20
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(1.プロビジョニング編)

Last updated at Posted at 2020-10-29

IBM Cloud Pak for Data の XaaS 版 as a Service の始め方をまとめました。(2022年6月版)*IBMIDを新規作成する際にクレジットカードの登録が必要となりました。

IBM Cloud Pak for Data as a Service ハンズオン
この一連のシリーズでは IBM Cloud Pak for Data as a Service の使い方についてご紹介しています。「1.プロビジョニング編」からハンズオン形式でお試しいただくことが可能です。

(この一連の記事では無償版で利用できる範囲でご紹介しています。有償版はご契約いただくエディションにより利用できる範囲が異なります。詳しくはサービス・カタログ内の「料金プラン」をご覧ください。)

この機会にぜひIBM Cloud Pak for Data as a Serviceをお試しください。

#IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(1.プロビジョニング編)

目次

  1. はじめに - IBM Cloud Pak for Data as a Serviceとは
  2. プロビジョニング
  3. 使用するサービスの追加

シリーズ目次

-管理者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(1.プロビジョニング編)
-全員
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(2.ログイン編)
-データ利用者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(3.分析環境編)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(4.データの前処理編)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(5.モデルの自動作成)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(6.モデルのデプロイと呼び出し)
[IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(7.ダッシュボードの作成)]
(https://qiita.com/Asuka_Saito/items/79a3b9cd7f65b45d04a3)
-データ提供者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(8.カタログの作成)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(9.ビジネス用語の作成)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(10.メタデータのインポート)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(11.ビジネス用語の割り当て)
-データ利用者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(12.カタログ検索してデータを見つける)
-管理者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(13.Db2のサービスを追加する)

-その他参考
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(14.GoSalesのデータを使う)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(15.コールセンターのデータセットを使う)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(16.Modelerフローのサンプルを使ってみる - 薬剤研究例 )
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(17.Db2のサービスへの接続情報を追加する)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(18.機能改善やアイディアを投稿する)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(19.Modelerフローで不良品件数予測モデルを開発する )
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(20.無償プランの枠を使い切った場合)

参考記事/サイト

Webセミナー

1. はじめに - IBM Cloud Pak for Data as a Serviceとは

  • IBM Cloud Pak for Data を IBM Cloud上で as a Service として利用できる
  • インフラの運用管理はしなくていい(IBM Cloudチームによるフルマネージドサービス)
  • 使用量ベースのサブスクリプションモデル
  • IBM Cloud上のサービスをフロントエンドで統合し、使いやすさ統合性を提供
    CP4DaaS.png

......Cloud pak for Data とは何?

データ活用にまつわるすべての工程をワンプラットフォームで提供するデータと分析のためのプラットフォーム。企業で置き場所が散在している社内外の様々なデータを仮想的にCloud Pak for DataがHubとなって繋いで(Collect)、利用できるようにデータのクレンジングを行い(Organize)、そこから分析やレポーティングして(Analyze)、さらにはAIを使った業務アプリをサービスする(Infuse)を一つのプラットフォームで行えるので、無駄なくシームレスにデータと分析、AI活用を進めていくことができるソリューションです。
CP4D.png

Cloud Pak for Data は データにまつわる様々な役割をもった人たちが同じプラットフォームでシームレスに仕事をしていくことができるプラットフォームです。
この一連の記事では大きく、データの提供者とデータの利用者の視点で、各記事を説明していきます。
CP4D.png

2. プロビジョニング

2-1. こちらのサイトにアクセスし、「Try it free(無料版を試す)」をクリックします。

1.Provisioning.png

2-2. 「サービスおよびデータのリージョンの選択」でプロビジョニングするデータセンターを選びます。ここではダラスを選びました。「利用規約 に同意し、データ使用ポリシー (Cookie の使用を含む) を読みました。」にチェックをします。
2-2.Providioning_20220627_1.png

2-3. プロビジョニングと同時にIBM IDを作成する場合は、「IBM Cloud アカウントの作成」をクリックします。(すでにお持ちのIBM IDでもプロビジョニングできます。)
2-3.Providioning_20220627.png

2-4. Emailを入力し、パスワードを設定します。「次へ」をクリックします。
2-4.Providioning_20220627.png

2-5. メールアドレスに検証コードが送られてきますので、コードを入力し「次へ」をクリックします。
2-5.Providioning_20220627.png

2-6. 名前、会社名等を入力し「次へ」をクリックします。
2-6.Providioning_20220627.png

2-7. 「アカウントに関する注意事項」を読み、該当箇所をチェックします。「続行」をクリックします。
2-7.Providioning_20220617.png

同意にチェックし「続行」をクリックします。
2-7.Providioning_20220617_1.png

しばらく「アカウントを作成しています」などのメッセージが表示されますので、完了するまでお待ちください。
2-7.Providioning_20220617_2.png

