LoginSignup
2
0

More than 1 year has passed since last update.

PowerVS IBM i 日記(45): 新しいポータル GUI での PowerVS IBM i のデプロイ-1-ワークスペースの作成

Last updated at Posted at 2023-03-24

先日「IBM Cloud PLUS - #3 IBM PowerVS 入門と最新情報」という Web セミナーを開催しました。
リンク先に資料や Replay を掲載しましたので、ご覧いただければ幸いです。

その準備で久しぶりに PowerVS のインスタンスを構築しましたが、GUI がすっかり変わっていて驚きました。
そこで、新しいポータル GUI でのデプロイ手順と、そのオプションを改めて解説したいと思います。

全部で 8回のシリーズです。

今回は第一回の「ワークスペースの作成」)です。

「ワークスペース」を作ろう

以前の GUI では「Power Systems Virtual Server」は「カタログ」→「サービス」からオーダーしていました

新しいポータル GUI では、このレベルのまとめを「ワークスペース」と呼ぶようになりました。
「ワークスペース」は、デプロイ先の DC を決定し、PowerVSや関連資源を取りまとめる単位です。
もちろん、同じ DC や異なる DC に複数の「ワークスペース」を作成することもできます。
この場合、グループされる単位が別ですので「ワークスペース」間を接続するには Transit Gateway などが必要になります。

ポータルのダッシュボードから「power」とカタログの検索を行います。
「Workspace for Power System Virtual Server」が表示されるのでクリックします。

image.png

https://cloud.ibm.com/power/overview」にナビゲートされます。
「ワークスペースの作成」をクリックします。

image.png

ワークスペースに名前を付けます。
必要ならリソースグループを指定します。
リージョンで DC を選択します。
後は「作成」をクリックすればワークスペースが作成されます。

image.png

PowerVS が利用できる DC は日本では TOK04 と OSA21 になります。

image.png

APAC では SYD04、SYD05 でも利用可能です。

image.png

作成後、ワークスペース一覧の「https://cloud.ibm.com/power/workspaces」に移動します。

ここでワークスペースの管理を行います。ワークスペースの新規作成をここから行うことも可能です。

「ワークスペース」にアクセスしよう

作成したワークスペースにアクセスするには、左側の「ワークスペースの選択」で選び、そのワークスペース内の資源を選ぶか、該当ワークスペースの「インスタンスの表示」をクリックします。

image.png

ワークスペースが選択され、サブメニューで「仮想サーバー・インスタンス」が選ばれれば「https://cloud.ibm.com/power/servers」移動します。
ここから「インスタンスの作成」ボタンでインスタンスの作成が可能です。

image.png

次回から IBM i のインスタンスを作成していきます。
次回の記事はこちらです。


当日記のIndexはこちらです。


許可の無い転載を禁じます。
この記事は筆者の個人的な責任で無保証で提供しています。
当記事に関してIBMやビジネスパートナーに問い合わせることは、固くお断りします。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0