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【RPA】ログイン情報の保管方法/ツール別比較

Last updated at Posted at 2019-09-11

Webシステムや業務システムで少し高度なものをRPAで扱うことになると、必ず出てくるのが「システムへのログイン」アクション。ログインに使うユーザー名やパスワードといったログイン情報/アカウント情報は、RPAをきちんと運用していくには、安全に、かつ中央から集中管理できるようになっている必要がありますよね!ということで、この点に絞って主要5大RPAソフトウェア (WinActor、BizRobo!、UiPath、Automation Anywhere、Blue Prism)の実力を比べてみたいと思います。

ログイン情報の安全な保管方法 - ずばり比較!

凡例:
❌: 仕組みなし
🔺: 安全で管理可能な保管方法があるが、すべてのロボット/ユーザーに単一な値でしか提供できない。
🔴: 安全で管理可能な保管方法があり、ロボット/ユーザー毎に変更も可能だが管理者が設定する
👍: 安全で管理可能な保管方法があり、ロボット/ユーザー毎に変更も可能で管理者に資格情報を知られることなく各ユーザーが設定

RPAソフトウェア 評価 説明
WinActor 仕組みがないので、フリーソフトを使うなど体系的な管理ができない
BizRobo! 標準❌
サーバーあり👍
10.1からパスワードストアが実装。ユーザーごとに値を変更でき、その場合は管理者に資格情報を開示せずに各ユーザーが設定できる。
UiPath 標準❌
サーバーあり🔴
標準ではWindows資格情報の読み書きライブラリがあるが、ログイン情報は各パソコンに保存されて集中管理できず。Orchestratorを導入することでサーバー側の機能を使うことができ、ロボットごとに値を変更できるが、管理者が資格情報を設定する。
Automation Anywhere 👍 標準でサーバー機能がありCredential Vaultという機能で対応可能。ロボットごとに値を変更でき、その場合は管理者に資格情報を開示せずに各ユーザーが設定できる。
Blue Prism 🔺 認証情報の一元管理機能 (Internal Business Object / Credentials) あり。ただし、単一のユーザー名/パスワードしか一つのアカウントに割り当てられないようである。

参考情報

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