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rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その7)誤った計算式の訂正学習

Last updated at Posted at 2023-11-16

rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その6)の続きです。
誤った計算式の訂正学習を試してみます。

概要

「前月の10日を算出する例は?」の問いに、学習前は誤った計算式を応答
※前月ではなく、当月の10日を計算した

質問と答えをそのまま学習させて試してみた。

  • 学習前:DATE_FORMAT(DATE_ADD(DATE_STARTOF(日付項目, "month"), 9, "day"), "YYYY-MM-DD")
    2023-11-16_22h23_26.png

  • 学習後:DATE_ADD("TODAY", -1, "month", "YYYY-MM-10")
    2023-11-16_22h23_51.png

学習内容

下記をDATE_ADD関数の説明に追加。
誤った応答がある場合は、質問と答えをそのまま記述したほうがいいと思われる。

前月の10日を算出する例;書式の日にちに"10"を指定
 DATE_ADD(日付, -1, "month", "YYYY-MM-10")

.function1.txt
・DATE_ADD関数について
DATE_ADD:日付加算

DATE_ADD(項目|"TODAY", num, type [,format])
  "TODAY": 当日日時
  num: 数値
  type:"year", "month", "week", "day", "hour", "minute", "second"
  format: ["YYYY-MM-DD"]

ex:
DATE_ADD(日付, 1, "month")
DATE_ADD(日付, -1, "month", "YYYY-MM-01") ※前月1日
DATE_ADD(日付, -1, "month", "YYYY-MM-10") ※前月10日
DATE_ENDOF(DATE_ADD(日付,1,"month"), "month") ※来月末日

前月の10日を算出する例;書式の日にちに"10"を指定
 DATE_ADD(日付, -1, "month", "YYYY-MM-10") 

2か月前の10日を計算

「日付項目の2か月前の10日を計算」

DATE_FORMAT(DATE_ADD(日付項目, -2, "month"), "YYYY-MM-10")

間違ってはいないが、DATE_ADD(日付項目, -2, "month", "YYYY-MM-10") と応答してほしいところ。
応用は、難しいらしい。

2023-11-16_22h38_06.png

学習内容2

2ヶ月前の10日の例を追加

前月の10日を算出する例;書式の日にちに"10"を指定
 DATE_ADD(日付, -1, "month", "YYYY-MM-10")
2ヶ月前の10日を算出する例;書式の日にちに"10"を指定
 DATE_ADD(日付, -2, "month", "YYYY-MM-10")

2か月前の10日を計算(その2)

こんどは、問題なく「DATE_ADD(日付, -2, "month", "YYYY-MM-10")」
ただ説明に誤りがあり、「DATE_FORMAT 関数を使って」とあるが使っておらず、オプションの書式を指定している。

2023-11-16_22h46_37.png

学習内容3

2ヶ月前の10日の例を訂正。
「DATE_ADDのformatオプションで日付書式に"10"を指定」とオプションを明確に記述

前月の10日を算出する例: DATE_ADDのformatオプションで日付書式に"10"を指定
 DATE_ADD(日付, -1, "month", "YYYY-MM-10")
2ヶ月前の10日を算出する例: DATE_ADDのformatオプションで日付書式に"10"を指定
 DATE_ADD(日付, -2, "month", "YYYY-MM-10")

2か月前の10日を計算(その3)

こんどは、説明も問題なく応答された。

2023-11-16_23h07_39.png

4か月前の15日を計算

「日付項目の4か月前の15日を計算」では、応用が利き、
「DATE_ADD(日付, -4, "month", "YYYY-MM-15")」が応答された。

2023-11-16_23h09_19.png

まとめ

誤った計算式の訂正や、効率的な計算式の学習には、いくつか計算例のパターンを学習させる必要がある。
また、説明文も誤解の生じないように明確に記述する必要がある。
いろいろ問合せと応答を確認しつつ、説明をブラッシュアップすることの繰り返しですね。

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