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PhotocreateAdvent Calendar 2019

Day 25

今年やって良かったこと5選

Last updated at Posted at 2019-12-24

カスタマーバリュー開発部所属、部長の @yoshiokahideki です。
この記事は フォトクリエイト Advent Calendar 2019 の 25日目 の記事です。

今年も残すところ後わずか。
令和に変わった2019年もいろんなことがありました。

そんな中、今年やってみてよかったことをご紹介。

自動ナンバリング導入開始

面接の際、「ゼッケン検索すごいですよねー」「あれってどうやってるんですか??」と、よく質問されてました。
その度に、目を泳がせながら、「あーあれは○△✕△□・・・」などともごもごとしておりましたが、この度ゼッケン認識が自動化され、これまで手作業でゼッケンを写真にタグ付けしていた作業(ナンバリング作業)が、大幅に自動化されつつあり、24時間稼働できるため、今後さらにお客様が写真をご覧になれるタイミングを早められそうです。

詳しくは「マラソン大会のゼッケン認識を自動化したら手作業が半分になった話」をご覧ください。

この自動ナンバリングを皮切りに、社内でもRPAを導入し、社内作業の自動化も始まり、この2019年は自動化元年と言ってもいいでしょう。
今後自動化の波はさらに拡大・促進されていくことは間違いないでしょう。

AWSによるオートスケール化とGo言語による並行処理の実現

フォトクリエイトは、これまで営業的拡大で急速に成長してきました。

ありがちな話だが、システムはそれに合わせて継ぎ接ぎな拡張となってしまい、香港の益昌大廈のような状態となってしまった。

事業の急激な成長に合わせてシステムのスケールも必要だが、とうとうそれもままならない状況になりつつあった。

2018年頃は繁忙期になると障害が多発し、かなり大変な状況であった(涙)

また、凄まじい勢いで増加していく写真・データに対しても、どう効率的に対処していくかが大きな課題であった。

そこで、2年ほど前から、社内のシステムをクラウド化(AWS)し、スケールできるように設計しつつ、Go言語でシステム刷新を行い、生産処理の並行処理化で増大する処理量にも対応できるようにするプロジェクトが動き始めた。

このプロジェクトは現状のシステムをクラウド環境に移して万歳!という話ではない。
それでは根本的に解決できてないし、スケールできない。

このプロジェクトではクラウド移行し、クラウド環境に最適化されたシステムを提供することで、今後の事業拡大を容易にするための取り組みであり、まさに「未来への投資」そのものなのである。

もちろん直近の課題も解消しており、昨年よりも大幅にサイト利用者数が増加し、生産量(注文量)が大幅に増加しているにも関わらず、AWS化・Go言語化した部分は安定して処理ができているのであります。

また、携わったメンバーも、当初は未経験であったAWSとGo言語(かなり大変だったと思います)を使えるようになった上、先の結果に結びついたことで、エンジニアとして大きく成長し、モチベーションも高まったのではないかと思います。

このAWS化・Go言語でのリプレースは、これからがまさに本番突入であり、大規模な開発プロジェクトが現在進行形であります。プロジェクトはまだ始まったばかり。一緒にチャレンジできる仲間を募集中です。

スナップスナップリニューアル

当社の主要サービスであるスナップスナップのリニューアルを行いました。

かなり大規模で長丁場のリニューアルではありましたが、リニューアルをやりきりました。本当に本当にお疲れ様でした。

細かな部分は各々の記事をご覧ください。

このリニューアル、ステークホルダーが多様であったり、新しい役割設定したり、開発方法を試行錯誤しながら最適化したり、LaravelやNuxt投入したりと、とにかく難易度が高く、期間も長く、さらにチャレンジングな要素が多かったと思います。

