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Realmを使ってTODOアプリを作ってみよう!/ Swift(Realmの使い方、初級編)

Last updated at Posted at 2019-02-16

スクリーンショット 2019-02-16 19.13.15.png
realmDark.jpg

🍀まえがき

■書いてあること

Realmに挑戦してみたので、簡単なアプリの作り方をメモ
ちなみにRealm=レルムらしい👍

■下記の症状に効能があります

  • とりあえずサクッとRealm触ってみたい
  • とりあえず最低限の実装で基本を理解したい

■この記事の特徴

初心者でも内容が分かりやすいようになってます。
変数は英語で命名するのがセオリーですが、あえて全部日本語にしてます(それでも動きます)
xcode 10.1 swift 4.2 (2019年2月現在)

■主な流れ

  • プロジェクトの作成
  • cocoapodでrealmを追加
  • ストーリーボードの設定
  • モデルクラスの作成
  • セルクラスの作成
  • ViewControllerの実装
  • 完成!

🛠本編

◼️プロジェクトの作成

  • とりあえずSingleViewAppを選択
  • 今回のプロダクトネームは「TestRealm」にしました スクリーンショット 2019-02-16 14.18.25.png

◼️cocoaPodsでRealmを追加

*cocoapodの導入方法はこちらを参照
https://qiita.com/pekocalypse/items/b80f6c343355a872dde6

1:cocoapodを入れるのは超簡単下記のコマンドを入れるだけ

<!-- cocoapodsをインストール -->
$ sudo gem install cocoapods

<!-- バージョンを確認 -->
$ pod --version
1.6.0

<!-- ライブラリを引っ張ってくるレポジトリを追加 -->
$ pod setup
Setting up CocoaPods master repo
Setup completed

2:先ほどのTestRealmプロジェクトフォルダに移動して、CocoaPodsを初期化しPodFileを作成しましょう

$ cd ~/TestRealm
$ pod init

すると、こんな感じでPodfileが作成されます
スクリーンショット 2019-02-16 15.38.04.png

3:作成されたPodfileを編集しましょう

編集は、viで編集してもエディターで編集してもokです。


<!-- 初期状態 -->

# Uncomment the next line to define a global platform for your project
# platform :ios, '9.0'

target 'TestRealm' do
  # Comment the next line if you're not using Swift and don't want to use dynamic frameworks
  use_frameworks!

  # Pods for TestRealm

end

<!-- 編集してこんな感じにしましょう -->

target 'TestRealm' do
  use_frameworks!
  pod 'RealmSwift'
end

4:Realmをインストールします

$ pod install
Analyzing dependencies
Downloading dependencies
Installing Realm (3.13.1)
Installing RealmSwift (3.13.1)
Generating Pods project
Integrating client project

すると、プロジェクトフォルダにがこのように変化します

スクリーンショット 2019-02-16 15.59.42.png

5:xcodeでプロジェクトを開き直しましょう

realmを入れた後は、TestRealm.xcodeprojではなく、TestRealm.xcworkspaceからプロジェクトを開きましょう
スクリーンショット 2019-02-16 16.03.13.png

◼️ストーリーボードの設定

  • view上部にテキストフィールドを配置します(ReturnKeyをDONEにしました)
  • テーブルビューとセルを設置します(セルのidentifireはテストセルにしました)
  • テーブルビューのdatasouceを紐付けました(今回はdelegateはいりません)
  • 今回はこの2パーツだけを使用します

スクリーンショット 2019-02-16 17.27.02.png

*この辺の詳細はこちらの記事をご参照ください
👨‍💻SwiftでTableViewを使ってみよう

◼️モデルクラスの作成

  • Realmに保存したいデータの項目とデータ型を定義します
  • 今回は、TODOの項目名だけを文字列で保存します
  • まずはプロジェクトにただのswiftファイルを追加します
  • 名前はTodoModel.swift にしました
  • ファイルを作成後、下記のように内容を編集します
  • importが大事なので注意です!
  • 記入直後は、xcodeから赤い警告が出ますが、一度buildすると消えますのでご安心ください
TodoModel.swift
import Foundation
import RealmSwift

class TodoModel: Object{
  @objc dynamic var 項目名: String? = nil
}

◼️ViewControllerの実装

先に完成品です

ViewController.swift
import UIKit

// ①・・・RealmSwiftをimport
import RealmSwift


class ViewController: UIViewController , UITextFieldDelegate {


  //テキストフィールドとテーブルビューを紐付け
  @IBOutlet weak var テキストフィールド: UITextField!
  @IBOutlet weak var テーブル: UITableView!

