Oracle Database@Google Cloudの利用を止めたのに課金が止まらない?
事の発端は先月のGoogle Cloudの請求書。
既にOracle Database@Google Cloudでの検証を終えていたので、請求はないかと思っていたら、、、
20円課金されてる!!
これは一大事だと思い、Google Cloudのサポートに問い合わせてみることにしました。。。
結論から言うと、こんな低課金ユーザー (無償枠+20円課金)に、Google Cloudのサポートの方は非常に丁寧に対応してくれました。ありがとうございます。
どんな事象だったのか?
課金の詳細を見てみると、どうやらCloud DNSというサービスで課金が発生しているようでした。
心当たりとしては、フルアカウントを有効にしてから、Oracle Database@Google Cloudをマーケットプレイスで有効化して、そのまま放置していたくらいでした。
実際にCloud DNSを確認してみると、「oracle-adb-default-fzone-...」と「oracle-adbapps-default-fzone-...」というゾーンが自動的に作られていました。
説明欄を見ると、「DO NOT MANUALLY DELETE or EDIT. This resource is managed and used by Oracle Database @ Google Cloud service. Manual deletion or editing may cause service disruption.」と書かれており、削除しないように記載されていました。
サポートケースで問い合わせた結果
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Q1. Oracle Database@Google Cloudを利用するにあたり、なぜDNSが自動的に作成されるのか?
【回答】
Oracle Database@Google Cloud をデプロイする際に、Cloud DNSが自動的に作成される仕様とのことです。
どうやら、該当のCloud DNSのプライベートエンドポイントURLがOracle Database@Google Cloudサービスにて利用されるらしいです。 -
Q2. Cloud DNSを削除・編集してはダメとのことだが発生している課金はどうすればいいのか?
【回答】
Oracle Database@Google Cloudを利用いない場合、コンソールのCloud DNSページにて対象DNSを削除することが可能とのことです。
まとめ
Oracle Database@Google Cloudをデプロイする際に、自動的にCloud DNSが作成され、サービス利用のために使われるようですね。
なので、Oracle Database@Google Cloudの利用が終わったら、手動で消してしまって問題ないようなので、課金を止めたい場合は消してしまいましょう!
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