本人確認のページが表示されます。該当する方を選択し、「次へ」をクリックします。
2-7.Providioning_20220617_3.png

請求処理情報を入力し「次へ」をクリックします。
2-7.Providioning_20220617_4.png

支払情報を入力し、「次へ」をクリックします。
2-7.Providioning_20220617_5.png

本人確認をして問題なければ、「アカウントの作成」をクリックします。
2-7.Providioning_20220617_6.png

2-8. しばらくするとアカウントが作成され、IBM Cloud Pak for Dataのプロビジョニングが開始されます。
2-8.Providioning.png

2-9. プロビジョニングが終了すると「Go to IBM Cloud Pak for Data」というボタンが表示されますので、クリックします。
2-9.Providioning.png

2-10. IBM Cloud Pak for Dataのソフトウェア版と同じトップ画面が表示されます。
2-10.Providioning.png

2-11. 左側のハンバーガーメニューをクリックすると各種ツールへのリンクが表示されます。
2-11.Providioning.png

3. 使用するサービスの追加

3-1. 「サービス」の下にある「マイ・サービス」をクリックします。
3-1.Service.png

3-2. プロビジョニング直後に追加されているサービスを確認します。

プロビジョニング直後は、以下の3つのサービスが同時に追加され使用できるようになっています。全て無償のエディションで追加されています。目的や使用量に応じた有償のサービスにアップグレードすることが可能です。

Watson Studio

Watson Studio は、機械学習とディープ・ラーニングを一般向けに提供するもので、お客様の業務に AI を迅速に導入してイノベーションを促進することができます。 Watson Studio は、データ・サイエンティスト、開発者、ドメイン専門家のために、ツール群とコラボレーション環境を提供します。

Watson Knowledge Catalog

IBM Watson Knowledge Catalog を使用すると、データ・サイエンスおよびデータ・コンプライアンスをシンプルにできます。 アクセス制御によって適切な使用を確保しながら、データを見つけやすく、共有しやすくします。

Machine Learning

IBM Watson Machine Learning は、フルサービスの IBM Cloud オファリングです。この製品を使用することで、開発者とデータ・サイエンティストが連携して、アプリケーションに容易に予測機能を組み込むことができます。Machine Learning サービスは、任意のプログラミング言語から呼び出せる REST API のセットであり、よりスマートな意思決定、難問の解決、ユーザー結果の改善を実現するアプリケーションの開発に使用できます。

3-2.Service-1.png

3-3. 次に、別のサービスを追加したいと思います。「サービス・カタログ」をクリックします。
3-3.Service.png

3-4. IBM Cloud Pak for Data as a Serviceで使用できるサービスの一覧が表示されています。
3-3.Service-2.png

追加できるサービスの一例(追加するときに目的に応じて無償版や有償版を選びます。)

Watson OpenScale

IBM Watson OpenScale は、AI 活用アプリケーションのためのエンタープライズ規模の環境です。企業のビジネスの規模に応じて、AI がどのように構築、活用されているかを可視化し、投資効果 (ROI) の向上を実現します。

Watson Assistant

Watson Assistant を使用すると、任意のアプリケーション、デバイス、またはチャネル内に会話型インターフェースを作成できます。

Db2 Warehouse

IBM Db2 Warehouse on Cloud は、ストレージとコンピューティングの独立した拡張性を備えた、フル・マネージドの弾力性に富むクラウド・データウェアハウスです。 高度に最適化されたカラムナ・データ・ストア、実用的な圧縮、およびメモリー内処理を提供し、アナリティクスと機械学習のワークロードを強化します。

IBM Cognos Dashboard Embedded

IBM Cognos Dashboard Embedded により、開発者は、エンドツーエンドのデータ可視化機能をアプリケーションに容易に追加できます。これにより、ユーザーは簡単なドラッグ・アンド・ドロップ操作で貴重な洞察を素早く見つけて、独自の可視化を作成できるようになります。

3-5. この記事ではWatson Assistantを追加してみたいと思います。Watson Assistantをクリックします。

3-3.Service-3.png

3-6. サービスのプロビジョニングの画面になります。リージョンとエディションを選択して「作成」をクリックします。

3-6.Service-1.png

3-7. プロビジョニングは、さほど時間はかからずクイックに追加されます。

3-7.Services-1.png

このような簡単な操作で必要になったときに必要なサービスを追加していくことができます。

ログアウト後に再びIBM Cloud Pak for Data as a Serviceにログインするには、
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(2.ログイン編)をご参照ください。

また、このシリーズでは、データ利用者とデータ提供者のシナリオを掲載していますが、Liteプラン(無償)ではユーザーを追加することができないため、同一ユーザーで実施しています。

20
17
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
20
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?