Advent Calendar最終日、皆、良いお話書く日かな!私は等身大の振り返りをまとめました。
継続的なアウトプットは業界問わず注目されるトピックです。アウトプット大全 等。2021年、記事を書き始めたい開発者、記事を書きづづけたい開発者の発火剤の一つになったら嬉しいです。
2020年Advent Calendarに1ヶ月開発・学習記録を投稿した
- (自分専用) アドベントカレンダーではありますまいか Advent Calendar 2020 -- 25記事
- 「Develop fun!」を体現する Works Human Intelligence #2 Advent Calendar 2020 -- 1記事
- Java Advent Calendar 2020 -- 1記事
- 日本語プログラミング言語「なでしこ」 Advent Calendar 2020 -- 1記事
- 闇の魔術に対する防衛術 Advent Calendar 2020 -- 1記事
- 子育てエンジニア Advent Calendar 2020 -- 1記事
合計6つのAdvent Calendarに、30記事を投稿しました。一人で。1 キッカケとしてはtwada(和田卓人)さん が弊社エンジニアに向けて語ってくれた開発の記録習慣化、「巻き込まれ駆動」の意識 と同じ。
得られたもの3つ:客観的評価と動機と開発をこれからも楽しむ気持ち
1. 分かりやすい客観的評価が出た。
定量評価(LGTM数):Total 442 LGTM
Advent Calendar | LGTM数 |
---|---|
(自分専用) アドベントカレンダーではありますまいか Advent Calendar 2020 | 307 |
「Develop fun!」を体現する Works Human Intelligence #2 Advent Calendar 2020 | 8 |
Java Advent Calendar 2020 | 6 |
日本語プログラミング言語「なでしこ」 Advent Calendar 2020 | 7 |
闇の魔術に対する防衛術 Advent Calendar 2020 | 109 |
子育てエンジニア Advent Calendar 2020 | 3 |
その他 諸々 (アドベントカレンダー以外) | 2 |
合計 | 442 |
最大瞬間風速
Weekday 10時頃のGoogle Analytics
量は質に転化する、の精神で行きました。いや、やっぱり、読まれれば読まれただけ嬉しい。「あ、これフツーに履歴書や職務経歴書に書けるわ。やったあ!」と思った 。
良い影響を受ける
しかし、それをもってして、新卒1年目が荒れ果てた開発環境に1年間でCIを導入し単体テストを布教した話 (LGTM 930超) の圧倒的さを思い知る。カッコよすぎだろ! またそれと全く同じくらい 時をかけるタコライス ~ アプリ作りで駆け抜けた、3つの技術 ~ も大好きだし、**副業×AWSでわりと人生変わったエンジニアの話**も流石だな~、とか。自分も頑張らないと、という良い影響。
書いたらきりがない、アジャイルを使ってクリスマスまでに彼女を作る方法を考えてみる、ツール開発のすゝめ ーDevelop Fun実践編ー、社内サービスをホワイトハックしたら機密情報が覗けてしまった話、まだパワポでアーキテクチャ図描いてるの?、長く売れる製品を考える為の観点とかパーフェクト湯婆婆とか (書けてない人申し訳ない)...2
切磋琢磨というと都合が良すぎるが、周りの仲間の考えを改めて知ると、素直に尊敬するし、頑張りたい気持ちになる。
2.「やりたい」と「なりたい」の壁を壊し、一層技術を勉強したくなった。
物を書いて暮らしたい(なりたい)という漠然としたやる気の無さを、物を書きたい(やりたい) の行動に移行できた。私は何がやりたいのか、あるいは何がやりたくないのかという話、私の場合 で書いたが、そもそも私こういう、モノをダラダラ書いて生活する人になりたかったんだよなという気づき。ここへ来てようやく「なりたい」とただ思っているより「なればいいじゃん(今でしょ)」に思考を変えることができた。折角身をおいているこのソフトウェア分野、このまま来年も毎日なにか学んで、書きたい。もちろん毎日の開発と言う行為がそのエネルギー源なわけであり、その両輪駆動をしなければというモチベーションが高まった。
あとは、目的意識の置き方。これまでは単に業務上の問題、お客様からのトラブルを解くためだけに調べ物をしていたが、「なぜこれが必要なのか」この言葉はどういう意味だったかな?等など、もう一歩二歩こだわって調べようという気持ちが高まった。言葉やコマンド一つやショートカットキーなど業務効率化程度でも。あと単純に競技プログラミングのようなもののゲーム性に今更気づいた。
3. 開発への考えを通じて社内・社外からフィードバックを得ることの楽しさを実感できた。
もともと使っていたDelphi。
伴って、恥ずかしくないよ? などという嬉しい反論がもらえたりすることに気づく。うん?これは社内だけの反応とまた違うぞ?という実感。さらに11月時点で 「失敗を許容する」なんて言われても失敗したくないです の記事が読まれたことで自身の学びをアウトプットしていくことの魅力にハマる。
定性実績
記事そのものへのコメント:
https://qiita.com/e99h2121/items/4a0aa999b40f9a2b30bd#comment-5f01c455433ca914ba7f
レガシーシステムのメンテのツラさの99割は「気軽にテストを実行できる手段がない」ことなんですよね。
裏を返すと「気軽にテストを実行できないなら流行のプラットフォームに載ったキラキラしたシステム」も同じかそれ以上にツラい訳ですが…
電池チェッカーでリモコンの電池の残量を調べるくらいに気安くテストできるソフトウェアならメンテを任されるのはむしろ楽しいはずなのに。(テストが壊れてるからグリーンになるだけでなければ😱)
twitter等からのコメント:
https://twitter.com/nakakiiro/status/1338450182103465984?s=20
