技術書典7とは
技術書典7 とは、2019/09/22(日)に開催された、日本最大の「技術書」オンリーの即売会です。
池袋サンシャインシティ2F, 3Fでの開催となり、なんとサークルは600超。
いろいろなジャンルの技術書が集まり、1日で1万人近くの動員数を記録するイベントです。
書いている人について
様々な組織・現場でチームビルディングやふりかえりを広めています。
IT現場だけでなく、様々な業界に対して、ふりかえりを広める活動をしています。
著作として「ふりかえり読本シリーズ」があります。
技術書典7では、新刊「ふりかえり読本 実践編」を頒布いたしました。
この記事について
この記事は、技術書典7で本を出した人間による、ふりかえり記事です。
今後の自分のためという点が一番大きいですが、これから本を出そうとしてみたいという人にも、何か残せれば幸いです。
これまで、技術書典関連の記事は以下を書いています。
- 技術書典6 お34 プロジェクトマネージャ保護者会のご紹介
- 技術書典6でソフトスキル・エンジニアリングスキル関係の書籍を発行するサークル一覧(パワーアップ版)
- 技術書典6 書籍を出すまでをふりかえる(執筆編)
- #技術書典 7 でソフトスキル・エンジニアリングスキル関係の書籍を発行するサークル一覧(ジャンル別)
- #技術書典 7 をふりかえる(宣伝編)
ふりかえりの手法は「フラクタル」+「YWT」の形式でふりかえります。
(ふりかえり手法に興味のある方はリンク先にて確認してください。手法を知らなくても読めるようになっています。)
また、この記事は「執筆編」です。
執筆にまつわる色々を書いていきます。
ふりかえりの構成
技術書典7に関する活動を時系列順に並べ、その活動ごとにYWT(やったこと、わかったこと、つぎやること)を付箋で貼っていきます。また、最後に、技術書典7全体をFun/Done/Learnによってふりかえりを行います。
以下のようなイベントがありました。
太字の部分をこの記事でふりかえりしていきます。
- 「ふりかえり読本」執筆について
- 「ふりかえりチートシート」執筆について
- 「ワンストップ目標設定」寄稿について
- 「VUIデザインガイドブック」校閲&レビューについて
- 「チームが知るべき37のこと」校閲&レビューについて
- 技術書典マイページでの宣伝
- Twitterでの宣伝
- 推し祭りDの陣での宣伝
- その他の宣伝
- 道具の準備
- 09/21 XP祭り2019
- 09/22 技術書典7
- 09/22 非公式アフター
イベントのふりかえり
イベント別にふりかえりを行います。
「ふりかえり読本」執筆について
すべての始まりはここから。yycr2019というアジャイルコーチの集いで、「イイ感じのふりかえり方法考えてみよう」というネタで50分くらい話してみたんです。それまでは「次のネタは問題解決編かなー」と思っていたのですが、なかなかやる気が出ないなぁと。このyycr2019で色々なコーチと話しながら、ふりかえりを広く広めるためには、「型」にはめる、というのもアリだなと思い立ったのです。
そうして、今回は「型」をテーマにした「読み進めればそのままふりかえりがうまく始められるような本」をテーマに、書いていくことにしました。
また、もう1つ本を書く上で重要なファクターになった「読み進められる」という部分。
凄くありがたいフィードバック!
