AUTOSARの基礎 山本健太
https://swest.toppers.jp/SWEST22/program/pdfs/s5b_public.pdf
仮説1 知識は必要ないかも
本講座の目的
• AUTOSARに関する基礎的な知識を獲得すること (AUTOSAR詳細理解への弾み、ECU開発に向けての導入となる)
知識は必要ないかもしれない。
オープンソースで出ているものをビルドすればわかることを、文章を読んで理解しようとする姿勢が疑問かもしれない。
SWESTは、TOPPERSというオープンソースの事業も協賛していて、オープンソースで議論できる。
ソースコードで議論せずに、言葉で理解しようとすると知識が必要だという迷路にはまっていくのかもしれない。
仮説2 情報を知らなくても体験すればいい
本講座のゴール
• AUTOSARの導入・使用に対する目的やうれしさを知る
• AUTOSARの開発の流れ、ツールに関する情報を知る
• AUTOSARの基本的な機能、構成および用語を理解する
体験することは知ることとは限らない。
知らなくても、行動できることはある。
理解しなくても、解決できることはある。
理学と工学の違いって言えばわかってもらえるかどうかは分からない。
仮説3 参考文献はSWEST、TOPPERSのものは網羅しよう
参考文献
• [1]:経済産業省 自動車新時代戦略会議(第1回)資料 https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/jidousha_shinjidai/pdf/001_01_00.pdf
仮説4 DensoがなぜStrategic Partnaeなのかの説明がない
1社だけ、特別の分類になっている理由の説明がないと、当事者の説明として不十分かもしれない。
仮説5 2019年時点であれば、Adaptive Platform, Classic Platform、Foundationに共通の事項を語らないとAUTOSARと言えないかも
AUTOSARの特長
どれも、Classic Platformだけの頃の仮説で、すでにほとんど有効でないのではないか。
仮説6 VFBはLinux/Ethernet(TCP/IP)であたりまえのことをCAN/Osekで実現しようとした過去の仮説で現在は有効ではないのではないか。
VFB (Virtual Functional Bus:仮想機能バス) ...SW-Cの内部接続I/Fを提供。車が一つのマイコン(ECU)
で制御されているような環境を仮想的に作る。
仮説7 AUTOSARはISOとリエゾン関係になく標準化の利益を享受できないのではないか。
WTO/TBT協定に基づいて、ISO、IEC、ITUで規定した規格は、非関税障壁を作らないための仕様の出発点として利用できる。一部ISO、IECを引用しているが、AUTOSAR独自の仕様はISOなどに改定の提案をしないと標準化の利益を享受できないのではないか。
仮説8 NVRAMはROMと呼ばない方がいいのではないか。
不揮発メモリは、RandomAccessMemory(RAM)に分類し、
シーケンシャルにしかよみ出せないROMと呼ばない方がいいのではないか。
用語を言葉の意味と違う意味で使っていないか。
仮説9 XMLにするとは限らず、jsonの方が流行りでは
XMLは、ExcelのOOXMLのように複雑なことが記述できる代わりに、整合性の確認に時間がかかり保守しづらい。json形式の方が、可読性が高く、いくつかのARXML editorではjsonのような見せ方をしているツールもあるのではないか。
従来開発の入力(DBC/LDF/Fibex)がOEMから提供されるため 市販ツールのコンバータでXMLに変換し、入力として扱う
XMLに変換せずに、Cソースコードを生成するツールもあるのではないか。
仮説10 ツールチェーンの課題
Matlab/Simlink, UMLの連携
設計は、Matlab/Simlink, UMLツールで行なっている場合のAUTOSARツールとの連携が20年間ほとんど発展していない理由を説明するといいかもしれない。
AUTOSARツールチェーンの課題 • ツールチェーンの不成立
• ツールの対象範囲やAUTOSAR解釈の違いなどにより、ツール間の連携がうま くいかない
• カバー範囲が広く、途中のXMLが出力できない
• 空タグの有無等、データ構造に関連する細かい点でベンダー独自の仕様が入り
込んでしまう余地がある
• ツールベンダーは他社のツールについて情報がないため、連携可否の情報は使
用している側(車両メーカー)しかわからず、改善しにくい
参考資料
OSEK OS設計の基礎 OSEK(100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7528a22a14242d2d58a3
AUTOSAR Abstract Platformへの道 R22-11
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/8ac2826635a8c536c7ec
AUTOSAR NA(Not Applicable)の構造への反映
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5be76addec77558b0260
AUTOSAR 記事1000までの道
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/785473512f5f7f85a6bf
AUTOSAR 記事1000までの道(記事編)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/b185deb97e0a1fc544df
AUTOSARの基礎 の 仮説
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/ceaf360e69f81c332677
一覧
物理記事 上位100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/66e90fe31fbe3facc6ff
量子(0) 計算機, 量子力学
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/1cd954cb0eed92879fd4
数学関連記事100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/d8dadb49a6397e854c6d
言語・文学記事 100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/42d58d5ef7fb53c407d6
医工連携関連記事一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/6ab51c12ba51bc260a82
自動車 記事 100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f7f0b9ab36569ad409c5
通信記事100
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/1d67de5e1cd207b05ef7
日本語(0)一欄
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7498dcfa3a9ba7fd1e68
英語(0) 一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/680e3f5cbf9430486c7d
転職(0)一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f77520d378d33451d6fe
仮説(0)一覧(目標100現在40)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f000506fe1837b3590df
Qiita(0)Qiita関連記事一覧(自分)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/58db5fbf036b28e9dfa6
鉄道(0)鉄道のシステム考察はてっちゃんがてつだってくれる
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/26bda595f341a27901a0
安全(0)安全工学シンポジウムに向けて: 21
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/c5d78f3def8195cb2409
一覧の一覧( The directory of directories of mine.) Qiita(100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7eb0e006543886138f39
Ethernet 記事一覧 Ethernet(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/88d35e99f74aefc98794
Wireshark 一覧 wireshark(0)、Ethernet(48)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/fbed841f61875c4731d0
線網(Wi-Fi)空中線(antenna)(0) 記事一覧(118/300目標)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5e5464ac2b24bd4cd001
OSEK OS設計の基礎 OSEK(100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7528a22a14242d2d58a3
Error一覧 error(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/48b6cbc8d68eae2c42b8
プログラマによる、プログラマのための、統計(0)と確率のプログラミングとその後
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/6e9897eb641268766909
官公庁・学校・公的団体(NPOを含む)システムの課題、官(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/04ee6eaf7ec13d3af4c3
「はじめての」シリーズ ベクタージャパン
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/2e41634f6e21a3cf74eb
AUTOSAR(0)Qiita記事一覧, OSEK(75)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/89c07961b59a8754c869
プログラマが知っていると良い「公序良俗」
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/9fe7c0dfac2fbd77a945
LaTeX(0) 一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/e3f7dafacab58c499792
自動制御、制御工学一覧(0)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7767a4e19a6ae1479e6b
Rust(0) 一覧
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5e8bb080ba6ca0281927
小川清最終講義、最終講義(再)計画, Ethernet(100) 英語(100) 安全(100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/e2df642e3951e35e6a53
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
This article is an individual impression based on the individual's experience. It has nothing to do with the organization or business to which I currently belong.
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ver. 0.01 初稿 20230107
ver. 0.02 ありがとう追記 20230620
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