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DeeperAIでClaudeを使う/Mac編(1):DeeperAIとは・DeeperAIとClaudeで何ができるか

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Last updated at Posted at 2026-10-17
DeeperAI

シリーズ:DeeperAIでClaudeを使う

  • Mac編(1):DeeperAIとは・DeeperAIとClaudeで何ができるか ← いまここ
  • Mac編(2):セットアップとAIの設定
  • Mac編(3):操作・機能(準備中)
  • iOS編(1):iPhoneでDeeperAIを使う(準備中)

はじめに

Claudeを使う、いろいろな方法

Claude(クロード)は、Anthropic が開発しているAIです。ChatGPT と同じような大規模言語モデルで、文章を読んで答えたり、アイデアを整理したり、コードを書いたりできます。

Claudeを使うには、いくつかのルートがあります。

ルート アクセス方法 料金プラン
🌐 Web claude.ai(ブラウザ) Free / Pro / Max
⌨️ CLI / IDE 拡張 Claude Code(ターミナル・VS Code 等) Pro / Max(サブスク内、追加料金なし)
🔑 API キー(自分で契約) サードパーティアプリ(DeeperAI 等)に自分の API キーを設定 Anthropic と直接契約・使った分だけ従量課金
🔑 API キー(アプリ提供) アプリが用意した API キーをそのまま使う アプリ側の料金(無料枠・月額など)。Anthropic との契約は不要

Claudeを使う、いろいろな方法

DeeperAI(iOS・iPadOS)は「APIキー」ルートに対応しています。無料枠と月額プランではアプリ提供のキーで使えるので、Anthropic と契約しなくても始められます。自分の API キー(買い切り版)を設定して使うこともできます。Mac版はこれに加え、CLI(claude CLI)もバックエンドとして選べます。 セットアップと選び方は次回の記事で詳しく説明します。

DeeperAIの構造:ツリーとフォルダ

DeeperAIは、ツリー構造でテーマを管理するアプリです。

テーマ(ノード)
├── サブテーマA
│   ├── サブサブテーマA-1
│   └── サブサブテーマA-2
└── サブテーマB

ノードにはメモを書けるほか、ファイルを添付できます。添付ファイルは、ツリーの階層に対応したフォルダに自動で保存されます。DeeperAI上の整理と、Finder上のファイル整理が自然に一致するのが特徴です。

SS-A01: DeeperAIのツリーとFinderのフォルダ階層の対応図
左がDeeperAIのツリー、右が同じ階層をFinderで開いたところ。フォルダは、チャットや添付ファイルを通したテーマから順に作られます(図では「ツール選びと環境準備」まで)。図中の DeeperAI.dpai は、DeeperAI のデータファイルです

このアプリで何ができるか

中心にあるのは「ひとつのテーマを決めて、AIと一緒に深掘りしていく」という使い方です。ここでは「AI活用」——Claudeをうまく使えるようになりたい、という漠然としたテーマ——を例に、ツリーが育っていく様子を順を追って説明します。

1. テーマを決めて、サブテーマに分ける
まず、取り組みたいテーマをひとつ作ります。最初は「AI活用」くらい漠然としていて構いません。そのテーマにはどんな要素が含まれるか、どんなステップが必要か——を考えて、サブテーマとしてぶら下げていきます。下の図は「AI活用」の下に「何から始める?」を作り、さらにその下に3つのサブテーマを並べたところです。左がツリー、右に選んでいるテーマの概要(タイトル・メモ・ステータス)とサブテーマの一覧が表示されます。

SS-A02: 「AI活用」→「何から始める?」→3つのサブテーマ、というツリーと概要ペイン

2. 絵文字で見分ける
テーマには絵文字を付けられます。ツリーが育ってくると、絵文字があるだけでテーマを探しやすくなります。タイトルの左にある四角いボタンを押すと、絵文字のピッカーが開きます(よく使う絵文字を登録しておけます)。その右下にある小さな青いキラキラ(✦)マークのボタンを押すと、タイトルに合う絵文字をAIが提案してくれます。下の図では、「AI活用」には自分で 🤖 を選び、「何から始める?」はAIに任せたら 🚀 になりました。

SS-A03: 絵文字を自分で選ぶ(左)/AIに提案させる(右)

3. さらに深掘りする
サブテーマのサブテーマ、そのまたサブテーマ……と、気になるところを掘り下げていけます。ツリー構造なので、どこまで掘っても全体の中での位置を見失いません。

4. サブテーマが思いつかなければ、AIに提案させる
「このテーマ、何から手をつければいい?」というときは、「サブテーマを提案」ボタンでAIにサブテーマを提案させることができます。提案は右側の「AI提案」欄に並び、「採用」を押すとそのままサブテーマとして追加されます。図1の3つのサブテーマも、実はこうしてAIの提案5件から3件を採用したものです。残りの2件はまだ提案欄に残っていて、あとから採用することも、×で消すこともできます。

SS-A04: 採用済みのサブテーマ3件(左)と、AI提案欄に残っている2件(右)

