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rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その9)誤った計算式の訂正学習2

Last updated at Posted at 2023-11-17

rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その8)使用例の学習の続きです。

rex0220 計算式プラグインの使い方をGPTsに学習させてみる(その7)誤った計算式の訂正学習で前月の10日計算で誤った応答の訂正学習をしました。
しかし、前月の月末計算を行うと、また誤った応答をしていました。
使う関数が異なるものについては、使用例の学習追加して応答を改善する必要があります。

概要

「前月の月末を算出する」で、計算式プラグインでは使えない EMONTH 関数を使った応答となった。
「関数一覧に無い関数は利用できません。」としても、ダメなようです。
月末を計算する DATE_ENDOF 関数の使用例を学習させます。

学習前の「前月の月末を算出する」応答

惜しいけど、EMONTH 関数は使えません。

2023-11-17_19h58_44.png

「前月の月末を算出する」の使用例を学習

・前月の月末を算出する
  DATE_ENDOF(DATE_ADD(日付, -1, "month"),"month")
  DATE_ENDOF(DATE_ADD("TODAY", -1, "month"),"month")

学習後の「前月の月末を算出する」応答

2023-11-17_20h09_10.png

「1年前の月末」応答

月末に関してはマスターしたようです。

2023-11-17_20h10_50.png

利用できない演算子と関数

応答内容に、利用できない演算子と関数があった場合の対策として、利用できないことと代替手段を学習させた。
利用できない演算子と関数を記述するだけでは、応答内容が改善されない。
機能として同等の演算子や関数を学習させることで、応答内容が改善されやすくなる。
モグラたたきのように、利用できない演算子と関数が応答されたら、代替手段を学習させるしかなさそうだ。

GPTs に対応方法を聞いたら、利用できない説明と代替案・記述例まで、詳細に記載することで対応できるらしい。

.txt
・利用できない関数:CONTAINS
説明: この関数は配列内の特定の要素があるかを判定するために使用されます。計算式プラグインでは、利用できません。
代替案: CONTAINS 関数の代わりに IN 関数を利用できます。
記述例: IN(チェックボックス,"A")

・利用できない関数:ARRAY_REPLACE
説明: この関数は配列内の特定の要素を新しい値で置き換えるために使用されます。計算式プラグインでは、利用できません。
代替案: 配列の要素を置き換えるにはARRAY_MAP 関数で配列を再構築する必要があります。
記述例: 配列の要素"TEST"を”ABC" に変更する例
ARRAY_MAP(ARRAY(チェックボックス),x, REPLACE(x,"TEST","ABC"))

・利用できない関数:ARRAY_FILTER
説明: この関数は配列から特定の条件を満たす要素のみを抽出するために使われます。
代替案: ARRAY_FILTER の代わりに、ARRAY_FIL 関数を指定します。
記述例: ARRAY_FIL(ARRAY(チェックボックス),x, x = "A")

・利用できない関数:ARRAY_UNION
説明: 通常、複数の配列を結合し、重複する要素を排除するために使用されます。
代替案: ARRAY_UNION の代わりに、DISTINCT 関数を指定します。
記述例: DISTINCT(配列1,配列2)

・利用できない関数:ARRAY_REVERSE
説明:配列の要素の順序を逆にする関数ですが、計算式プラグインでは使用できません。
代替案:配列の順序を逆にする必要がある場合は、REVERSE 関数を指定します。
記述例: REVERSE(ARRAY("A","B","C"))

まとめ

関数の使用例として、計算式を並べておいても、応答内容にはなかなか反映してくれません。
計算式の目的と計算式をまとめて学習させると、応答内容に反映されやすいようです。

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