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 9, 2019
こういう書評を出してくれるのって凄く嬉しいです。
ページが長いアクティビティは今どこにいるのか分からなくなるのはその通りですね。次の本でカイゼンしよう https://t.co/wmyRtOjS2W
@yappy0625 さんの書評が凄くいい示唆を私に与えてくれました。
「ふりかえり読本」シリーズはリファレンスとしての使い方を想定しており、「場づくり編」「学び編」ともに、以下のような構成になっています。
- 最初の1~3章:基礎理論
- それ以降:手法集
「読本」といいつつ、読み物としての使い道は序盤しかなかったわけです。**"単調に感じる", "解決したい問題が分からない"**といった指摘はもっともで、恐らく意識的にこの本を現場で使おうと思っている人以外(新しく読んでくれている人)には読みづらいのだろうなと感じました。
私も薄々わかっていたものの、言語化して指摘いただいた方がいたことで、今回の本は「読本」として読んでも面白い内容にしたいな、と考えました。
#技術書典 7で発売する新刊を校閲(体裁・校閲・内容について)またはレビュー(内容についてのレビュー記事)していただける方を募集中です。
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 5, 2019
興味ある方はDM下さい。
(まだ1文字も書いていないのですが自分を追い込むために募集します。)
最初に、8/5に校閲&レビュー依頼をお願いしました。TwitterやFacebook等から計10名の方に読んでいただけることになり、8/31までに原稿を渡すことをコミットします。
完全に締め切り駆動型執筆の動き方です。
ちょっと余裕あるので、執筆中原稿レビューします。
— おやかた@9/22技術書典お41C (@oyakata2438) August 22, 2019
pdfにコメントつけて返します
50p半日くらいをベストエフォートで。
全体の構成とか、こんな例があった方がわかりやすいかもとか、そういった辺りをコメントできるかと。
細かい技術話には立ち入れないかもですが
リプ、DMください #技術書典
また、おやかたさん(@oyakata2438 )のTweetに乗っかり、レビューをしていただくことに。非常に迅速なレビューをいただき、助かりました。
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 19, 2019
ふりかえり読本 新刊
1500文字 12ページ。進捗2%。
とりあえず夏休み中に書けず、今書き始めたので、1番ハードルの高いスタートは切れました。
これから加速します。
そして、8/19に書き始めます。お、遅い…
ここから、24日間、130時間、264ページの執筆の旅が始まります。
書いていくときは、すでに私の頭の中にあるものをアウトプットする形式で進んでいきます。これまで培ってきた経験や、自分でメモしていた内容、撮っていた写真など、それらを複合しながら誤字脱字は気にせずガリガリ書き出していきます。
そうして、書きながらイメージを膨らませていきます。
普段、私がファシリテートしながら伝えていることを文書化しているので、私のふりかえりを知っている方は、読んでいるだけで「あぁあの話か」とイメージが湧くレベルの記載になっているかな、と。
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 20, 2019
逆に、全く知らない人にどう刺さるかは別途検討しないとですね
「序文」を書いてると
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 19, 2019
「うわーこれ絶対いい本になるぞー」とテンション上がる。
名著の予感...!とか思いながら毎回本書いてるのですが、世の中の物書きさんはみんなそんな感じなのかしら?
序文を書いて名作の予感を感じたり
1つの型で25ページ近く書いてるので、8つの型を書くと200ページですねこれは
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 21, 2019
序盤の説明入れたら250ページになるやつじゃないですかーやだー
150ページくらいという見積もりは何だったのか
3日目にして、初期見積もりの150ページを超えるということが発覚して250ページに見積もりを修正したり(結果的に近いページ数になりました)
#技術書典 7のタイトルが決まってきました。
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 21, 2019
まだ仮ですが、イメージは大筋固まっています。
「ふりかえり読本 実践編~型からはじめるふりかえりの守破離~」
お楽しみに!
タイトルが決まったりします。仮タイトルと言いつつ心の中ではほぼ確定していたりします。
「守破離」の考え方はすごく好きで、これまでも守破離をテーマにしたスライドをいくつか作成していました。
守破離の型、と考えた時に、これまでの300を超える様々な現場でのふりかえりの実践経験から、8つの型になるということは頭の中に入っていたため、内容は苦も無く進んでいきます。
もう1つ、本を書く上で意識したこと。
それは、インクリメンタルな執筆 です。
・残りの2つの型を書く
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 23, 2019
・理論・説明を埋める
・校閲
--リリース可能
・他者による校閲&フィードバック
・体裁
--リリース可能
・残り3つの型を書く
・校閲
--リリース可能
残りはこんな進め方かな。インクリメンタルに行こう
普段の仕事と同様、執筆もアジャイルにやれるでしょう、と思い立ってやってみたらうまくいきました。ふりかえりの8つの型のうち、よく使われる型は5つ。そこは確実に書き上げて、いったんリリース可能な状態にして、そのリリース可能な状態を保ちつつ拡張していくという戦略をとります。
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 22, 2019
アンケートです。
新刊では、ふりかえりの型集(いろんな型を、そのまま使ってみていろいろ学べる)を発売予定です。ページ数と値段について、どれが欲しいですか?
