d35e99f74aefc98794

Wireshark 一覧 wireshark(0)、Ethernet(48)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/fbed841f61875c4731d0

線網(Wi-Fi)空中線(antenna)(0) 記事一覧(118/300目標)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5e5464ac2b24bd4cd001

OSEK OS設計の基礎 OSEK(100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7528a22a14242d2d58a3

Error一覧 error(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/48b6cbc8d68eae2c42b8

官公庁・学校・公的団体(NPOを含む)システムの課題、官(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/04ee6eaf7ec13d3af4c3

「はじめての」シリーズ  ベクタージャパン 
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/2e41634f6e21a3cf74eb

AUTOSAR(0)Qiita記事一覧, OSEK(75)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/89c07961b59a8754c869

プログラマが知っていると良い「公序良俗」
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/9fe7c0dfac2fbd77a945

LaTeX(0) 一覧 
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/e3f7dafacab58c499792

自動制御、制御工学一覧(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7767a4e19a6ae1479e6b

Rust(0) 一覧 
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5e8bb080ba6ca0281927

小川清最終講義、最終講義(再)計画, Ethernet(100) 英語(100) 安全(100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/e2df642e3951e35e6a53

<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
This article is an individual impression based on the individual's experience. It has nothing to do with the organization or business to which I currently belong.

文書履歴(document history)

ver. 0.01 初稿  20240103

最後までおよみいただきありがとうございました。

いいね 💚、フォローをお願いします。

Thank you very much for reading to the last sentence.

Please press the like icon 💚 and follow me for your happy life.

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?