Visual Studio Code の バージョン 1.35(2019年5月分アップデート)がリリースされたので、リリースノートを眺めてみて気になった変更点をチェックしてみた。(以前のバージョンを眺めてみた時のやつはこちら。1.33 / 1.32 / 1.31 / 1.30 / 1.29 / 1.28 / 1.27 / 1.26 / 1.25 / 1.24 / 1.23 / 1.22 / 1.21 / 1.20 / 1.19 / 1.18 / 1.17 / 1.16 / 1.15)
VS Codeアイコンデザインの変更
https://code.visualstudio.com/updates/v1_35#_updated-visual-studio-code-icon
VS Codeのアイコンデザインが変更になった。また、これまではWindows版とLinux版/macOS版のアイコンデザインが異なっていたが、今回統一された。
安定版 | インサイダー版 |
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ちょっと柔らかい感じのデザインになった?
前回アイコンデザインが変更になったのがv1.17~1.18の時なので、1年8~9ヶ月ぶりの変更。
ちなみに前回の変更の時はデザインだけでなくベースカラーまでが一旦変更になった(v1.17)が、結局次のバージョンでベースカラーは元に戻された(v1.18)、というドタバタがあった。
階層リンク(パンくずリスト)がデフォルト表示に
https://code.visualstudio.com/updates/v1_35#_breadcrumbs-displayed
v1.26から使えるようになった階層リンク機能(いわゆるパンくずリスト)が、今までは設定で有効にしないと表示されなかったが、最初からデフォルトで表示されるようになった。
ターミナルのプルダウンからのシェル切り替え(Windows)
Windowsの場合、VS Codeの統合ターミナルで使用できるシェルとしてコマンドプロンプトかPowerShellが選べ、さらにPCにbashを入れている場合はそれも選択可能となる。これらのシェルを切り替えたい場合は設定を変更する必要があるが、ターミナルのプルダウンからこのシェル切り替えが行えるようになった。やっていることは単にコマンド(規定のシェルの選択
)を呼び出しているだけだが、このほうが直感的にわかりやすい。
ただ、このコマンドは、設定terminal.integrated.shell.windows
の値を書き換えているだけなので、起動時の引数の設定terminal.integrated.shellArgs.windows
までは書き換わらない。なので例えばbash用に指定した引数がPowerShellに切り替えようとした際にエラーになってPowerShellが起動できない、ということも起こり得るので引数を指定する場合は注意が必要。