1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

DeeperAIでClaudeを使う/Mac編(4):スケジュールとシステム連携

1
Last updated at Posted at 2026-10-26

シリーズ:DeeperAIでClaudeを使う

はじめに

(3)までで、テーマを作り、AI と深掘りし、結果を添付やサブテーマとして残すところまで進みました。この記事では、テーマに**「いつまでに」「何の後に」「誰が」**を持たせる使い方を説明します。後半では、それを Mac のカレンダー・リマインダー・連絡先・通知とつなぎます。

内容は次のとおりです。

  1. 期日・開始日・見積もり(タスクの基本)
  2. 前提テーマと、ダッシュボードの「スケジュール」タブ
  3. サイドバーの期日リスト
  4. リソース(人・企業)
  5. システム連携(カレンダー・リマインダー・連絡先・通知)

1. 期日・開始日・見積もり

スケジュールを持てるのは、種別が タスク のテーマです((3)3 節の種別)。テーマの詳細画面で次の 3 つを設定します。

  • 期日 — 完了させたい締め切り
  • 開始日 — 作業を始める日。「日付指定」のほか、前提テーマがあれば**「完了次第」**(前提が終わったら始める)にもできます
  • 見積もり — 作業にかかる期間の目安。単位は時間・日・週・ヶ月

SS-D01: タスクのテーマに期日・開始日・見積もりを入れたところ

3 つの組み合わせがおかしいときは、画面が警告します。

  • 開始日が期日より後になっている
  • 開始日に見積もりを足すと、期日を超える
  • 開始予定日を過ぎているのに、まだ着手されていない

見積もりは「ヶ月」を 30 日として換算します。

2. 前提テーマとスケジュールタブ

2-1. 前提テーマを設定する

テーマの詳細画面に「前提テーマ」欄があり、「設定」を押すと選択画面が開きます。このテーマは、前提が完了するまで始められないという関係を表します。前提にできるのは 1 つで、循環する指定(A の前提が B、B の前提が A)は弾かれます。

SS-D02: 前提テーマの選択画面

2-2. ダッシュボードの「スケジュール」タブ

ツリーで何も選んでいないダッシュボードに、「スケジュール」タブがあります。前提テーマの関係に参加しているテーマだけを、前提の深さごとに左から右へ並べ、矢印でつないで表示します。左端が「何の後でもない」テーマで、右へ行くほど後続です。前提を 1 つも設定していなければ「前提テーマが設定されているテーマがありません」と出ます。

SS-D03: スケジュールタブ。前提チェーンが左から右へ並ぶ

各カードには、テーマ名、開始日と期日、状況を表す色が付きます。

  • 緑 — 完了
  • 赤 — 期日を過ぎている。または、これを前提とする後続が期日に追われている
  • 黄 — 今から見積もり期間を足すと、期日を過ぎてしまう
  • 青 — 通常(進行中は濃い青、前提がある未完了は薄い青)
  • 灰 — 未着手(定義済み)

「クリティカルパス」について: アプリのヘルプはこのタブを「クリティカルパスをグラフ表示」と呼びますが、見積もりから最長の経路を計算して強調する機能ではありません。実体は、前提の連なりを一覧できる依存関係の図に、期日と見積もりに基づく赤・黄の警告色を重ねたものです。「どれが遅れると後ろ全部が詰まるか」を目で追うための図と考えてください。

3. サイドバーの期日リスト

サイドバーの下部に、期日のある未完了のテーマが期日の昇順で並びます。1 件もなければ、この欄ごと出ません。

  • 🔴 期限超過(「3日超過」のように日数つき)
  • 🟠 当日
  • 🟡 7 日以内

テーマをクリックするとそのテーマへ移動するので、毎朝ここを見て「今日触るテーマ」を拾う使い方ができます。

SS-D04: サイドバーの期日リスト

4. リソース(人・企業)

