はじめに
今日(11/30)「AWS Certified Alexa Skill Builder - Specialty」資格(以降AXS)に受かりました。
Alexaの開発を業務でやっている人はあまりいないかもしれませんが、試験としてはあまり難しくないので、頭の体操としては良い経験になったと思います。
誰かの役に立てば幸いです。
ちなみにAlexa資格は2021年3月末をもって終了となるようなので、欲しい人はお早めに。
※過去の記事
AWS SAAに受かった話
AWS SOAに受かった話
AWS DVA(とCLP)に受かった話
AWS SAPに受かった話
AWS SCSに受かった話
AWS ANSに受かった話
AWS DBSに受かった話
AWS DASに受かった話
獲得スコア
|受験日|スコア/合格点/満点|結果|
|:--|:--|:--|:--|
|2020/11/30|873/750/1000|合格|
試験中はあまり自信なかったですが、思ったより取れました。
勉強に使った教材
Alexa道場
AlexaはBlackbelt等の資料が無くなかなか勉強しにくかったですが、AWS公式の下記ウェビナーがかなり役に立ちました。
(Alexa開発の基本的な部分を解説しているウェビナーですが、試験自体も基本的なことしか出ないのでそのまま試験対策になる、というイメージです)
Alexa道場ガイダンス
https://developer.amazon.com/ja-JP/alexa/alexa-skills-kit/get-deeper/webinars
上記以外だと、公式の模擬試験とサンプル問題も実試験に近い形式なので、解説も含めて普段以上に読み込んでおくと良いと思います。
試験の所感
- 難易度はLinuc(LPIC) Lv1ぐらい
- コマンド入力問題が無い分それよりも低いかも
- Alexaを開発する上での基本的な用語を理解しているかが問われる
- インテント
- サンプル発話
- 呼び出し名
- スロット
- ダイアログ
- セッションアトリビュート(永続アトリビュート)
- などなど
- AWSのサービスについても問われるが、Lambdaについては多少細かい程度
- 意図したインテントや発話が呼ばれない場合の対処
- デバッグ方法(インテント履歴やCloudwatchの見方など)
- ビルドインのスロットが提供されているが、足りない場合は追加も可能
- 構成としては、「ユーザー→Alexa→スキル(Lambdaなど)」
- Lambda以外を使う場合は、構成要件を満たす必要がある(HTTPSで通信を暗号化する等)
- スキル関連のオブジェクト(画像等)はパブリックに公開(読み取り)する必要がある
- Alexaタイムアウト問題
- Lambdaを使っている場合はLambdaのタイムアウト問題もある(いつもの)
- オーディオファイルの制約
- 使えるのはMP3のみだが、MP3の中でも制約がある(ビットレートなど)
- スキル開発~リリースの流れ
- リリース時には認定があり、必要な機能が含まれているか、Alexaのポリシーに違反していないかなどを審査される
- 基本的には公開済みのスキルを直接修正することはできない(緊急のバグ修正などは例外)
- 試験が始まった2019年当時と2020年現在では、Alexaホスティングスキルの制約が変わっている
- 今回の試験では出なかったが、おそらく2019年の制約が適用されているはず
- 使用可能言語:node.jsのみ(2019年)→今はPythonも利用可能
- 永続アトリビュート保存先にS3しか使えない(2019年)→今はDynamoDBも利用可能