はじめに
**Oracle Cloud Infrastructure Advent Calendar 2021**の4日目の記事になります。
2021年12月3日より、Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2021 Associate試験の日本語版が提供されました。
正確な試験IDは**「1Z0-1085-21-JPN」**となるようです。
ファンデーションレベル(入門レベル)の試験なので、AWSでいうとクラウドプラクティショナー試験に相当するものだと思っていただければよいと思います。
受験料は12,540円かかるようなのですが、2022年3月31日までは受験料無料で受けられます。
また、3回まで受験できるので、不合格になることをそれほど気にすることなく気軽にチャレンジできると思います。
ということで試験開始日の12月3日に早速受験しましたので、受験レポートを書きます。
筆者の知識レベル
AWSとGoogle Cloudについては、実務経験もありプロフェッショナルレベルの認定を受けています。
また、Azureに関しては、実務経験はほぼないですが入門レベルの試験に合格しています。
詳しくは過去に受験体験記を投稿してますので、よければご覧ください。
- 【体験記】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験(SAA)に合格する方法
- 【体験記】AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル試験(SAP)に合格する方法
- 【悲報】Google認定プロフェッショナルクラウドアーキテクト試験に不合格した件
- 【朗報】Google認定プロフェッショナルクラウドアーキテクト試験に2回目で合格した件(+勉強メモ)
- 【体験記】Azure Fundamentals試験(AZ-900)を受験した話
OCIに関しては、アカウントを作って少し触ってみた程度の知識しかありません。
その部分は別記事としてまとめています。
勉強方法
まず、**Oracle Universityのページを開きます。
ここで、「今すぐ学習を開始する」**をクリックします。
今回は、「Oracle Cloud Infrasturucture Foundation」になりますので、**「学習を開始する」**をクリックします。
学習コースが並んでいます。主に日本語の動画コンテンツです。
自信がある方は必要な部分だけを倍速で再生しつつポイントをチェック、自信がない方は、順番に見ていくのがいいと思います。
なお、動画の視聴や試験を受けるためには**「Oracleプロファイル」**というアカウントが必要になりますので、持ってない方は作りましょう。
動画を視聴しつつ、よくわからない部分は公式の**Oracle Cloud Infrastructureドキュメント**を読みました。
OCIは、AWSなどの他クラウドに比べれば少しマイナーなので、qiitaや個人ブログの日本語記事は少なめです。
その分、日本語の公式ドキュメントは読みやすく充実しているように感じます。
そして、勉強コンテンツの一部となっている**練習問題(24問)**を解いてみました。
練習問題を解いた感じ、1回目で8割以上は合ってたので、気楽に受験することにしました。
試験の申し込み
ある程度、動画コンテンツを視聴すると試験の申し込みができるようになります。
動画視聴は100%にならなくてもよいようですが、全部0%だと申し込めないっぽいです。
ちゃんと受験する試験が**「Japanese」となっていることを確認して、「Get Started」**をクリックします。
申し込み画面が出てきました。
ここで**「Begin Exam」をクリックして、いくつかの注意事項に同意すると試験が始められます。
なお、ファンデーション試験については、自宅からオンラインで受験可能です。
また、Webカメラによる試験監督によるチェックも行われない**ようです。
ちなみに、この上位のアソシエイト試験以降は、試験監督によるチェックや身分証の提示が必要で、試験で利用するSecure Browserのインストールなども求められるようです。
いざ受験!
試験時間は90分で55問、選択式になります。
大半の方は90分はかからず、半分くらいで終わると思います。
試験の難易度的にはそんなに難しいわけではなく、知ってるか知らないかで解ける問題が多いです。
また、OCIをよく知らなくても他のクラウドを知ってれば十分答えられる問題も多い印象でした。
結果は??
合格!
得点率は88%で50問中44問正解でした。
55問解いたはずなのですが、おそらくそのうちの5問は採点対象外(今後の試験で採用するかを決めるテスト問題のテストに相当)のもののようです。
なお、68%(50問中34問正解)が合格ラインになります。
ということで、ひとまず合格できてよかったです。
機会があればその次の**Oracle Cloud Infrastructure 2021 Architect Associate**の試験もチャレンジしてみようと思います。