「リソース」は、テーマに関わる人・企業です。担当者、取引先、レビュー依頼先などを、テーマに紐付けるために使います。

  • 種別 — 「人」と「企業」の 2 種類
  • 付け方 — テーマの詳細タブのリソース欄で、新規作成するか、既存のリソースを追加します。同じリソースを複数のテーマに付けられます
  • 連絡先から追加 — 連絡先連携(5-3)を有効にすると、macOS の連絡先から選んで追加できます
  • 一覧 — ダッシュボードの「リソース」タブに全リソースが並び、リソースごとに紐付いたテーマの一覧が見られます。「○○さんに関わるテーマはどれか」がここで分かります
  • 削除 — リソース自体を削除すると、すべてのテーマから外れます(確認が出ます)

SS-D05: ダッシュボードの「リソース」タブ

ここでいうリソースは「人・企業」であり、工数や設備の負荷を計算する機能ではありません。スケジュールタブにも、リソースの空き状況を考慮する仕組みはありません。担当者を見える化して、AI に「○○さんが担当のタスクをまとめて」と頼める、という位置づけです。

5. システム連携

設定 › システム連携 に、次の 4 つがあります。どれも macOS の許可ダイアログが出るので「許可」を押してください。

5-1. カレンダー

オンにすると、期日を設定したテーマをカレンダーのイベントとして追加できます。テーマの期日エリアの「カレンダーに追加」ボタンを使います。追加後は同じ場所が「カレンダーで確認」に変わり、押すとカレンダー App でそのイベントが開きます。

  • 追加先は、既定ではカレンダー App のデフォルトカレンダーです。別のカレンダーを使いたければ、設定で指定します
  • Google カレンダーを使いたい場合は、先にカレンダー App に Google アカウントを追加してください(システム設定 › インターネットアカウント)
  • チャットでも頼めます。「今週期日が近いタスクを一覧にして」「期日超過しているテーマを教えて」「カレンダーの今日の予定を見せて」「○○のテーマをカレンダーに追加して」

SS-D06: 設定 › システム連携 › カレンダー連携

5-2. リマインダー

オンにすると、チャットで「このテーマをリマインダーに追加して」「明日 9 時にミーティングのリマインダーを設定して」と頼めます。

5-3. 連絡先

オンにすると、リソース追加時に連絡先から人を選べます(4 節)。チャットでも、「担当者が設定されているテーマを一覧にして」「連絡先から○○さんの情報を調べて」と頼めます。

5-4. 通知

許可すると、期日が近いテーマが macOS の通知で届きます。通知の対象は少し限られています。

  • 期日と見積もりの両方が設定されていること(最遅着手日=期日−見積もりが計算できるテーマ)
  • 開始日がまだ設定されていない、未完了のテーマ
  • 通知が届くのは最遅着手日の 2 日前。たとえば期日が 20 日、見積もりが 5 日なら、最遅着手日は 15 日で、13 日に「着手が必要なテーマがあります」と届きます

つまり「そろそろ始めないと間に合わない」を知らせる通知で、開始日を入れたテーマには届きません。

6. つまずきポイント

  • スケジュールタブが空 → 前提テーマを 1 つも設定していません(2-1)。期日だけでは載りません
  • サイドバーに期日リストが出ない → 期日のある未完了のテーマが 1 件もありません(3)
  • 開始日と期日の警告が消えない → 見積もりを足した終わりが期日を超えています(1)。見積もりか期日を見直してください
  • 通知が来ない → 通知の許可、期日と見積もりの両方、開始日が空であること、を確認してください(5-4)
  • カレンダーに追加できない → 設定 › システム連携 › カレンダー連携 がオフか、許可されていません(5-1)
  • 連絡先から追加の選択肢が出ない → 連絡先連携がオフです(5-3)

おわりに

まとめると、

  • 種別「タスク」に、期日・開始日・見積もりを持たせる
  • 前提テーマでつなぐと、ダッシュボードの「スケジュール」タブに依存関係の図が出る(赤・黄の警告色つき)
  • サイドバーの期日リストが、毎日の入口になる
  • リソースで「誰のテーマか」を紐付けられる。ただし負荷の計算まではしない
  • カレンダー・リマインダー・連絡先・通知は、設定 › システム連携 でつなぐ
1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?