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【体験記】Azure Fundamentals試験(AZ-900)を受験した話

Last updated at Posted at 2019-05-21

はじめに

2019年5月14日に試験 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals が日本語で提供開始されました。
ということで5月20日に早速受けてきました。
ググってもなかなか情報がなかったので、これから受ける人のために書き残しておきます。

どんな試験?

Azureの試験の中で一番初歩的な試験です。
AWSでいうクラウドプラクティショナーに該当する位置づけのようです。
合格するとMicrosoft Certified Azure Fundamentalsというのに認定されます。
試験料は$99と書いてありますが、申し込み時に確認すると13500円でした。

自分の知識レベル

私の知識レベルですがAWS、GCPはそこそこ詳しいです。
AWSはソリューションアーキテクトのアソシエイトプロフェッショナルの2つ、GCPはクラウドエンジニアクラウドアーキテクトデータエンジニアの3つに合格してます。
AWS、GCPの試験に関しては体験記を書いてますのでよければご覧ください。

ただAzureはほぼ触ったことありません。初学者です。

勉強方法

Azure の基礎ラーニング パスというページをMicrosoftが用意してくれています。
これにいくつか「知識チェック」「まとめ」というページに模擬試験っぽい問題があるのでこれをやりました。
Azureをたいして知らなくてもクラウドの一般的な知識があれば普通に解けるレベルです。

また、Qiitaの記事にあるAWS/Azure/GCPサービス比較をみてAzureのサービス名を覚えました。
AWS、GCPをある程度知っていればこれをみるのが理解が早いと思います。

申し込み方法

ここのページから「この試験の受験予約をする」をクリックします。
Microsoftアカウントでログインしましょう(持っていない人は作ってください)
氏名や住所などを入力したら「Continue to Pearson VUE」をクリックします。
Pearson VUEとはテストセンターを運営している会社のことです(AWS、Oracle、Ciscoなんかの試験もここです)

Pearson VUEのサイトに遷移するので、テストセンターの場所と日時を選びます。
私は都内のテストセンターで、試験を受ける前日の夕方に申し込みました。
GCPの試験(テストセンターはKryterionは)は全然空きがなく申し込みに苦労しましたが、こっちはガラ空きです。
支払いが済んだら受付完了のメールが来ると思います。

いざ受験!

会場には試験を受ける15分前に到着する必要があります。
身分証明書2点(免許証とクレジットカードでOK)が必要です。
また、本人確認のため顔写真を撮影されます。
あとから知りましたが、この顔写真はスコアレポートに印刷されます(なので変顔は不可)

PCの前に座り、最初の確認画面をみます。
制限時間60分設問数44問700点以上で合格
であることをこの時点で初めて知りました。

受験の結果

テストの詳細は書きませんが、かなり簡単に感じました。
AWSやGCPでも問われるようなクラウドの基本、Azureのサービス名、サポートや課金体系あたりを抑えておけばよいと思います。
制限時間は余裕で、20分もかからず回答が終わりました。
終了ボタンを押すとその場でスコアと合否がでます。
835点で合格でした。
受付で印刷されたスコアレポートがもらえます。

次のステップ

この次のカテゴリはAzure 管理者アソシエイツというもので、AZ-103:Microsoft Azure Administratorに合格すれば認定されるようです。
こちらも日本語で試験が提供されています。
受験するのにAZ-900に合格している必要はないようです。
70-533という過去の試験に合格している場合は、AZ-102という移行試験も用意されています(ただし2019/6/30に廃止)

さらにその上はAzure Solutions Architect Expertというもので、こちらはAZ-300:Microsoft Azure Architect TechnologiesAZ-301:Microsoft Azure Architect Designの2つに合格すると認定されるようです。
この記事執筆時点(2019年5月)で、AZ-300は英語版のみ提供されています。AZ-301は日本語版が提供されています。
(2019/8/31追記 AZ-300も日本語版が提供されるようになりました)

また、受験に際して下のカテゴリのAZ-103に合格している必要はないようです。
こちらも旧試験70-535に合格した人向けに、AZ-302という移行試験が用意されています(2019/6/30に廃止)

しかし、マイクロソフトの認定資格は条件が分かりづらいですね。
試験の番号もなんでこんな番号の付け方してるのか意味不明です。

機会があれば上位の試験も受けてみたいと思います。

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