しかし、一番良かったことは、自分達で起案し、自分達でやりきったことではないでしょうか。

今回自分達で起案し、利用者の事を考え、計画・設計を行ったことで、目的意識高く取り組め、プロダクトに各々の意思を注入できたことと思います。これって作り手にとって、ものすごく大事なことではないでしょうか。

まだまだ課題は残っていますが、この一歩は、我々にとって次につながる大きな一歩です。

人財育成

繁忙期などの忙しい時、振り返ると「仕事しかやってない!」ということにならないよう、目標設定の際、Schooの動画カリキュラムやセミナー・カンファレンスの参加、AWSやWEB系の資格取得を推奨としました。
img_5364.jpg
AWS re:Invent 2019 KITAMURA HDの文字が(笑)
IMG_1898.JPG
AdobeMAX2019

今年は、推奨する資格を整備し、資格取得の費用を支援できるような形をつくりました。その結果、AWS Certified Solutions Architect - Associate, Solutions Architect - Professional 取得者やWEB解析士の取得者が大幅に増加。 網羅的に学習できたことで、さらに理解が深まり業務や成長につながったのではないかと思います。

AWS-SAA受験を通じてAWSを体系的に知ったらもっとAWSが楽しくなった

また、動画学習サービスのSchooを利用し、メンバーとテーマを決めてカリキュラムを作成、レポートの提出や、LTでグループ内に共有を行うという取り組みを行いました。テーマの設定は、メンバーと話し合い、自分が認識している課題の対策や新しく身に着けたいスキルや考え方などを設定しています。
その結果、非常に勉強になった、刺激になったという声や、なによりも業務の問題解決につながったという声を聞くようになりました。
このカリキュラム作成の楽しいところは、作成している我々も面白そうな動画を発見できるところにあります。

ありがたや、会社の学習支援:オンライン動画学習Schoo(スクー)の活用

セミナーやカンファレンス参加も引き続き推進しており、「AWS re:Invent 2019」や「AdobeMAX」、「Awwwards」を始めとした、大型のカンファレンス参加も推進しています。
これらのカンファレンスに参加することで、 これから訪れる未来をイメージできる ことは、これから必要になることを認識できたり、どういうキャリアを描いて行くかなど、我々にとって非常に価値があることだと思います。

Adobe Max Japan 2019に参加して最新のAdobeを使ってみた(ゆるい感じの作例あり)

メンバーからのセミナー・カンファレンスへの参加要望も増えており、引き続き育成環境整備を推進していきたいと思います。

若手が入ってみんなの意識が変わった

今まで、若手が入ってもなかなか育成まで手が回らなかったところもあり、
採用を積極的には行っていませんでした。

今年は、若手を育成するためのバックアップ体制をつくり、クリエイティブやエンジニアの採用を行い、新しい仲間が複数名加わわることとなりました。
かなりハードであった期間をこの仲間が頑張ってくれたこともあり、先輩方もこの仲間の活躍を目の当たりにしたことで、今までと違う視野・視座で物事を考えるようになり、そういう意味で今までよりも組織の厚みが増したのではないかと思います。

また、私もその意識の変化を感じることで、多くの発見がありました。

部全体が、若手の採用や育成に対して、非常に前向きな意識に変わってきており、今後の組織発展の第一歩という意味では非常に価値が高かったなと感じております。

ママ社員が新人教育でとり組んだこと~関係構築にカードゲームが効いた話~

最後に

今年は大規模なプロジェクトのリリースが続いたり、新しい技術にどんどんチャレンジしたり、新しい仲間を迎え入れたりと、全体的に大きく動いた年であったと思います。

その結果、社員・業務委託に関わらず、活躍した皆が、社内の賞ではありますが、主要な賞の多くを受賞できたことは、大変喜ばしい限りです。

まだまだ課題はたくさんありますが、この課題を解決し、新しい価値を世の中に提供し、未来を一緒に作っていく仲間を募集しております。

ご興味のある方は、人事部門の担当者 twitter: @tetsunosuke へお知らせください。

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