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【ORACLE MASTER Platinum DBA 2019 実技試験】(1) 合格への道:試験概要

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目指せ!ORACLE MASTER Platinum DBA 2019合格

オラクルマスター Platinum DBA 2019(Oracle Certified Master)を目指す方に、合格者の観点からアドバイスを送ります。
当然守秘義務がありますので、主に試験概要ページから参照可能な情報の読み解き方のアドバイスになります。
何回かに分けていきたいと思います。まずは試験に臨むうえでの必須事項です。

試験概要の確認

まずで2つの情報を確認し、Platinum試験の概要を把握しましょう。
必ず確認してください。
試験範囲・実技試験で使用するS/Wバージョンなど重要情報が多数記載されています。
試験時間の記載はありませんが、英語ページでは公開されています。
詳しくは後に記載しています。

試験概要ページ

特に以下を確認しましょう。

・試験チェックリスト(範囲)
・実技試験で使用するS/Wバージョン

セミナー(ORACLE MASTER Platinum への道)受講

このページまたは「ORACLE MASTER Platinum への道」などで検索して、スケジュールを確認してください。
何か月かに1回開催されるオンラインセミナーです。
内容は試験概要ページをさらに深堀したもので、具体的な試験時間や、ある問題のヒントなども明かされます。
ただでさえ情報が少ない試験のため、少しでも情報がえれるのは大きなプラスポイントです。

合格への最短コース

間違いなくラーニングサブスクリプションをお勧めします。
試験準備にかかる時間が段違いに短縮できると思います。
しかし、かなり高額(定価で69万円)ですので個人での購入は難しいかもしれません。
一部無償公開されており(2024/2現在)おためしが可能ですので、みてみてください。
購入可能な方は絶対にあったほうが良いです。

なぜラーニングサブスクリプションがおすすめか

1.試験範囲ドンピシャの「学習のポイント」動画あり。
  機能の説明それの演習環境が利用可能

膨大な試験範囲(チェックリスト)を1つずつ機能確認したり
演習環境(RAC、EMCC等)を揃えるのは膨大な時間がかかります。
できれば自分で演習環境を用意することで実機演習を積むことをお勧めしますが
既存の環境を利用することで、時間短縮になります。
試験範囲・機能の絞り込みにも有用です。

2.オラクル社が用意する実機環境に慣れる

実際のPlatinum試験の環境とは異なりますが、オラクル社が用意する試験環境(OS,DB)がどのようなものになるのか、イメージをつけるのに役立ちます。演習問題を見ることで問題の出し方もイメージできると思います。
そういったオラクル社の気持ちを体験するためにも役立ちます。

学習の仕方

・実機演習あるのみ!
・チェックリスト項目のマニュアル記載箇所は必ず確認

「試験範囲(チェックリスト)」や「Platinumへの道セミナー」「ラーニングサブスクリプション」の情報から、試験問題を想像して繰り返し実機演習あるのみです。
少ないながらも以下に情報を集めるかがポイントです。情報源は主にこの3つになるかと思います。

実機演習で何をするかの1つのポイントはPlatinum試験範囲とGoldの試験範囲は似ているところもありますので、Goldの試験範囲を実機でできるようにするとうのも良いと思います。

また、必ず試験範囲のマニュアルを確認しておきましょう。
試験中マニュアルを参照可能です。しかし、悠長に探している時間はありません。
時間は全く足りないと思います。
そのため、試験範囲の機能が「どのマニュアルのどこに載っているか。またはマニュアルをどう検索すればその機能にたどり着けるか」かを確認しておきましょう。
試験問題が公開されていませんので、当然事前学習で想定していなかった機能・オプションが出題される可能性もあります。チェックリストに「表領域の作成」とありますが、どのような表領域か?どのようなオプションがあるか?分かりません。そのため、知っている機能でもマニュアルの場所を確認しておくと良いかと思います。

試験情報の読み解き

試験時間はどれくらい?

試験はモジュールという単位で構成され、実技試験2日で4モジュールという情報があります。
以下の英語サイトをみると1モジュールあたりの時間も公開されています。3時間です。

2日試験では、3時間のモジュール(試験単位)を4つこなすということになります。

何問ぐらい出題される?

Platinum以外のBronzeからGoldは試験問題数が公開されていますが、Platinum試験は公開されていないですよね。

公開されている情報から少し想像をしてみましょう。

まずチェックリストの数を確認してみると、37個あります。
試しに、予想した試験時間(12時間)を37で割ると、1つあたり20分という計算になります。
「RACデータベースの作成」「スタンバイ・データベースの作成」といった時間がかかりそうなものや、
「表領域の作成」といった短い時間で出来そうなものもありますので
単純に1トピック20分となるわけではありませんが、なんとなく時間の目安が分かります。

当然、「チェックリスト=試験問題数」ではありませんので、問題数はもっと多くなるという予想ができます。
例えばBronze DBA 2019はチェックリストとして28項目公開されています。
実際の試験は70問です。
仮に同じパターンがあてはまるとするならば、実試験は問題数がかなり多い可能性がありそうですね。
1問あたり数分を目指す必要があるかもしれません。

これが試験準備で1機能を設定するときの目標とする時間になりそうです。
知らない機能が出た場合はマニュアルから探し出して設定し終わるまでの時間です。

ちなみに私は常に時間に追われていました。最後の1秒までコマンドを打ってましたね。
(本当は最後は設定結果の確認をしたほうが良いのですが・・・全然そのような時間はありませんでした)

どのぐらいのレベルをめざす

常に時間に追われます。
それを考えると、できるだけマニュアルを見ずにコマンドが打てた方が良いです。
例えば「表領域の作成」「プラガブルデータベースの作成」「RACデータベースの作成」など、マニュアルを見なくても空でコマンドを打てたり、設定できたりすることを目指してください。
RACもスタンバイデータベースも、Cloudコントロールも何回も作るべきです。1回では覚えきれなかったりスピードがでなかったりすると思います。

特に試験準備では想像していなかったエラーや、問題(オプション・機能)が出ることが多々あると思います。
そのため、チェックリストなどから想像できることは、スムーズに!何もみなくても!できるぐらいが良いでしょう。
想定外のために時間を残せるようにしてください。

最後に

あとはやる気です!
限られた情報から、如何に準備(実機演習!マニュアル確認!実機演習!演習の中でエラー対応)をするかです。
自分に負けないよう、やれることはやりきって試験にのぞみましょう!

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