いずれにせよ現場でがっつり使えることは保証します。
値段帯についてもアンケートを取ってみました。
このまま内容をフルに詰め込むと、250ページを超えることはわかっていたので、どれほどの文量&値段が皆の望みなのかな、と。アンケートに回答していただいた方の殆どが私のフォロワーかつふりかえり実践者なのもあるのですが、皆が求めるのは**「300pを超えてもいいからとにかく想いを詰め込め」**ということなのでしょう。
インクリメンタルな執筆を続けつつ、目標は8つの型をすべて書ききる、という方向でほぼほぼ確定していきます。
とはいえ不安はありました。
「どれくらい手に取ってもらえるか」ってまた別の問題なのですよね。価値を元々感じてくれていた人は、金額をあまり気にしないかもしれませんが、ふと立ち寄った人が「おおいいじゃん買ってみよう」になるのは金額帯が違うイメージ。
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 22, 2019
3000円ってそもそも手を出してくれるのか、も分かりません。。
本を書きながら自分の成長を感じたりもしています。
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 24, 2019
6日間で25時間で5万文字書いてて、本3冊目にしてだんだん熟達してきた感ある
今回の本の特徴としては、いろんな人にパワーを貰っているところ。
「きこりのジレンマ」を紹介しようとしていたのですが、以前からまつさん(@mty_mno )の「きこりのジレンマ」の漫画は研修等で使わせていただいており、今回の本にも是非載せていただけないかなーと思い、相談。
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 25, 2019
「ふりかえり読本 実践編」ではテスターちゃんの「木こりのジレンマ」とのコラボが実現…!@mty_mno さん、ありがとうございます。
(実は、ふりかえりの研修でも何度か使わせていただいています)
テスターちゃんは今回落選してしまったとのことですが、新刊を楽しみにしております。 pic.twitter.com/FvKF0qP9Il
そうして、8/26。公開日に合わせてデザインが完成します。
前作と同じく、超絶かっこいいデザインをデザイナの佐々木亮さんが提供してくれました。
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 26, 2019
ふりかえり読本 実践編の仮デザイン!
デザイナーさんと現在やりとり中ですが、このデザインお気に入りです。
私のふりかえりの実践経験をもとに、ふりかえりの「型」を再構築したガイドブックになります。現場のお供に!
