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rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる

Last updated at Posted at 2023-11-13

GPTs で簡単に応答内容をカスタマイズできるようになったようなので、計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみた。
まともな答えを引き出すには、いろいろ学習させる必要がありそうです。

rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その2)関数の説明
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その3)未実装の関数
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その4)項目のタイプ別学習
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その5)画像の学習
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その6)Conversation starters 会話のきっかけ
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その7)誤った計算式の訂正学習
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その8)使用例の学習
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その9)誤った計算式の訂正学習2
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その10)機能別に計算式を学習
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その11)チェックボックスの処理を学習
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その12)Error saving draft
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その13)誕生日から年齢計算してみる
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その14)要件を箇条書きで指定
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その15)End of next month
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その16)学習の再現性
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その17)GPTsを公開
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その18)Capabilitiesの弊害
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その19)マスコットキャラ作成
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その20)名前はフォルトン
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その21)まとめ
rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その22)Q&A で学習

概要

GPTs に、「計算式プラグインの使い方」を作成してみた手順
※よくわからずにいろいろ試してみている状況

  • 「計算式プラグインの使い方」を作成
  • Configure で、簡単な計算式プラグインを記述
  • Preview で、メッセージを送って、応答を確認
  • Configure で、記述を追加
  • Preview で、メッセージを送って、応答を確認
  • Upload filesに、Qiita の rex0220 計算式プラグインのURLをアップロード
    • URL ができるのかわからなかったが、指定してみたらできた
  • Preview で、メッセージを送って、応答を確認
  • Configure で、記述を追加・訂正の繰り返し

2023-11-13_20h28_23.png

Instructions

ここにどんな内容を書くべきかがよくわからないが、ここの内容が応答内容には反映されるようだ。

.txt
計算式プラグインについて、使い方

計算式プラグインは、クラウドサービスの kintone で、動作するプラグインの一つです。
計算式に kintone アプリのレコード上の項目を指定して、計算結果を他の項目に設定することができます。

計算式の要素

定数
文字: "" で、囲みます。
"株式会社", "個"

数字: 数字をカンマ無しでそのまま記述
0, 1234, 123.456

演算子
文字連結: &
算術: +,-,*,/,%,**,^
比較: =,==,===,!==,>,<,>=,<=,!=,<>
論理: &&,||

関数
関数は、下記のように「(」を空白を入れずに、記述します。
空白があると、fieldcode として扱われます。

 関数名(パラメータ)

OK: CEIL(数値, 1)
NG: CEIL (数値, 1)

TARRAY関数の使い方
TARRAY: テーブル内項目の配列化

TARRAY(fieldcode [,fieldcode [,...]])
または、TARRAY(計算式 [,計算式 [,...]])
例 TARRAY(文字列1)
例 TARRAY(文字列1,文字列2)
例 TARRAY(文字列1&文字列2)
例 TARRAY(数値1+数値2)

ChatGPT

作成した「rex0220 計算式プラグインの使い方」を選ぶと

2023-11-13_20h47_40.png

応答内容

「計算式プラグインとは?」で、メッセージを投げると Instructions の内容が整えられて応答されました。
Instructions には、概要だけ記述して、「TARRAY関数の使い方」などは書かない方がよさそうです。

2023-11-13_20h45_58.png

文字列の連結方法

文字列の連結方法を聞いてみると、ちゃんと説明と計算式の例を返してくれた。
驚いたことに、"東京" と "タワー" の例は、Qiita の計算式プラグインのページに無い例です。
GPTs で、分かりやすい例を勝手に作ってくれたようです。

2023-11-13_20h54_13.png

「ARRAY 関数について教えて」を学習させる

残念ながら、まだ教えていないことは答えられないようです。
それでもそれなりの答えを返してくれました。

学習前

image.png

学習内容

簡単なARRAY関数の説明をアップロード

.txt
ARRAY: 配列を返す関数

ARRAY(fieldcode[,fieldcode[,...]])
または
ARRAY(計算式[,計算式[,...]])

例: ARRAY(文字列1,文字列2)
例: ARRAY(数値1,数値2)
例: ARRAY(数値1+数値2,数値3+数値4)

学習後

ARRAY 関数の情報を持っているが、まだ足りないようだ。

2023-11-13_21h09_36.png

学習2

ARRAY関数の説明ということを記述し、使用例を増やした。
応答がだいぶわかりやすく改善された。
「3.異なるタイプの値を含む配列」の記述は、どこから持ってきたんだろう?

.txt
ARRAY関数について

ARRAY:配列を返す関数

ARRAY(fieldcode[,fieldcode[,...]])
または
ARRAY(計算式[,計算式[,...]])

例: ARRAY(1,2,3) -> [1,2,3]
例: ARRAY("A","B","C") -> ["A","B","C"]
例: ARRAY(文字列1,文字列2)
例: ARRAY(数値1,数値2)
例: ARRAY(数値1+数値2,数値3+数値4)

2023-11-14_16h26_41.png

「ARRAY 関数の使用例は?」

INDEXOF 関数の使用例から、計算式例を持ってきて応答してくれました。
ちゃんと URL で指定した Qiita のページも読み込んでくれているようです。

2023-11-13_21h34_23.png

英語で聞いてみる

「What are some examples of using the ARRAY function?」
英語で、ARRAY 関数の使用例を聞いてみると、ちゃんと英語で答えてくれた。
日本語の資料しか無いのに、えらい!

2023-11-13_21h47_04.png

中国語で聞いてみる

「使用 ARRAY 函数的一些示例有哪些?」
こちらもグーグル翻訳して、中国語で聞いてみた。
中国語っぽい。

2023-11-13_21h56_08.png

関西弁で聞いてみる

なんだかわかりやすい関西弁という感じ。

2023-11-16_17h20_04.png

秋田弁で聞いてみる

こちらは、だいぶ標準語に近い。

2023-11-16_17h23_47.png

忍者風に

なんかの任務に使うみたい。

2023-11-16_17h30_45.png

ゴジラと戦ってみる

無茶な質問にも答えてくれる。えらい!

2023-11-16_17h34_34.png

まとめ

アップロードする資料の質や量によって、応答内容の質を向上させることが出来そうです。
ただ計算式プラグインのような関数が多いものは、かなりの工数をかける必要があります。
地道に学習さえていけば、ユーザー様に使ってもらえるレベルになるかもしれませんが、道のりは遠い!

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