  // ②・・・作成したTodoModel型の変数を用意。<TodoModel>という書き方はいわゆるジェネリック
  //Realmから受け取るデータを突っ込む変数を準備
  var アイテムリスト: Results<TodoModel>!



  override func viewDidLoad() {
    super.viewDidLoad()

    // ③・・・Realmをインスタンス化
    // Realmのインスタンスを取得
    let Realmインスタンス1 = try! Realm()

    // ④・・・Realmのfunctionでデータを取得。functionを更に追加することで、フィルターもかけられる
    // Realmデータベースに登録されているデータを全て取得
    // try!はエラーが発生しなかった場合は通常の値が返されるが、エラーの場合はクラッシュ
    self.アイテムリスト = Realmインスタンス1.objects(TodoModel.self)
  }


  // 追加ボタンを押したら発動
  @IBAction func 追加ボタン(_ sender: Any) {

    // モデルクラスをインスタンス化
    let インスタンス化したTodoModel:TodoModel = TodoModel()

    // テキストフィールドの名前を突っ込む
    インスタンス化したTodoModel.項目名 = self.テキストフィールド.text

    // Realmデータベースを取得
    // try!はエラーが発生しなかった場合は通常の値が返されるが、エラーの場合はクラッシュ
    let Realmインスタンス2 = try! Realm()

    // ⑤・・・Realmインスタンスからaddを叩くと、データベースにレコードが追加される
    // テキストフィールドの情報をデータベースに追加
    try! Realmインスタンス2.write {
      Realmインスタンス2.add(インスタンス化したTodoModel)
    }

    // テーブルリストを再読み込み
    self.テーブル.reloadData()
  }


}


extension ViewController: UITableViewDataSource {

  func tableView(_ tableView: UITableView, numberOfRowsInSection section: Int) -> Int {
    return self.アイテムリスト.count
  }

  func tableView(_ tableView: UITableView, cellForRowAt indexPath: IndexPath) -> UITableViewCell {

    // TodoModelクラス型の変数を宣言
    let セル:UITableViewCell = tableView.dequeueReusableCell(withIdentifier: "テストセル", for: indexPath)

    // 取得したTodoリストからn番目を変数に代入
    let アイテム: TodoModel = self.アイテムリスト[(indexPath as NSIndexPath).row];

    // 取得した情報をセルに反映
    セル.textLabel?.text = アイテム.項目名

    return セル
  }
}

Point①

  • RealmSwiftをインポートしましょう。これをしないとRealmが使えないよ!

Point②

  • 事前に作成したモデルクラスを使って、Realmから取得したデータ一覧を突っ込む変数を用意しよう!

Point③

  • Realmをインスタンス化して、Realmのfunctionを叩けるようにしよう!

Point④

Point⑤

  • writeでトランザクションを開始して、addで項目を追加

📱完成!

  • 早速buildしてみましょう
  • 項目を追加した後に、アプリを終了して、再起動してください
  • 再起動時に、追加した項目が表示されていれば、データの永続化が出来ています!

スクリーンショット 2019-02-16 19.18.02.png
18_25.jpg

🎊🤸‍🎉Congratulations!🎉🤸‍🎊

完成したら、コメントに「ワッフルワッフル」と叫んでください😆✨

📱📱📱サンプルはこちら📱📱📱
https://github.com/TD3P/TestRealm

📗参考資料

🌟ご指摘大歓迎🌟

正直、全然理解できてないです。
ここちゃうで!!っていうとこあったら、教えてもらえると嬉しいです!!

NextStage!

🎉TODOアプリを作ってみようシリーズ

📱Swiftで簡単なTODOアプリを作ってみよう
https://qiita.com/TD3P/items/8f474358d1dd789557f3

📱SwiftでTableViewを使ってみよう
https://qiita.com/TD3P/items/cafa8e20029047993025

📱Swiftでカスタムセルを再利用したTODOアプリを作ってみよう
https://qiita.com/TD3P/items/116a2199b1f872ac6471

📱SwiftでCoreDataを使ったTODOアプリを作ってみよう
https://qiita.com/pe-ta/items/89203ccc72d964277818

📱SwiftでRealmを使ったTODOアプリを作ってみよう
https://qiita.com/TD3P/items/616e0dbd364179ca284b


📱Flutterで基本のTODOアプリを作ってみよう
https://qiita.com/pe-ta/items/b3b7458059c1fd7efcf0

📱Flutterでページ遷移するTODOアプリを作ってみよう
https://qiita.com/pe-ta/items/e547c4cf460319f5093c

📱Flutter x Firestore で気軽に永続化してオラオラする方法
https://qiita.com/pe-ta/items/ccd49fc396b063a821af

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