5
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【ORACLE MASTER Platinum DBA 2019 実技試験】(2) 合格への道:学習方法

Last updated at Posted at 2024-03-06

目指せ!ORACLE MASTER Platinum DBA 2019合格

- ORACLE Certified Master DBA 2019 -

まずは最初の記事をチェック!
試験概要

オラクルマスター Platinum DBA 2019(Oracle Certified Master)を目指す方に、合格者の観点からアドバイスを送ります。
当然守秘義務がありますので、主に試験概要ページから参照可能な情報の読み解き方のアドバイスになります。
何回かに分けていきたいと思います。

試験概要ページ

全体目次

第1回:試験概要
第2回:学習方法(インストラクターのアドバイスを読み解く)★本記事です
第3回:実機演習環境を整える
第4回:試験範囲の予想(Platinum試験とGold試験)
第5回:練習問題1 PDBの作成
第6回:練習問題2 表領域の管理
第7回:練習問題3 リカバリカタログの管理 
~ ネタがあれば続けていきたい ~

「2. インストラクターのアドバイス」を読み解く

2.インストラクターのアドバイス とは

以下は試験概要ページから引用しています

・最低でも3~4年の Oracle 技術者経験を有すること。5年以上の経験が望ましい。
・「必要最低限のスキル」に記載されているすべてのスキルを必ず有すること。
・試験中に製品ドキュメントを使用して、構文などを確認できるように準備しておくこと。
 (ドキュメントをまたがる検索はできない。)
・GUI ツールでの設定方法だけでなく、必ずコマンドラインによる設定方法についても準備しておくこと。
 タスクによっては GUI ツールを使用できない。
・すべての試験内容トピックについて、十分に実機練習しておくこと。
・試験のタスクリストは概念的な要件で記述されている。
 その要件を実現するために、何を構成すべきかを判断し、必要なコマンドを実行する必要がある。
 試験合格のためには、特に長年の経験と実機練習が極めて重要である。

すべてのスキルを必ず有すること

・「必要最低限のスキル」に記載されているすべてのスキルを必ず有すること

試験範囲に関する情報は「3.必要最低限のスキル」「J.試験内容チェックリスト」が主な情報源になります。
それについて、「すべて」「必ず」と強い表現がされています。
これらの中から出題されるというより、これらすべて出題されるともとれますね。

そうであればこの2か所に記載の内容は「すべて」「実機で」行えるようにしなければなりません。
それが「最低ラインです」

ドキュメントの使用

・試験中に製品ドキュメントを使用して、構文などを確認できるように準備しておくこと。
(ドキュメントをまたがる検索はできない。)

このことから試験中に製品ドキュメントが参照できることを想像できます。
19c(Database)のドキュメントは以下にあります。
試験範囲にはCloud Controlも含まれるため、別のドキュメントも必要です。

試験中にマニュアルを見ることができそうですが、安心してはいけません。
調べたい機能・オプションがどのマニュアルに記載されているか知っていなければ、試験中に調べきることはほぼ不可能と思います。

マニュアル数はDatabaseだけで100を超えています。
1つのマニュアルで1000ページを超えることも普通です。
「ドキュメントをまたがる検索はできない」とあるため、調べたい機能・オプションが100を超えるマニュアルのどれに記載されているのか、知っておかなければならないでしょう。
マニュアルをみたことがない機能・オプション、忘れてしまった内容を、100を超えるマニュアルから探し出すのは困難です。時間が足りなくなります。

試験中、マニュアルを参照可能だが初見の機能を調べきることはかなり難しい。
チェックリストの内容はどのマニュアルのどのページに記載されているか「すべて」記憶しておくこと。

実機で設定を行う練習以外にも、その機能についてマニュアルを探す訓練も行うことをお勧めします。

GUIツールの利用

・GUI ツールでの設定方法だけでなく、必ずコマンドラインによる設定方法についても準備しておくこと。
 タスクによっては GUI ツールを使用できない。

各種設定にGUIツールを使うこともできそうです。
ただし、GUIツールを使うことができなタスクもあるとのこと。
基本的にはコマンドで実機操作できるようにしておく。
なおかつ、あまりマニュアルを見ずにできるようにしておくことが必要です。

また、試験概要をみると以下の記載もあります。

★をつけたものがGUIツールです。
これらを使える問題が出るかもしれないですね。
別の記事で紹介しますが、Enterprise Managerで●●をするという問題がでそうな情報もあります。

以下の Oracle モジュールの使用についてのスキル。(ただし、以下のリストは必要なスキル全てを網羅しているわけではない。)   
Recovery Manager
★Oracle Net Manager
★Oracle Net Configuration Assistant
Listener Utility
OMS
★ASM Configuration Assistant
★Database Configuration Assistant (DBCA)
DGMGRL
★SQL Developer
★Oracle Enterprise Manager 13c Cloud Control に精通していること。

普段、SQL Developerや、Cloud Controlなどで、DB管理をされる方もいらっしゃるかもしれませんが
使えない問題もありそうということで、基本的にはコマンドでの対応方法を確認しておきましょう。

実機演習をやってやってやりまくる!

・すべての試験内容トピックについて、十分に実機練習しておくこと。


試験範囲(チェックリスト)の内容をすべて実機でできるように!
必須です。最低ラインです。スタート地点です。

チェックリストの内容はあまり具体的ではないため、それだけで試験範囲の内容が理解できるかというと難しいと思います。
そのため、チェックリストから想像できることをまず出来るようにするは必須です。
そのうえで実試験では、凝ったオプション問題や、変わった機能を使った問題も出てくると予想すべきです。

では何をやりましょうか?
例えばPlatinum試験のチェックリスト(例:アプリケーションの管理)に該当する
Gold試験の範囲をすべて出来るようにしておくのはどうでしょう?
Gold試験は試験対策本などが充実していますよね。

なぜその機能を使うのか理解しておくこと

・試験のタスクリストは概念的な要件で記述されている。
 その要件を実現するために、何を構成すべきかを判断し、必要なコマンドを実行する必要がある。
 試験合格のためには、特に長年の経験と実機練習が極めて重要である。

試験のチェックリストには「表領域の作成」と具体的にOracle機能が想像できるものの他に
「SQL 文のチューニング」「適切なスキーマ・オブジェクトの作成」など抽象的なものもあります。

「このSQLチューニングしてください」という問題があると仮定すると、
その問題に対してOracleのどの機能を使用するかは自分で判断する必要がありそうです。


状況をもとに何をするか判断できなければならない

1つヒントにできそうなのは、Goldの試験範囲です。以下が公開されています。
Platinum試験と同じSQL文のチューニングという項目がありますが、Goldの試験範囲はさらに明細化されています。
全く一緒のものが出題されるわけではありませんが、1つヒントになりそうですよね。
このあたりの機能をみておきましょう。

Platinum試験とGold試験の試験範囲読み解きは別の記事で公開予定です。

ORACLE MASTER Platinum 試験チェックリスト

SQL文のチューニング

ORACLE MASTER Gold 試験チェックリスト

SQL文のチューニング
・Oracleオプティマイザの理解
・SQLチューニング・アドバイザの使用
・オプティマイザ統計の管理
・SQLアクセス・アドバイザの使用
・SQLチューニング・プロセスの理解

5
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?