AUTOSARの方向性が２０年前に遡って刷新しつつあるかもしれない。
模型を書けば、ソースコードを自動生成する仕組み。
仮想機械（Virtual Machine)で模擬試験する。
時間調整はHILS(Hardware In the Loop System):エンジンベンチ、モータベンチで行う。
３年計画くらいで、全面書き直しをするとよいかもしれない。
<この項は書きかけです。順次追記します。>
This article is not completed. I will add some words in order.
Abstrace Platform
文書構造見直し
AUTOSARの文書構造を全体に見直す。
AUTOSARの全体の構造を決めるにあたって、国際規格にある事項と国際規格にない事項を明確にして、どの国際規格を採用するかの根拠文書をつける。
OSと言語
Classic Platformは、C言語のFreestandingと、OSEK/VDXとCAnを主体に構成する。
Adaptive Platformは、C++のHostedと、POSIXの５１または５４と、Ethernet・TCP/IPを主体に構成すうる。
Apstract Platformは、C言語およびC++、POSIXとOSEK/VDX、CANとEthernet・TCP/IPの全体を含み、共通部分を構造的に抜き出す。
書式・型、模型統一
書式、模型に関する文書は、個々の分野ごとに記述せず、全体を統一した記述を目指す。
Template 文書はできれば１つにする。
Type文書はClassic Platform、Adaptive Platformで統一して１つにする。
要求と仕様の統一
要求にはあるが仕様として実現することが困難なことがあるかもしれない。
文書を一体化することで、依存関係、制約条件の見直しをするとよいかもしれない。
ハードウェア依存部分の見直し
MCU依存部分とECU依存部分の境界はAUTOSARが関与する必要がないかもしれない。
AUTOSARでは一体に扱うとよいかもしれない。
Interfaceという名称のモジュールは全廃する。Classic Platformの三層構造は辞めて二層構造にする。
Adaptive Platformではドライバ類が範囲外になっているが、Guideとしてドライバ類を利用する。
IO HardwoareAbstraction は、電池などの電源モジュール用のサービスと組み合わせて電源サービス部分を切り出す。
Adaptive Platform と Classic Platformの統一
必ずしも別々に決める必要がない事項がたくさんあるはず。
Classic Platformで決めたことのうち、役立つことはAdaptve Platformでも利用すればよい。
OSEK OSとPOSIX(Linux)を一つのソースコードにしちゃうのが現在の作業目標。
C++で書くか、RUSTで書くかなどが選択肢。
ドライバ
ドライバ類で、Adaptive Platformでも利用できる記述はAbstract Platformへ移行する
Watchdog
自動車に必要なWatchdogの国際規格を参照するか、自動車用Watchdog規格を策定する。
I/O
MCU, I/O関連を見直す。
時間
時刻同期通信をするには、通信規約の時刻同期機能を使い、
OSに時間に関する機能を利用するのはあまりお勧めしない。
二つの離れた論理回路間の時間を同期するより、
処理結果が効率的になっていることが大切だ。
ちょうど、短時間で高精度の計算をするよりも、
より短い時間で荒い精度の計算であっても効率的な制御ができるかもしえないことを設計の基本にするとよい。
時間だけを取り出して議論するのは、衝突防止などの安全に関する仕様。
ほんの一瞬の差が、命につながるかもしれない。
状態
Mode Management, Network Management、State Managementを統合し、状態管理を一体化する。
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文書履歴(document history)
ver. 0.01初稿 20230525
ver. 0.02 ありがとう追記 20230617
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