rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その7)誤った計算式の訂正学習の続きです。
計算式の使用例を学習させてみます。
概要
「文字列項目に"ABC"があるか判定するには?」を実現する計算式はいくつかあります。
学習前は、計算式プラグインで利用できない INSTR 関数の使用例を応答するなどの誤りがありましたが、学習後は、TEST 関数などの計算式プラグインで利用できる計算式になります。
学習前の応答
計算式プラグインで利用できない INSTR 関数の使用例を応答
計算式の使用例を学習
計算式プラグインで利用できるTEST 関数などの使用例だけでは、INSTR 関数を応答したので、INSTR 関数等は利用できないことを記述した。
example 計算式の使用例
・文字列項目に"ABC"があるか判定するには?
TEST("ABCD1234","ABC") -> true ※ "ABC"が含まれている
TESTRE("ABCD1234","ABC") -> true ※ "ABC"が含まれている
FIND("ABCD","ABC") -> 0 ※ "ABC"が含まれている場合に、位置を返す。無い場合は -1
計算式プラグインでは、下記の関数・演算子は利用できない
関数 INSTR は、利用できない
演算子 CONTAINS は、利用できない
学習後の応答(Preview)
学習後の応答
Preview とは、少し応答が異なる。応答内容は、使うほど整理されていくのか?
学習後の応答(別の文字列"あいう"で検証)
使用例の文字列も"あいう"に合わせた内容で、応答してくれる。
学習後の応答("A"と"C"に囲まれた文字列で検証)
こちらは、ちゃんと正規表現で検索する TESTRE 関数の使用例となった。
まとめ
INSTR 関数は、VBA の関数だと思うが、計算式プラグインでは使えないものでも、どこからか引っ張ってきて応答してしまう。
よくある使用例を学習させることと、使えない関数等を学習させることを、モグラたたきのように続けていくしかない。
学習したものについては、応用も効くし分かりやすく解説してくれるのは、便利。