自分の事かと思ったってくらい分かる。とっても分かる。
成程!そうなると衣食住は全部レガシーな行為。僕は仕事を楽しんだり情熱を持つことに価値があると思うんだよね。そこから改善が産まれるしさ
僕は比較的新規開発に携わってきたのだけれど、「テストのないコードはレガシーコード」という有名な格言に従えば、程度はあれレガシーコードを生み出しているという反省とどうにかせなという想いはある。どんなコンテキストにおいても課題意識を持つことは重要
レガシー云々の話、むしろそこまで長くプロジェクトが続いているの、会社にちゃんと貢献して必要と思われていることだと思うのでしょっちゅう死ぬ開発体験の良い小さいプロジェクトよりも会社にとって有益だったりするかもしれません。
等など、社外からの反応がシンプルに嬉しいし楽しい。反応をくださった「仲間」に感謝したい。
評価が高かった記事トップ5:
- 先輩が新人エンジニアとのコミュニケーションで気をつけるポイントたった1つ 141LGTM
- 「レガシーのメンテばかりは嫌だ」と言う学生さんへのマジレス 103LGTM
- 「エンジニアがテクニカルサポートを絶対にやったほうがいい」に違和感を持った 54LGTM
- そして前任者誰もいなくなったときのサバイバルガイド 21LGTM
- コミュ障のための大体これだけ話せば良い1on1 12LGTM
一方で、自分の熱量と評価が乖離したものトップ3は以下かな。
この差がまた興味深いので、来年に向けて考えていきたいと思った。
- 人事システム「COMPANY」のバッチ処理の裏(側) の話 8LGTM
- 海外との多拠点開発の話 3LGTM
- 【2020年クリスマス版】こどもとプログラミングしよう。Coderdojoからプログラミングトイまで 3LGTM
今後の展望・課題3つ:2021年の今頃に一層周りに良い影響を与えられるようになっていたい
1. 誰のために?目的意識を再編する。
誰のために?: 自分 x 周り(社内)x この業界(社外)
ニューノーマル式「雑談」文化のために。2020年この話題を外すことが出来ないほど「在宅ワーク」元年と言えるくらいの新しい働き方が生まれた1年だったと思う。その際に圧倒的に課題となるのは当然、ヒトと人との従来のコミュニケーション、心の隔たりをどうやって埋めていくか。ひとをもっと巻き込まなければと思う。
例えばDojo
GithubやQiitaや自身のブログへの投稿はその一助となるツールだ。学ぶこととそれを記録して行くことを私も続けたい。
例えばスキルマップ
- 分かりやすい「バッジ」(勲章)のようなものをGetして称える仕組みとか。
それらをブーストするツールの一つとして「記事を書く」もあったら良いな。
2. 続ける。
1の人と人との作用を目指すに大事なことは「継続的に」行うことだと思う。以下継続したくなる仕組みにどう作用できるか考えたい。
連続してQiitaで書き続けて高評価な人は自分のスタイル確立したかつ読んでいる側が面白くて楽しくて、そして自分のためになるいうのは継続してみて初めて分かる(ユーザーランキング各位の記事を読んで打ちひしがれる!)。これを見習ってというと言葉が足りないが、自分に活かすには私は ありますまいか で来年もいきたい。TypeScriptでありますまいか、Delphi Community Edition でありますまいか...
3. 読まれてほしい記事と読まれる記事の乖離を埋める。
Qiitaのbuzzり方 に書いたように、単に読まれるにはマーケティング的なテクニックが存在するのは事実。しかしやはり記事は、工夫やマインド、知見を正しく業界に還元していくためにあってほしい。
そのために1:媒体を使い分ける
私の場合まず書いたものを社内の「Slack分報」に毎日シェアすることにした。
それにより最も身近でフィードバックを得やすい仲間からの数々の反応を得ることができる。
そしてもう一つ。社外に対してはどこに書くかという問題。以下がもっとも腹落ちする。
上の観点で一番重要なのは「自分の庭」vs「みんなの公園」という考え方かもしれません。
Qiitaは「みんなの公園」なので、ルールやマナーに従ってみんなが気持ちよく使えるようにしなければなりません。Qiitaのルールやマナーについては以下のページに詳しく書いてあります。最低限、ここに書いてあるガイドラインは守るべきです。
コミュニティガイドライン - Qiita:Support
Modern Knowledge Base for Developers
QiitaにはLGTM とストック という機能があるが、Qiitaさんもおそらく良い記事が正しく評価される仕組みをどうすれば実現できるかずっと考えているのだろう。「製品を作る者」として、作り手の「こうあってほしい」の通りにものが使われて役に立つことが本当に嬉しいのは心からわかる。ので、それにどうやって使い手として、使えるか、当事者意識というと大げさだが考えたい。
そのために2:普段の仕事と学習から記事の元を生み出す
2021やらないこと:
- 恒常的な18-21時の会議。家事育児もやりたい!人間として!
21時以降は逆にやれるので21時にケリがつかなければ深夜帯までやる覚悟になるかな。さもなくば普通に早起きしてくれと周りに働きかける。それが皆のニューノーマルとなっていってほしい。
2021やりたいこと:
- 逆に24HSlackはかなり見てる。常に助けられることには反応したい。時間問わず投げてほしい。
- Slack分報(times) が浸透していっている弊社。ひとがtimesにつぶやいてることもまあまあ見てる。これからも見る。
ほかはさておいて雑談を生み出すことに圧倒的に工数を取りたい。内外に発信していきたい。
日々の工夫を記事にしていきたいな。
ご挨拶
本年はお世話になりました。来年は
https://qiita.com/e99h2121
https://zenn.dev/e99h2121
を使い分けて書きまーす。社内Slackで投稿継続していくので来年も(というか今年中も)よろしくお願い致します! -- http://e99h2121.github.io/
良いお年をお迎えください。