忘れないようにサークルチェック!https://t.co/EbrtBMt1Oo pic.twitter.com/qPUYXZhI0S
これまでの色が「そういやポケモン御三家だなー」と思いつつネタにしてみたり。
(ちなみに私は第1世代(緑青黄)しかやってません)
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 26, 2019
ポケモン御三家を想起させる3色。
(緑)ふりかえりの円滑化
(青)成長を加速させる
(赤)型を提供
です。ほとんど記載内容の重複がないように書いてますので、どれを使ってもチーム力を高める一助になるはずです。
全部揃えると、総計60を超えるアクティビティを学べます。 pic.twitter.com/fI3LLfnc2n
そんなこんなで執筆は順調に進んでいったのですが悲劇が起こります
はねられた、、、
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 28, 2019
右手が、、執筆が、、、
車にはねられました。
(ちなみにこのツイートは跳ねられたあと、救急車と警察を自分で呼び、待っている間にダメージの少ない左腕でツイートしてます)
Good
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 28, 2019
・はねられても頭がすぐ回って救急車呼べた、警察呼べた
・各所にすぐに連絡取れた
・ツイートとかしながら頭の冷静さを保ってた
Bad
・夜道で黒い服着てた
・「さすがに突っ込んでこないやろ」って思い込みがあったら突っ込んできた
跳ねられてもふりかえりしている。
わかったこと
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 28, 2019
・思った以上に、周りの人が動かない。目の前で人がはねられてても、車降りて駆け寄るとか救急車呼ぶとかした人はいなかった模様
・警察呼ぶと、ついでに救急車も呼んでくれるっぽい(今回は平行で呼んだ)
・夜間診療だと診断書はもらえない
我ながら逞しい精神だと思います。
つぎやること
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 28, 2019
・事故見かけたら自分が速攻で警察呼ぶ。たぶん、事故があっても迅速に判断して動ける。(過去4回警察のお世話になってるし、今回も当事者なのに頭回ってたし、慣れてる)
・完全に停止してない車は信用しない
跳ねられても頭が回っているのはふりかえりを日々やっているお陰だと思います。
そんなこんなで、執筆に大きな穴が開いてしまいました…。
今回は、自分のベロシティを図るためにもデータを取っていたのですが、ここにも悲劇が起こります。
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 29, 2019
校閲に時間をかけつつも、徐々に徐々に完成に近づいてきました。
基本の型の第3章までを校閲完了したため、現在書きかけの第7章までは校閲ブーストがかかるはず。はず…。 pic.twitter.com/ky0YnrJEBw
会社のVDI(Virtual Desktop Infrastructure)で執筆活動をしていたのですが、基盤障害によりVDIのデータが8/22まで旧戻りしました。
基盤移行の前にデータを退避していたので、原稿データだけは巻き込まれずに済んだのですが、集計データが吹っ飛び、途中から集計をつけなおす気が起こらなくなりました。
データの保存には気を付けましょう。
多分、原稿データが吹っ飛んでたら心が折れてました。
色々ありつつも8/31にはいったんリリース可能な状態に。
そこから、章を増やす前に体裁を整えていきます。
ここでは matsubaさん(@a093_jp )に色々と体裁を助けてもらいつつ進めていきます。
#技術書典 7
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) September 1, 2019
劇的Before → After
校閲により可読性がグググっとup中。
そして終わらぬ校閲に疲労中。 pic.twitter.com/Ie07srs5XF
実話を話したりして適度にストレスを抜きつつ、執筆活動は続きます。
皆さん知っていますか?
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) September 3, 2019
100ページくらいの技術同人誌を書いていると、240ページくらいの技術同人誌が書き上がります。(実話)#技術書典 https://t.co/TQBZ23k22Q
そして、完成。
#技術書典
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) September 9, 2019
ようやく、ようやく、全ページ完成しました。
これから最終推敲に入ります。
全260ページ、ふりかえりとむきなおりの知見をこれでもかと詰め込んだ、エンジニア全員に読んでほしい本です。
ページ数は多いでが、内容はその分詰まりに詰まってます。https://t.co/EbrtBMt1Oo pic.twitter.com/BElZhUpr7Y
24日間で130時間にも及ぶ戦いが終わりました。
寝る時間を削り、土日を削りつつ戦うこととなりました。
1か月130時間残業相当のダメージなので、かなりバテバテです。
いただいた指摘は400件超です。
校閲指摘に対しては逐次対応していきました。
皆さんの指摘があったからこそ、素晴らしい本が出来上がったのだと思います。
ここまで執筆をしてわかったこと。
- 執筆に関して
- アジャイルな進め方は執筆でも可能。むしろそのほうがよい
- 前回の2倍以上の執筆時間。その分クオリティは高い
- 全体構成の見やすさは重要(章節番号)
- 中身の見やすさもとても大事。こだわりはいろんな人に聞いてみたい
- 事故ったときでも、すぐに思い浮かぶのは締め切りのこと
- 校閲&レビューについて
- 人によって観点が全然違う
- 内容についての指摘
- 誤字脱字についての指摘
- 書き方についての指摘
- 校閲してもらえればしてもらうほど読みやすいいい本に
- どの段階で校閲してもらえるかによっても違う
- レビューはとてつもなく嬉しい
- ただ、レビューにはもっと前もって臨むこと
- 人によって観点が全然違う
- 校閲&レビューのお礼の本の発送について
- SmartLetterは264ページはギリギリ入る
- SmartLetterの発送は2-3日かかる
そして、これがつぎにやることです。
- 執筆について
- 早めの執筆開始(今からでも書き始める)
- 1か月前には入稿を済ませられるようにする
- pdfのナビゲーター作成(電子書籍の使いやすさ向上のため)
- 校閲&レビューについて
- 校閲していただく段階を分ける
- 同等の指摘を避けつつ品質を上げる
- 多くの人にレビューしてもらう
- 校閲していただく段階を分ける
遅くとも10月中には新しい執筆を開始したいと思います。
次回作にもご期待ください!
