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Developer Dojoの講師をやってみたらメリットしかなかった

Last updated at Posted at 2020-12-16

「Develop fun!」を体現する Works Human Intelligence #2 Advent Calendar 2020 の17日目の記事です。
1枚目の「Develop fun!」を体現する Works Human Intelligence Advent Calendar 2020 もあるので、そちらもお楽しみください!

さて、突然ですがWorks Human IntelligenceではDeveloper Dojo(以下、Dojo(どーじょー))という取り組みをしています。
Dojoの詳細はDevelop fun!を体現する Works Human Intelligence Advent Calendar 2020」1枚目の1日目に上村さんが書いてくださったのでそちらにおまかせすることにして、
この記事では、Dojo大好きな私が講師役の視点でDojoについて書きます!!

Dojoを始めたきっかけ

はじめは受講生という形でDojoに参加していました。
参加した理由は募集スライドのこの文言に釣られたからです。

こんなお悩みはありませんか?
「やってる年数に対して、自分はコードを読む、書く能力が弱い気がするなぁ。。」
「コーディングを勉強しているが、効果を実感しないし、続かないわ。。」
「開発者に向いていない気がする。。。」
etc...
(他にもありましたが省略)

自分は年次は6年とそこそこの長さのくせに、技術力に全く自信がなかったため、
この募集要項を読んで、自分のことを名指しで言われているようで強烈にぶっ刺ささりました。

そして、その後のスライドでノックアウトです。

「あなたが!!!コードを書いた時間が!!!!圧倒的に足りないのだ!!!!!」

※スライドより!が多いんですが、私が受けた印象はこんな感じでした。

もうこれは参加するしかない!!

なぜDojoの講師をやろうと思ったのか

Dojoを受けて1ヶ月くらいたった自分はこの「楽しく」「手を動かす」環境が大好きになりました。

1日30分とはいえ月~木(金はお休み)必ずコードを書く、自分の成長を実感できる。
毎日コードを書くとはこのことか!!!と初めて肌で感じました。

こんなに素敵な環境はそうそう無い。
この大好きなDojoのコミュニティをなんとか発展させたいと思ったのが始まりです。

日々Dojoを受け、メンティーのフォローをする中で、大好きなDojoには課題に感じていた部分がありました。

  • 講師が限られていて負担になっている
  • 過去やったコンテンツは結構忘れている
  • 自分のメンティーが置いていかれている

また、受けるだけではなく講師をやる側のほうが得るものが大きいよという話を@flyawayさんが頻繁に発信しているのを見ていました。

自分が講師として参加することでDojoの課題を解消し、さらに自分もDojoを通してもっとスピード感を持って成長できるんじゃないかという思いから講師をすることに決めました。

自分が思うDojoの講師としての役割

Dojoが今まで参加してきた勉強会と異なるところは、「場」であるということです。
その中での講師の役割は、Dojoを学び続ける場として盛り上げることだと考えています。

もちろん、講師というだけあって教える機会が多いです。
ただ、Dojoの中身は必ずしも自分でコンテンツ作って参加者に教えるという内容である必要はなく、CodingBatyukicoderのようなコンテンツを探してきて、みんなで一緒にやるという内容でも、十分に講師としての役割を果たしていると考えています。

ポイントは講師も受講生も同じ参加者であり、Dojoを盛り上げるメンバーの一人であること、
講師に高いハードルを感じてほしくなく、コンテンツを用意してDojoを盛り上げるのであれば誰でも講師になれるであるということです。

イメージは、コミケのサークル参加が講師で、一般参加が受講生という感じです。

講師をやって得たもの

ただ受けている時の数倍(定量化はこの際置いておいて)は自分の実になりました!!!
アウトプットが最高のインプットの方法だなと講師をやってみて実感しています。
以下の3点が特に得るものとして大きかったです。

  1. 圧倒的に実装力がついた
  2. 無意識に自分ができていることを棚卸しした結果メンター力がついた
  3. (全然足りないことは知りつつも)以前より自分に自信がついた

1. 圧倒的に実装力がついた

講師としてコンテンツを用意するためにただ参加するよりもたくさんコードを書くようになったこと、
人に説明するためには深く広くテーマを知る必要があるので今まで以上に勉強するようになったこと、
人に説明する事によって定着がはかどり、実務でも即活きるようになったなど、
講師をすることで自分の開発者としての実力の底上げがされました。

2. 無意識に自分ができていることを棚卸しした結果、メンター力がついた

特に大人数(といっても10~20人程度ですが)の人に説明する際に自分が何を意識してコードを書いているのかを言語化する必要があります。
これをすることで、メンターとして新人と会話するときでもスムーズに自分の引き出しから話を取り出せるようになった気がします。

3. (全然足りないことは知りつつも)以前より自分に自信がついた

実装速度が速くなったこととももちろん関係していますが、自分が作ったコンテンツが目に見える形で残ることで「自分はこんなにコンテンツを作ったぞ」という気持ちになれますし、そのコンテンツを使った回で受講生が「ためになった」とFBをくれることで、自分はたしかに貢献できているんだと実感を持てました。

自分がこれからのDojoでやりたいこと

1. とにかく「続ける」こと

Dojoの肝は楽しく手を動かすことで「学び続ける」「場」であるということです。
特にこの「続ける」という部分は非常に大事だと考えていて、どんなコンテンツでも良いので毎日Dojoを続けることを第一に考えています。
今はまだ4ヶ月目なので、まずは1年続けることこれを目標にしています。

(少し話は逸れますが、最近弊社にt_wadaさんが「エンジニアとしてこの先生きのこるために」(リンクは別の回の同じ講演の資料です)というタイトルで講演に来てくださったのですが、まさにDojoはこの実践の場であるんだなと深くうなずきながらお話を聞いていました。)

2. コンテンツを再利用しやすい形でまとめること

Dojoの講師は誰がやっても良いと考えています。
とはいえ、月~木の毎回コンテンツを自前で用意し続けるのは至難の技ですし、講師として参加するハードルは極力下げたい。
だって講師として参加するほうが得るものが多いし、サークル参加がたくさんあったほうが盛り上がるじゃないですか。
ということで、過去やった回を別の人が講師として再放送をできるようにまとめていきたいと思っています。

最後に

実際、コンテンツを作り続けるのがしんどい時もありますが、振り返ってみるとこんなに得るものがあったんだなと再認識しました。
継続的にアウトプットするというのは、自分ひとりだとなかなか続きませんが、Dojoという場があれば続けやすくなります。
このDojoという場をより盛り上げていくために、これからも頑張っていきたいと決意を新たにしました!

まずは、作りかけのコンテンツを完成させて来週またオリジナルコンテンツで講師やります!

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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