5. テーマごとにAIとチャットする
テーマ・サブテーマそれぞれの画面にチャットがあります。開いているテーマの内容がAIに渡るので、そのテーマにフォーカスした対話ができます。ひとつの長いチャット履歴から話題を探し直す必要がありません。下の図は「ツール選びと環境準備」を開いて、「DeeperAIで使いやすいのは?」と短く聞いたところです。

SS-A05: サブテーマ「ツール選びと環境準備」を開いた状態でのチャット(右)とメモ(中央)

6. メモで前提や目的を伝える
テーマにはメモを書けます(上の図の中央、「メモ」欄)。前提や目的をここに書いておくと、AIがそれを踏まえて答えてくれます。毎回チャットで同じ説明を繰り返さなくて済みます。

7. AIの回答を、添付ファイルやサブテーマとして保存する
チャットで「表にして資料として保存して」「サブテーマ案として出して」のように頼むと、AIが作った成果物が「チャットからコンテンツが届きました」というダイアログで届きます。文書なら「添付ファイルとして保存」、ツリー構造の案なら「サブテーマとして取り込む」を選ぶだけで、そのままツリーに残ります。会話が流れて消えるのではなく、ツリーに蓄積されていきます。

SS-A06: 「チャットからコンテンツが届きました」ダイアログ。文書が届いたとき(左)とサブテーマ案が届いたとき(右)

たとえば「何から始める?」で「AIを使い始める人向けの4週間カリキュラムを、サブテーマ案として出して」と頼むと、回答に並んだ第1週〜第4週が、そのままツリーの中に「AI活用入門」というサブテーマとして取り込まれます。

SS-A07: チャットの回答(左)が「AI活用入門 › 第1週〜第4週」としてツリーに取り込まれたところ(右)

8. 添付ファイルや図を、ビューワーで見る
添付したファイルや、AIが作った文書は、ビューワーウィンドウで表示できます。下の図は、7 で保存した比較表(AIサービス比較.md)を、テーマの「詳細」タブの添付欄から開いたところです。

SS-A08: 添付欄(左)から比較表をビューワー(右)で開いたところ

図が欲しいときは、AIに「図にして、ビューワーで見せて」と頼むこともできます。ファイルとして保存せず、その場で見るだけ、という使い方です。

SS-A09: AIが作ったmermaid図をビューワーに表示したところ(右はそのときのチャット)

9. 続きから始められる
やりとりの結果はすべてツリーに残るので、次に開いたとき、どこまで進んだかが一目でわかります。使うほどツリーが積み上がっていきます。

10. 同じツリーをiPhone / iPadでも開ける
DeeperAIのデータは、ツリー全体が1つのファイル(DeeperAI.dpai。SS-A01のFinderに写っているもの)にまとまっています。このデータファイルをiCloud Driveのフォルダに置いておけば、iPhone / iPadのDeeperAIから同じファイルを開くだけで、Macと同じツリーを共有できます(同時に編集できるのは1台ずつで、別の端末が開いている間はその旨が表示されます)。電車の中でiPhoneからチャットしてメモを追加し、帰ってからMacで続きを深掘りする、という使い方もできます。

SS-A10: iPhoneで同じ「AI活用」ツリーを表示した画面

「AI活用」の例では、最初の漠然としたテーマから、AIに相談しながら「何から始めるか」を決め、カリキュラムまで作ってもらいました。ここから先は、Claudeを「先生」にして週ごとのレッスンを受ける——という形になります。企画を練る・調べ物をまとめる・仕事の段取りを考える——テーマを決めて深掘りするものなら、同じ流れで使えます。操作の場所と、この記事で触れなかった機能は、Mac編(3)で説明します。


他にできること

テーマの深掘りだけでなく、DeeperAIにはいくつかの機能があります。ここではざっと紹介します。

AIがWeb情報を定期収集する(アンテナ)

テーマごとにウォッチしたいトピックを登録しておくと、AIが定期的にWeb検索して収集してくれます(頻度は6時間ごと〜手動のみから選べます)。登録直後に初回の収集が走り、2回目以降は前回との差分だけが「アップデート」として溜まっていきます。結果はテーマの「アンテナ」タブとダッシュボードにまとまり、残しておきたいものは添付ファイルとして保存できます。

SS-A11: ダッシュボードのアンテナタブ。登録したトピックと初回の収集結果

AIがツリーを編集・整理する

チャットから「この配下を整理して」「このメモを子ノードに分解して」と頼むと、AIがツリーの編集そのものを代行します。変更は1件ずつ承認制なので、意図しない編集が入ることはありません。


おわりに

DeeperAIは、「Claudeをアプリとして使う」ための選択肢のひとつです。ブラウザのclaude.aiとの最大の違いは、会話の文脈がツリーに残り、次回もそこから続けられることです。

次の記事(Mac編(2))では、インストールからAPIキーの設定までを、その次(Mac編(3))で操作の場所と、この記事で触れなかった機能を説明します。


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