忙しい人のためのPower BI Desktop Update
2018年9月アップデート情報のぼく的まとめです。
注意事項
- このまとめはPowerBI Blog(公式)の内容を紹介しています
- 9月の公式ブログURLリンクはこちら
- 内容は、個人的に解釈や試行を加えています
- 英語が不自由なので、訳や意味などを間違えている可能性があります。お気づきになりましたらご指摘いただけると嬉しいです。
- アップデート内容の網羅はしません。原則、「Reporting」「Analytics」「Modeling」、一部の「Custom Visual」に絞ります
- **作成したところから順次公開します。**途中で挫折してたらスミマセン・・・(´・ω・`)
Reporting
ドットプロットレイアウトのサポート
Dot plot layout support in scatter charts
散布図のX軸にカテゴリーフィールドをもってきて、ドットプロットチャートを作成できるようになりました。

これも比較的情報量が多い&正確な数値が分からないビジュアルになりがちなので、使用どころは注意ですが、
多カテゴリのデータから特徴的な個所をピックアップしやすい特徴がありますね。
テーブル、集計表からのコピー
Copy value and selection from table & matrix
テーブル、集計表のデータが、PowerBIでコピー、クリップボードに格納できるようになりましたよ、というお話。
まずはテーブル、集計表を作って値や列、行を選択。

「値のコピー」なら、選択している値のみをコピー、
「選択内容のコピー」なら、選択している行or列のデータを丸ごとコピーできます。

ちなみに、Ctrl + クリック で複数列・行の選択も可能です。
コピー結果は、以下のとおりモデリングの内容でペーストされます。
見たままのピボットされた形にはならないので便利ですね。

組み込みのレポートテーマ
Built-in report theme options
レポートテーマは今まで自分でjson作るか、このようなところからjsonダウンロードしてインポートするしか方法がありませんでしたが、
今回、組み込みのテーマが選べるようになりました。
ツールヒントの標準機能化
Report page tooltips generally available & Card support
ツールヒントがGAになりましたー。
ツールヒントの詳細はこちら。
分析・書式設定フィールドのアクセシビリティの向上
Accessibility improvements for analytics and formatting pane support
分析、書式設定フィールドがフォーカスされているとき、tabキーで項目選択、矢印やenter等で項目を選択できるようになりましたー。
キーボードを使って操作できるとこは今後も拡張予定みたいですね。
Analytics
集計の管理
Aggregations(preview)
集計された値をメモリに保存し、ビッグデータへのアクセスを高速に実行できるようになりました。
各テーブルのオプションに、「集計の管理」が表示されます。
ここを選択するとカラムごとに集計値を指定できるようになるのですね。

この集計の管理については私自身がWeb、データベースまわりに門外漢なこともありちょっと据え置かせていただきます。m(__)m
詳しい人がきっと詳細なメリットや使い方を紹介してくれると期待・・・w
Data connectivity
PDFファイルコネクタ
PDF file connector(preview)
TableauなどにあるPDFファイルの読み取りがPowerBIでも実現しました!(プレビュー)
と、いうわけで、政府統計オープンデータポータルサイトから、PDFで公開されている資料をサンプルにしてみました。
内容は富士山登山者数調査結果
PDFにはこんな集計表が掲載されています。

読み取ってみると・・・・

うん、悪くないですね!
表形式のものだけではなくて、色々な個所をテーブルとして読み取っているようです。
そのまま使うのは無理でしょうが、ここからはPowerQueryの出番ですね。
Data preparation
M言語インテリセンス
M intellisense(preview)
こちらも比較的待ち望まれていた機能、クエリエディター上でM言語(PowerQuery)のインテリセンスが機能するようになりました!
ただし、現時点では日本語入力に不具合が発生する事例があります。
私も日本語入力が正常にできていない状況です。
まだプレビューですので、今後、改善されていくと思われます。
おわりに
M言語のインテリセンスが来ましたね!まだ不具合がある&使いやすいとは言えない状況ですが、
これでPowerQueryも書きやすく・親しみやすくなるような気もします。
また、私の勉強不足でいろいろ端折ってしまった部分がありますのでご了承ください。
過去Update記事
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