はじめに
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE8
第一章 Javaの基本
第二章 Javaのデータ型の操作
第三章 演算子と判定構造の使用← イマココ!!
第四章 配列の作成と使用
第五章 ループ構造の使用
第六章 メソッドとカプセル化の操作
第七章 継承の操作
第八章 例外の処理
第九章 Java APIの主要なクラスの操作
分岐処理について
分岐処理をするための構文としてif文とswitch分の2つがある
if文
if文には以下の3種類がある
・if
・if-else
・if-else if-else
if
if (条件式) {
//条件に一致した時に実行される処理
}
if-else
if (条件式) {
//条件に一致した時に実行される処理
} else {
//条件に一致しなかった時に実行される処理
}
if-else if-else
if (条件式) {
//条件に一致した時に実行される処理
} else if (条件式) {
//条件に一致した時に実行される処理
} else if (条件式) {
//条件に一致した時に実行される処理
} else {
//条件に一致しなかった時に実行される処理
}
if文の中括弧「{}」については、省略が可能である
//中括弧を省略した場合、if直下の一文だけ、条件が合致した際の処理として扱われる
if (false)
System.out.println("A");
System.out.println("B");//Bのみ表示
//以下と同じ
if (false) {
System.out.println("A");
}
System.out.println("B");
switch文
条件によって分岐するif文に対し、switch文は値によって、処理を分岐する
switch (条件式) {
case 値 : 処理
break; //breakを書かないと、合致した処理が実行されてもswitch文から抜けずに、それ以降も実行されてしまう
case 値 : 処理
break;
default : 処理 //defaultは、どの条件にも合致しなかった場合に実行する。なくてもいい。
break;
}
switch文は条件式が戻す値と一致するcase式を実行する
なお、条件式が戻せる値とcase値の型には制限がある
条件式で戻せる型
int型以下の整数型とそのラッパークラス
| 基本型 | ラッパークラス |
|---|---|
| char | Character |
| byte | Byte |
| short | Short |
| int | Integer |
文字と文字列
・String
挙列型
・enum
※doubleやfloatといった浮動小数点を扱う型やbooleanは含まれない
case値で使用できる型
case値として使用できる値は、次の条件を満たす必要があります。
・条件式が戻す値と同じ型か互換性のある型である
・定数であるか、コンパイル時に値を決めることができること
・nullでないこと
三項演算子
//構文
真偽値式 ? trueの場合に実行する処理 : falseの場合に実行する処理
val = A ? B : C
----------------------------------------------
//ネストした場合
変数 = 式A ? 式Aがtrueの場合の式
: 式B ? 式Bがtrueの場合の式
: 式C ? 式Cがtrueの場合の式
: すべてfalseだった場合の式
リンク集
【Javaの基本①】クラスの構造
【Javaの基本②】パッケージとインポート
【継承の操作②】インターフェース
【Javaのデータ型の操作①】プリミティブ型のデータ・参照型
【演算子と判定構造の使用①】論理演算子(&&、||)、同一性(==)、同値性(equals)
【演算子と判定構造の使用②】分岐処理(if、swich)
【配列の作成と使用】
【ループ構造の使用】while文、do-while文、for文、拡張for文
【メソッドとカプセル化の操作①】メソッドの概要
【メソッドとカプセル化の操作②】オーバーロード、コンストラクタ
【継承の操作①】クラスの継承
【例外の処理】
【Java APIの主要なクラスの操作】