一人打ち上げはもちろん
飲むお酒は勿論守破離です。 pic.twitter.com/9QfscmUWbu
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) September 13, 2019
「ふりかえりチートシート」執筆について
【やったこと】
ふりかえり読本 場作り編の付録として添付しているふりかえりチートシートです。
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) August 9, 2019
次の本ではチートシートの最新版と、アクティビティの選び方にも言及しようと思っています。 https://t.co/zkphicWnA6
8/9時点で、ふりかえりチートシートを出そう、ということは決めていました。というのも、様々な現場でふりかえりチートシートを使っていただいている話は聞いており、「最新版はないの?」とちょいちょい聞かれていたためっです。これまで頭の中にあるだけの状態だったものを、今回の本に合わせてアウトプットしよう、ということを決めます。
ただ、このチートシートの作成にかなり苦戦することになります…。
- 5hで作成
- pptxで作成
- アクセアで発注
- typo
本当にギリギリの戦いになりました。
なんとかアウトプットできてよかった。
分かったことです。
- ぎりぎりでおまけを作るのはよくない(品質的に)
- pptxでも意外と行ける
- デザイン力が上がっている
- ノンデザイナーズデザインブックのおかげ
- 印刷してみてからtypoに気づくのは遅すぎる…
- ぎりぎりで作ってたので気力がなかった
- 意外と安い
- 次回は大きなサイズでチャレンジしてもよいかもしれない
- これ目当てで来てくれた人も
次回もオマケは検討してみようと思います。
あとは、追加で色々やった内容について触れていきます。
「ワンストップ目標設定」寄稿について
【やったこと】
- 技術書典6のあとにおやかたさんに声掛け
- 執筆のslackに入ったもののぎりぎりまで筆が乗らず放置してしまった
- 執筆期限4時間前から執筆開始
- 5ページ書き上げ
【わかったこと】
- とりまとめしてくれてるおやかたさん凄い
- もともと書こうと思っていた内容はわりと書ける
- 自分のスタイルがあんまり共著に向くスタイルじゃない
【つぎやること】
- 食指が動いたらまた混ぜてもらう
「VUIデザインガイドブック」校閲&レビューについて
【やったこと】
- 体裁・内容の校閲
- 感想のレビュー&Twitter発信
- 宣伝ツイートのリツイート
【わかったこと】
- すごく丁寧に作られていた
- 内容についてほとんど指摘がなかった(出せなかった)ほど作りこまれていた
- 読みながら興味をそそられたし、何よりリフレッシュできた
【つぎやること】
- 次回も校閲・レビューの機会があればやる
「チームが知るべき37のこと」校閲&レビューについて
【やったこと】
- 内容の校閲・レビュー
- 本の作り方を教える
- 発注の仕方を教える
【わかったこと】
- 本を作る仲間が増えて嬉しい
【つぎやること】
- どんどん広げていきたい
おわりに
執筆編はここまでです。
宣伝編、イベント編と続く予定ですが、気力があれば。
ふりかえり自体は終わっているのであとはoutputのみなのですが、時間を捻出しながらやっていきます。
outputして次回に繋げることがとても大事ですからね。