はじめに
ローカルでLAMP環境を構築しよう(0、1、2、3)でLAMP環境を構築しました。
これから、PHPの勉強をしていきたいと思っているので
ファイアウォールが邪魔になってきます。ファイアウォール等の設定を停止する方法をメモします。
前提
過去記事のWindows10にVagrantをを入れてCentOS7をインストールしよう(1、2、3、4、5、6)、
ローカルでLAMP環境を構築しよう(0、1、2、3)で構築した環境を前提とします。
使用ツール
- Tera Term
手順
やってみよう
1. ファイアウォールを停止
firewalld自動起動設定を確認
以下のコマンドでfirewalldの自動起動設定を確認します。
systemctl is-enabled firewalld
結果がenabled
なら自動起動設定済、disabled
なら自動起動未設定です。
firewalld停止
以下のコマンドでfirewalldを停止します。
systemctl stop firewalld
firewalldが停止したかは以下のコマンドで確認します。
systemctl status firewalld
Active欄がActive欄がActive: inactive(dead)
となっていれば停止しています。
firewalld自動起動停止
以下のコマンドでfirewalldの自動起動設定を停止します。
systemctl disable firewalld
上記のfirewalld自動起動設定で使用したコマンドを実行してdisabled
が表示されたらOKです。
2. SELinuxを無効化
SELinuxとは?
Security-Enhanced-Linuxの略称でカーネル制御機能のひとつです。
アクセス制御に使用する機能なので、
PHPを勉強したりするときに邪魔になる可能性があるため無効化しておきます。
SELinuxの設定状況を確認
以下のコマンドでSELinuxの設定状況を確認します。
getenforce
結果がEnforcing
なら有効、Disabled
なら無効です。
設定ファイルバックアップ
以下のコマンドで設定ファイルをバックアップします。
cp -piv /etc/selinux/config /etc/selinux/config.`date "+%Y%m%d"`
設定ファイル修正
SELINUX=enforcing
をコメントアウトして、SELINUX=disabled
と記載します。
##SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled
再起動
設定ファイルを修正後、OSを再起動します。
shutdown -r now
結果の確認
SELinuxの設定状況を確認で使用したコマンドを実行して
正常に設定が変更されたか確認します。結果がDisabled
ならOKです。
補足
CentOS7からはfirewalldが標準になっており、iptablesは入っていないため、
特にiptables設定をいじる必要はないようです。
参考サイト
CentOS7 ファイアウォール停止方法
CentOS7 SELinuxの無効化手順
【ざっくりと理解する】SELinuxとは?
CentOS7でのiptables設定方法について
関連ページ
Windows10にVagrantをを入れてCentOS7をインストールしよう
1. VagrantインストールからVagrantfileを設置まで
2. 仮想マシンの操作
3. WinSCP、Tera Termに秘密鍵でログイン
4. WinSCP、Tera Termにrootユーザーでパスワードログイン
5. zip/unzipをインストール
6. Vagrantにて仮想環境を配布
ローカルでLAMP環境を構築しよう
0. 事前準備
1. Apacheをインストール
2. MySQLをインストール
3. PHPをインストール
4. ファイアウォールとか停止する