はじめに

objective-cでつくったはいいけど使っていないクラスをswiftに書き換えてgithubにあげてみたので、そのクラスについて紹介したいと思います。自分はまだ使う場面がない（今のところ思いつかない）ので、あわよくばだれかに使ってもらえたらいいなと思います。(第六弾)

2019/04/21 せっかくなんでswift5.0対応しました
2019/10/16 せっかくなんでダークモード対応しました

GitHub

今回はこちらのクラスについて紹介します。

AMColorPicker

見た目

機能

３種類の方法で色を選択できる

Wheel	Table	Slider

使い方

画面を表示する

指定のViewControllerから遷移する

let colorPickerViewController = AMColorPickerViewController()
present(colorPickerViewController, animated: true, completion: nil)

初期選択の色を設定する

let colorPickerViewController = AMColorPickerViewController()
colorPickerViewController.selectedColor = UIColor.red

設定しない場合は白色になる

デリゲートを設定する

let colorPickerViewController = AMColorPickerViewController()
colorPickerViewController.delegate = self

色を選択すると下記のデリゲートが呼ばれる

protocol AMColorPickerDelegate: NSObject {

    func colorPicker(_ colorPicker: AMColorPicker, didSelect color: UIColor)
}

Modal

Wheel	Table	Slider

Push

Wheel	Table	Slider

Popover

最小の高さは380です。（380以下だとレイアウトがくずれます...）

Wheel	Table	Slider

Dark Mode

Wheel	Table	Slider

いずれかのViewのみ使いたい場合

それぞれのピッカーはViewで分かれているので一部のみの使用も可能

例. Wheelのみ使いたい場合

xibにカスタムクラスを設定

初期選択の色を設定する

@IBOutlet weak var colorPickerWheelView: AMColorPickerWheelView!
colorPickerWheelView.selectedColor = UIColor.red

設定しない場合は白色

デリゲートを設定する

@IBOutlet weak var colorPickerWheelView: AMColorPickerWheelView!
colorPickerWheelView.delegate = self

色を選択すると下記のデリゲートが呼ばれる

protocol AMColorPickerDelegate: NSObject {

    func colorPicker(_ colorPicker: AMColorPicker, didSelect color: UIColor)
}

TableとSliderも同様の方法で使用可能。

つくったきっかけ

ある日、HSV色空間というものを知った。意味はよく理解できなかったが、これを使えば座標で色が指定できると思った。あのよくみる円のカラーピッカーがつくれるんじゃないかと思いWheelをつくった。その後、どうせならXcodeのカラーピッカーに近づけようとTableとSliderをつくった。

使わなかった理由

使う機会がない
つくってから思ったが、アプリ内で色を選択したい場面というのがあまりない。(今のところは遭遇していない)

さいごに

以上の理由から今のところは使用していませんが、もしかしたら今後使う場面があるかもしれません。アプリ内で色選択したい場合ってどういうときだろう?画像編集とかお絵描きアプリとか?...あまり思いつかない。

私はほぼObjective-Cしか使ったことがないペーペーのプログラマーなので記事内容やgithubのコードにおかしなところがあればご指摘いただければ幸いです。

カラーピッカーをつくってみた(swift)