IBM Cloud Pak for Data の XaaS 版 as a Service の始め方をまとめました。
この一連の記事を作成するにあたり、自分自身無償のLiteプランで実施していますが、割とあっという間に無償枠のCUH(キャパシティー・ユニット時間)を使い果たしましたので、表示されたエラーなどをまとめています。ご参考ください。
#IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(20.無償プランの枠を使い切った場合)
目次
- はじめに
- CUH残の確認
シリーズ目次
-管理者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(1.プロビジョニング編)
-全員
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(2.ログイン編)
-データ利用者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(3.分析環境編)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(4.データの前処理編)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(5.モデルの自動作成)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(6.モデルのデプロイと呼び出し)
[IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(7.ダッシュボードの作成)]
(https://qiita.com/Asuka_Saito/items/79a3b9cd7f65b45d04a3)
-データ提供者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(8.カタログの作成)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(9.ビジネス用語の作成)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(10.メタデータのインポート)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(11.ビジネス用語の割り当て)
-データ利用者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(12.カタログ検索してデータを見つける)
-管理者向け
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(13.Db2のサービスを追加する)
-その他参考
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(14.GoSalesのデータを使う)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(15.コールセンターのデータセットを使う)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(16.Modelerフローのサンプルを使ってみる - 薬剤研究例 )
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(17.Db2のサービスへの接続情報を追加する)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(18.機能改善やアイディアを投稿する)
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(19.Modelerフローで不良品件数予測モデルを開発する )
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceを始めてみる(20.無償プランの枠を使い切った場合)
1. はじめに
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceで利用できる各サービスは、ものによって無償で利用できるプランを用意しています。多くが、CUH(キャパシティー・ユニット時間)に制限を持たせていたり、作成できる資産に数を持たせていたりします。
今回、今月分のWatson Machine LearningのCUHを使い果たしてしまったので、そのメモもかねて、こちらの記事を作成しました。
モデルを実行しようとすると「予期せぬエラー」となったため、再度デプロイしようとしたところ割り当てられたCUHを超えたとのこと。
2. CUH残の確認
では、どこで、残りのCUHが確認できるかというと、左側のメニューから「管理 > 環境ランタイム」をクリックします。
なお、Watson Machine Learningを作り変えたとしても今月分の消費したCUHはリセットされませんので、プランをアップグレードするか、来月になるのを待つしかなさそうです。
お客様向けのPOCなどでは、有償プランの検討も必要になることが考えられますので、POCでの検証内容と使用時間、使用方法などからどのプランでPOCをするのか十分に検討いただくのが良さそうです。