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【ORACLE MASTER Platinum DBA 2019 実技試験】(7) 練習問題3 リカバリカタログの管理

Last updated at Posted at 2024-07-28

目指せ!ORACLE MASTER Platinum DBA 2019合格

- ORACLE Certified Master DBA 2019 -

まずは最初の記事をチェック!
試験概要

オラクルマスター Platinum DBA 2019(Oracle Certified Master)を目指す方に、合格者の観点からアドバイスを送ります。
当然守秘義務がありますので、主に試験概要ページから参照可能な情報の読み解き方のアドバイスになります。
何回かに分けていきたいと思います。

全体目次

第1回:試験概要
第2回:学習方法(インストラクターのアドバイスを読み解く)
第3回:実機演習環境を整える
第4回:試験範囲の予想(Platinum試験とGold試験)
第5回:練習問題1 PDBの作成
第6回:練習問題2 表領域の管理
第7回:練習問題3 リカバリカタログの管理 ★本記事です
~ ネタがあれば続けていきたい ~

本記事の前提

オラクル社公式サイトで公開されているPlatinum試験のチェックリストと、
GoldおよびPlatinumなどの公開された学習コンテンツ、ドキュメント等からの予想問題になります。
実試験の内容とは一切関係ありません。

試験勉強するときの考え方

Platinum DBA 2019 実技試験は、その名のとおり「実技」です。
試験勉強には、実機での演習がかかせません。
試験対策問題集はリリースされていないため、自分で練習問題を考えていく必要があります。

それではチェックリストの「リカバリカタログの管理」に関するマニュアルをみてみましょう。

参考ドキュメント
Oracle Database 19c バックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド(13 リカバリ・カタログの管理)

ここではチェックリストの「リカバリカタログの管理」を見ていきたいと思います。
リカバリカタログとは何か?どう使っていくかは、学習したうえで、
マニュアルのサンプルを問題仕立てにしたいと思います。
バックアップリカバリや、リカバリカタログのマニュアルはかなり幅広いです。

マニュアルをみてみると、7項もあります。

13.2 リカバリ・カタログの作成
13.3 リカバリ・カタログへのデータベースの登録
13.4 リカバリ・カタログへのバックアップの追加
13.5 仮想プライベート・カタログの作成および管理
13.6 リカバリ・カタログの保護
13.7 ストアド・スクリプトの管理
13.8 リカバリ・カタログのメンテナンス
13.9 リカバリ・カタログの削除

以下はマニュアルの記述を問題文形式にした練習問題です。

練習問題

こちらも前記事と同じく、1問あたり3分以内を目指してください。
早いものは1分とかからないはずです。

練習問題1.

・リカバリカタログを保存するための表領域「tools」を作成してください。
 サイズやその他オプションは、リカバリカタログとして必要な設定で作成してください。

練習問題2.

・リカバリカタログ所有者用のDBユーザ「rco」を作成してください。
 デフォルト表領域は「tools」を使用します。
 リカバリカタログ所有者として必要な権限を与えてください。
 その際、「DBA」ロールを与えるのではなく、必要最低限としてください。

練習問題3.

・DBユーザ「rco」を利用して、リカバリカタログを作成してください。
 リカバリカタログは表領域「tools」に作成します。

練習問題4.

・リカバリカタログに、バックアップ対象のデータベースを登録してください。
 リカバリカタログを作成したデータベースとは異なるデータベースを登録します。

練習問題5.

・リカバリカタログに登録されたことを確認します。
 RMANコマンドで登録された表領域情報を表示してください。

練習問題6.

・データベースのフルバックアップを取得してください。
 バックアップ情報はリカバリカタログに保存するようにします。
 バックアップを取得する際にTAG情報「DB_FULL_BACKUP」を含めてください。

練習問題7.

・リカバリカタログに保存されたバックアップ情報を確認してください。
 練習問題6で指定したTAGのバックアップが存在することを確認します。

練習問題8.

・以下の処理を実行するストアドスクリプトを「full_backup」という名前で保存してください。
 ・データベースのバックアップを取得する
 ・アーカイブログも含める
・不要になったバックアップを削除する

練習問題9.

・保存されているストアドスクリプトの名前を表示してください。

練習問題10.

・ストアドスクリプト「full_backup」を実行してください
 バックアップが取得されたことを確認してください。

練習問題11.

・ストアドスクリプト「full_backup」を削除してください

練習問題12.

・練習問題10で取得したバックアップのOSファイルを別のディレクトリに移動してください。
 例)/u01/app/oracle/backup/xxx.bkp を /tmpに移動

 バックアップファイルを移動すると、リカバリカタログ内の情報と不一致となります。
移動したバックアップの情報をリカバリカタログに登録してください。

考え方のまとめ

リカバリカタログの管理に関するマニュアルはかなり多岐にわたります。
上記練習問題では、流れで実行できるような内容をチョイスしたため
VPDやカタログ情報のメンテナンスは、あまり問題に含めていません。
練習問題以外の内容もあわせて確認をしておいてください

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